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山口晃さんと道後温泉

  • 2017.8.25
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画家の山口晃さんと女優の杏さんが絵手紙をやり取りする本誌連載「談話室A」。現在発売中の10月号では、杏さんが涼しい夏の過ごし方について書いてくれています。これを読んで、私も残り少ない夏を楽しまねば!と、道後温泉に1泊2日で行ってきました。

目的は、道後アート2016。2014年に始まった道後オンセナートですが、2016年は"「街歩き旅ノ介 道後温泉の巻」山口晃 道後アート2016"と題し、山口晃さんをメインアーティストに迎えて開催されていました。路地裏やホテル内など、まるでスタンプラリーのように作品を探しながら歩いていると、道後温泉の見所もおさえつつ、美術館ではない場所だからこそ感じる、"楽しむ"アートを満喫できます。

旅館「ふなや」の庭園内にある東屋に飾られた《武人圖》

「ホテル椿館」には、泊まれるアート作品《HOTEL HORIZONTAL 今様物の具吹寄せ》も。山口さんが道後温泉をイメージして描いた21枚の襖絵が飾られています

道後温泉には、足を痛めた白鷺が湯で傷を癒やしているのを見て、村人が温泉を発見したという伝説があり、襖絵にも白鷺の姿が!

山口さんがよく絵に描いているモチーフ「電柱」がリアルに再現された《要電柱》も!

残念ながら、道後アート2016の会期は8月31日までですが、山口晃さんが道後温泉の迷所(!)を描いた《道後百景》は、9月9日より10月29日まで、馬の博物館で開催される「馬の博物館開館40周年記念所蔵名品展 馬の美術150選 ―山口晃「厩圖2016」完成披露― EQUINE MUSEUM EXCELLENT WORKS 150」で、展示されるそうです。馬の博物館は、日本初の洋式競馬場の跡地にある神奈川県の根岸森林公園内にある博物館で、ポニーの見学もできる体験型ミュージアム。ぜひ一度、足を運んでみてください。

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