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シンプルイズベスト! 大人の浴衣に映える「お太鼓」結び

  • 2017.8.21

シーンを選ばず使える「お太鼓」結び

浴衣でよく見かけるのは「蝶結び」や「文庫結び」ではないでしょうか。どちらもリボンの形でとてもかわいい結び方です。しかしリボンが傾いたり、左右の大きさが違ったり初心者には若干難しく感じるかもしれません。

この記事で紹介する「お太鼓」は帯の基本的な結び方。一度習得するとカジュアルからフォーマルな場面まで役立ちます。帯締めを使用する「お太鼓」は、浴衣を自分で着るのが初めての方でも、ふっくらと綺麗に仕上げることができるのでおすすめです。
(今回は飾り紐を帯締めとして使用しています)

帯をギュッとひと結びすることが大事

まずは、帯を留めるクリップ、または洗濯ばさみで帯の中心を伊達締めに固定します。次に、右手側の端を持ち、後ろから前へ回しましょう。左手側も同じ手順で進めます。

帯を固定していたクリップは外し、今度は右側の端を斜め40度ぐらいの角度で内側に折り上げます。その後、左側を上にしてひと結びしましょう。結ぶときは、苦しくない程度にギュッときつく結ぶと、綺麗な仕上がりになります。

帯揚げと帯締めで綺麗に仕上がる

帯をひと結びした後は、根元を綺麗に広げ2枚の端を揃え右手でしっかりと持ちます。次に、結び目の下から帯の端を通して引き出しましょう。このとき、左手で帯半分の位置を下から支え固定すると簡単に通すことができますよ。

帯揚げでしっかり仮結びをしたら、「お太鼓」の出来上がり幅を決め、内側に折り込み「お太鼓」を作りましょう。折り込んだ帯に、帯締めを入れ「お太鼓」をしっかり固定します。最後に、帯揚げをしっかり結び整えたら完成です。

「お太鼓」結びに挑戦してみて

この記事では、初心者でも挑戦しやすい「お太鼓」の結び方を紹介しました。「お太鼓」は、着物のイメージが強いため、浴衣で見かけることは少ない傾向にあります。

しかし、人と差をつけるならあえて基本の「お太鼓」を選んでみてはいかがでしょうか。カジュアルやフォーマルなどシーンを選ばず使える「お太鼓」結び。ぜひ、初心者の方も挑戦してみてください。

監修:株式会社ハクビ

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