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スポンジの除菌にも! 主婦が知っておきたい電子レンジの“ウラ技”3つ

  • 2017.8.30
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今や欠かせないキッチン用品となった電子レンジ。あなたの家にもきっと、備えられているでしょう。

さて、ここで質問です。

あなたはその電子レンジを、いつも何に使っていますか?

「え? 冷めた料理や飲み物を温めてるけど……」

「固い野菜を茹でる前なんかに下ごしらえに使ってるけど、ほかに使いみちでもあるの?」

そうなんです。電子レンジは、調理以外のさまざまなシーンでも役に立つスグレモノ。

今回は、目から鱗がポロリと落ちる電子レンジの“ウラ技” を3つ紹介しましょう!

●(1)台所スポンジの除菌

衛生面が気になる水回り。特に、いつもジットリ濡れている台所スポンジは雑菌の温床になりがちです。

でも、いちいち煮沸消毒をするのは面倒くさいですよね。だからといって、漂白剤に頼るのもちょっと怖い……。

そんなときこそ役に立つのが、電子レンジなんです! 実は、電子レンジで台所スポンジは簡単に除菌することができるんですよ。

【手順】
・1……スポンジに食器用洗剤を揉み込み、押し洗いする。
・2……スポンジについた洗剤をしっかり洗い流す。
・3……水気を軽く絞る。
・4……水分が残った状態で、電子レンジで約1分加熱する。
・5……よく冷ましてからスポンジを取り出し、水気を絞って乾燥させる。

レンジにかけると、スポンジに残った水分が加熱されて熱湯消毒と同じ状態になります。だから、スポンジがすっきり除菌できるというわけですね。

『一番注意すべきなのは、最後にスポンジの水分を絞るとき。スポンジの表面が冷めていても、中の水がアツアツの熱湯ってことがよくあるんです。気付かずにうっかり絞っちゃうと、とっても危険。取り出す前にはスポンジ表面だけでなく、内側まで冷めているかを確認 しましょう』(40代女性/主婦)

●(2)固まった砂糖をサラサラに

「あ、お砂糖使おう♪」

そう思ってシュガーポットを覗いたら、中の砂糖がガチガチに固まっている……そんなことってありませんか?

気づくといつの間にかできている、この砂糖玉。湿気と乾燥を繰り返すことで、どんどんカチコチになってしまうんです。

フォークで力いっぱい潰しにかかっても砂糖玉が崩れないときは、電子レンジのこんなウラ技が役に立ちます。

【手順】
・1……固まった砂糖を、耐熱皿に乗せる。
・2……ラップをせず、30秒〜1分ほど加熱する。
・3……レンジから皿ごと取り出し、フォークでそっと崩す。

たったこれだけで、ガチガチに固まっていた砂糖玉もサラサラに!

原理はいたって簡単。熱を加えることで、砂糖玉の原因となっていた湿気をジュワっと一気に飛ばすことができるからなんですね。

『塊の大きさや固さによって、加熱の時間は大きく変わります。レンジ内の様子をよく見ながら、まずは短い時間から 試すのがおすすめ。私は加熱しすぎて、砂糖をベタベタに溶かしてしまったことが何度かあります(苦笑)』(30代女性/主婦)

●(3)小さくなった石けんが復活!?

最後に紹介するのは、驚きのこんなウラ技。

なんと、小さくなってしまった石けんを、大きく復活させる方法があるんです。

【手順】
・1……大きめの耐熱皿に、小さくなった石けんを置く。
・2……10秒〜30秒ほど加熱する。

するとどうでしょう、見る間に石けんがモコモコに膨らみ始めるではありませんか!

小さかった石けんは、あっという間に巨大な泡状の塊に大変身。

これなら、最後までキッチリ使いきることができます。さらに変身後の石けんは、泡立ちも大幅にアップしているんです。

いいことずくめのマル秘テクですが、経験者からはこんな注意点が。

『石けんは加熱を始めると、みるみるうちに10倍以上のサイズまで膨らみます。四角いまま大きくなるのではなく、入道雲のように四方八方にふくれあがるんです。初めてトライするなら、まずは本当に小さい石けんひとかけら から挑戦してください。使うお皿はできるだけ大きく、深さのあるものがいいでしょう』(40代女性/会社員)

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今回は電子レンジのウラ技3つを紹介しました。

どれも毎日がちょっと便利になる技でしたが、実際に行うときにはくれぐれも安全に気をつけて。

・決まった手順をしっかり守る
・加熱は短時間から試す
・加熱中はレンジ内部の様子から目を離さない
・異常を察したらすぐに加熱をやめ、早めに扉を開く

思わぬ事故やトラブルを防ぐためにも、上記のポイントはきちんとおさえておきましょうね。

●文/パピマミ編集部
●モデル/神山みき(れんくん)

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