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「私って結婚不適合者?」独女が“結婚に向いてない”“結婚できそうにない”と思ってしまう瞬間とは?

  • 2017.8.22
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付き合った彼とうまくいかずに別れてしまったり、自分の周りの友達が次々と結婚してゆき置いてきぼり感が募ると

「私って結婚に向いてないのかな」

「結婚はムリなのかな」

なんて頭をよぎることが独女にならあるはず。

今回はアラサー・アラフォー女性が「自分が結婚に不向きなのでは?」と思う理由に言及してみた。

男のアラ探しばかりしてしまうから

・「男性と会うとついつい相手の悪いところばかりに目がいってしまう。自分を好意的に思ってくれる男性を私は減点してばかり……」(34歳女性/福祉関係)

・「理想の相手に全然巡り会えない。男性に誘われてデートしてもすぐに幻滅してしまう」(27歳女性/派遣)

・「真面目で普通にいい人なのは分かっているのに、アラ探ししてしまう自分がいる。“なに?その服ダサッ”とか“普通は店予約しとくでしょ?段取り悪いな~”とか……心の中で相手に毒吐いてるのが常。こんな女じゃ結婚なんてムリそう」(31歳女性/ソムリエ)

――相手の欠点にばかりに目がいってしまう、相手のアラばかり見てしまうのは“自分のタイプの男性”じゃないから、“一緒にいても面白い男性”じゃないから……。

自分の好みの男なら相手の欠点を探すことになど専念しない。それどころか欠点や悪癖さえも全く目に入らない。

「出会いがない!」と愚痴ってる女性は“自分の好みじゃない男に手厳しい”傾向がある。

人間誰でも弱点があるのに自分の至らない点は見て見ぬふり……。自分のことは棚に上げて相手の欠点ばかりにイチャモンつけて長所には目を向けない。

 

男へのダメ出しやアラ探しが激しいと“結婚できない女の道”まっしぐら。

女子会で「あり得ない~」なんて草食男子やダメンズの話をツマミにして飲んでるだけではなにも改善されない。

それどころか年を重ねてからようやく「このままじゃヤバイ」と焦りだすこととなる。

タイプじゃないからと自分が蔑ろにしてきた男性たちにももう見向きもされない……なんてことになっているのだ。

自分が望まれてない気がするから

・「婚活してよくわかった。男性の望むものは見た目でなく実年齢!結婚するなら若い子。お見パとかに頑張って参加してその時はカップルになっても全然続かない……」 (35歳女性/教育関連)

・「やっと付き合えた男性とは長続きせず、あっけなく終了~。今は別の人を好きになったけど、自分が惚れた相手には好きになってもらえたためしがない!」 (33歳女性/編集)

――「婚活がうまくいかない」「付き合っても長く続かない」なんてことで自分は結婚に向いていないかも……と自信をなくしてしまう女性も多いもの。

しかし「自分は望まれてないんじゃ」と落ち込むのは早合点。

「すぐ別れしまう」のも「長く続かない」のもその男性は“自分に見合った相手でないから”こそ。

縁のある相手となら乗り越えられることも、その手前でつまずいてしまうのはもっと別のふさわしい相手がいる証拠。

また自分が理想や条件を連ねてないのに、相手は自分の価値観を押し付けてくるようであれば結婚生活を一緒に築けるような男性ではないはず。

自分にとってその相手が結婚不適合者なんだと早々に見切ってオッケー。

実家が最高だから

・「実家暮らしなので料理なんて一切やってない。『包丁?いつ握った?』『イチョウ切りって何?』こういう人間が結婚不適合者なのだと思います」(26歳女性/旅行会社)

・「うちは親とすごく仲良いいし、結婚しても実家から離れるなんて考えられない。仕事から帰ればお風呂は湧いてる、美味しい夕飯も用意されてる、母がキレイ好きだから部屋はいつも快適。まさに実家は天国!」(28歳女性/貿易)

――占いやスピ系にハマりまくってる女性も要注意だが、親に依存している女性も危険である。

母親としょっちゅう買い物や映画に出かけ、いい歳して「お父さん大好き~」なんて言っている親離れできない女性に結婚は難しい。

 

逆に男性に当てはめても親がピンピンしていて元気なのにもかかわらず親の元から離れず、自宅勤務している男性は売れ残ってもいるものだ。

 

いい歳して親に身の回りの世話をなんでもしてもらっている人間が、結婚して他人や子供の世話などできるわけがない。

「結婚したい」と望んでいるのにも関わらず実家暮らしを満喫しているのであれば早々に自分のことは自分でするクセをつけるべきである。

“タラレバ”してしまうから

・「むかし別れたカレ以上に好きになる人ができない。あの時はまだ若かったから余裕ぶっこいて自惚れてた。その人と別れてもすぐに男ができると信じてたし、自分は結婚できると疑わなかった。でも出会いがあってもうまくいかず、なんであのカレと別れちゃったのかと深く後悔。この先結婚できそうな気がしない」(38歳女性/不動産)

・「女友達や会社の同僚はみんな結婚してどんどん片付いていってるのに、自分は結婚の気配どころか30越えしてからは彼氏すらいないありさま。友達の結婚式に出席するたびに、二十代の時に元カレのプロポーズを受けてたらきっと今頃……子供もいて幸せに暮らしてたかもと……」(36歳女性/美容関係)

――「あの男とあのとき別れてなかったら……」「あの頃に戻れれば……」とタラレバやってしまう女性も少なくない。

「こんなハズじゃなかった……」と今の状態にため息をつくタラレバ女子に多いのが「もっといい男が現れる」「他に運命の男がいるはず」……などと根拠なき自信があったにもかかわらず別れた彼氏以上の物件に出会えないってこと。

だからこそ、元カレを思い出しては「タラレバ」してしまうのだ。

なんであの時、私のことを好きだと言ってきてくれた男を粗末にしてしまったのかと後悔してももうあとのまつり。

自分が幸せになれなかったのは元カレを切ったことでなく自分の欲深さのせい。

自惚れが強い女性はあとでしっぺ返しをくうことになるのだ。

だって一人がラクだから

・「恋愛だとか付き合うとか面倒臭い。仕事を終えてアパートに帰って一人で美味しいおつまみとお酒で好きなDVD観るのが最高の幸せ」(32歳女性/医療)

・「仕事のない休日に人と会うのも、誰かに気を使うのもまっぴらゴメン。何もしないで一日中パジャマのままでのんびりしたい。こんなだらしなさ全開の女が結婚できるわけないか。ズボラすぎて引かれそう」(31歳女性/コンサルタント)

・「1人なら気兼ねすることなく本当に自由。最近はご飯も映画もひとりカラオケだってイケちゃう!1人焼肉を制覇したらもう怖いものナシって思う(笑)」(27歳女性/ライター)

――確かに“ひとり”の生活は気ままなもの。

誰に断ることも遠慮することもなく自分の時間もお金も好きに使える!

だが、それはすべて「自分が健康であるからこその“自由”」……今と同じ元気は永遠には続かないのだ。

仕事や会社がうまくいかなくなった時や健康を害した時にその自由は不自由に変わる。

自分の身になにか降りかかり状況が変われば、結婚していないことが不便であることを思い知らされることにもなりかねない。

「1人でなんでもできる」

「1人だから好きなことができる」

「1人でも充分楽しい」

なんて自分のことを過信し目先のことにばかりとらわれていると、体調を崩したり更年期を迎えたときにドシンと大きく落ち込むことになりかねない。

「恋愛より仕事」

「男より自分」

を優先できる生き方は仕事も身体も充実しているときだからこそ言えることだろう。

【結婚不適合者などいない……結婚がうまくいくかは互いの適応性による】

結婚に向いているか向いていないかは、家事が好きか嫌いかというような簡単な話ではない。

料理や片付けが得意な人もいれば苦手な人もいるという元々の能力の差は確かにあったとしても結婚の良し悪しは才能で決まるものではない。

結婚に向いてるか向いてないかは千差万別。

それは自分だけのことで決まるものでない。結婚とは“組み合わせ”だからだ。

結婚相手が変わればうまくいくこともあるし、ダメなこともある。

結婚そのものに向いてる向いてないより、大事なのは“その相手と自分が向いてるか向いてないか”なのだ。

結婚適合者というのは結婚生活そのものに向いているよりその相手とマッチしていたということ。

互いにないものを補えるようであれば結婚はうまく回る。

二人の適合性は結婚してみてともに生活してみて分かること。

だから結婚不適合者などはじめからいないのだ。

結婚したくないならムリして結婚する必要はないが、「私は結婚に向いてないかも」「自分は結婚不適合者」ということで結婚しないという道は選ばなくていい。

結婚をする前に“放棄”しないでほしい。

結婚の適正はケミストリーなのだから。

体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子

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