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猫に学ぶ、ツンデレの魅力

  • 2017.8.28
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猫の性格と言えば「ツンデレ」という言葉を思い浮かべる人が多いでしょう。

ツンデレとは、ツンツンとした素っ気なさとデレっと甘えるという二面性を持つ性格のこと。

勝手・我が儘と言われてしまうこともありますが、ツンデレには人を惹き付ける力があります。

猫のツンデレから、その魅力について考えてみましょう。

狩猟本能をくすぐる「ツン」

猫は自由気ままな動物です。

「撫でてちょうだい」と喉をゴロゴロ鳴らしながらすり寄って来た猫を撫でていたら、ある時点で急に「シャー!!!」と猫パンチをくらってしまった、という経験がある方も多いのでは?

人間であれば、例えばさっきまで会話が弾んでいたのに急にだまりこくってしまったり、好きなのに「嫌い!」と言いながら逃げていくような状況に似ています。

こんなふうに態度を変えられると、ツンツンしている時に人は何故か構いたくなってしまう心理状態になります。

逃げて行く獲物を追いかけたくなる、狩猟本能をくすぐられるんですよね。

ただし、ツンツンしている猫を構うと更に怒られるのが現実。

構いたくても程々にしておいたほうが良いでしょう。

リラックスモードの可愛い「デレ」

猫がデレデレしている時はリラックスしている時です。

安心して母猫に甘えているような気分になっています。

動物が意志を伝えるための仕草を「カーミングシグナル」と言いますが、目を細めて見つめてくるのは愛情表現のカーミングシグナル。

もしあなたにこのシグナルを送ってきたのなら、喜ばしいことに猫があなたを慕っている証拠です。

人間も、甘えられる相手は信頼できて心を許せる人ではありませんか?

普段は仕事などで頑張っている人も、リラックスしている時は信頼できる誰かに甘えて素直な自分を出しやすくなります。

つまり、猫でも人でも「デレ」た姿が見られるのは信頼されている人だけの特権なのです。

ツンデレ猫は人を惹き付ける

このように、人は「ツン」の時に構いたくなったり「デレ」の時は態度の大きなギャップによって可愛さを更に強く感じさせられたりします。

「ツン」と「デレ」という相反する態度は相乗効果があり、人をより惹き付けるのです。

これが、猫の「ツンデレ」の魅力…というより、もはや魔力。

甘えたい時には甘え、それ以外の時には知らんぷりというツンデレな猫は、人間にとっても構いたいときだけ構うという自由な付き合い方が出来る素敵な動物でもあります。

ちなみに、猫は毛色によって性格の傾向があると考えられており、最もツンデレ率が高いのが三毛猫。

日本ではメジャーな三毛猫ですが、海外では珍しい毛色のひとつです。

人間の恋愛にも「ツンデレ」は使える?

人間の場合は、普段はツンツンしていて二人きりになった時に甘える人が一般的にツンデレな人と言われます。

恥ずかしさやプライドが高くて素直に愛情表現ができずにツンツンしてしまうことが多いようです。

その「ツン」が人に「何を考えているんだろう」と興味を持たせたり、「悪い事しちゃったかな」と動揺させたり、はたまた「またツンツンして強がってるな」などと可愛く感じさせたりします。

強がっているのは本当は弱い証拠。

それを見抜ける人には「守ってあげたい」とすら思わせる効果があるのです。

また、「デレ」が出るのは猫と同じくリラックスしているとき。

普段は見られない笑顔や思い切り甘えた姿、優しい言動や素直さにはたまらない魅力があります。

「ツン」と「デレ」のギャップが異性の心を揺さぶり、恋愛感情を高めていくと言われています。

特に追い掛けることが好きな人はツンデレな態度に惹かれることでしょう。

 

このようにツンデレは人間同士においても魅力的なのですが、あまり激しくツンツンデレデレし過ぎるのは良くありません。

我が儘、気分屋などと思われ、相手を疲れさせてしまいます。

もし、異性を惹き付ける武器として意図的にツンデレを使うのであれば程々にしておいて、相手を労る気持ちも忘れないようにしましょう。

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