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基本が大切! 「着付けのNG」を知って浴衣を素敵に着こなそう

  • 2017.8.21
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和装は着こなしにもルールがある!

着物や浴衣は、着るだけで女性を3割増しで美しく見せてくれるとも言われています。そんな和装も、きちんと着こなせていなければ魅力も半減です。和装を綺麗に着こなすためには実はいくつかのルールがあります。しっかりコツをつかんで和装美人を目指しましょう。

衿合わせで気を付けたい! 左前はNG!

和装の着付け時のポイントの一つになるのが、衿合わせです。左を上にするか右を上にするか、きちんと決まりがあります。正しい衿合わせは、左を上にする右前です。
体に近い方を前と呼ぶので、混乱してしまいそうですが、和装の着付けマナーの中でも基本中の基本なので、しっかり確認をしてから着付けをするのが鉄則です! 着物に比べてカジュアルな印象の浴衣でも、しっかり和装のルールを守りましょう。

衣紋は抜けていなくても抜けすぎてもNG

「衣紋を抜く」とは、衿の後ろを少しずらして着物や浴衣を着ることです。そうすることで、より女性らしい着こなしになります。衣紋を抜かないのもおかしいですし、抜きすぎても品がなく見えてしまいます。
目安は、首から衿まで、こぶしひとつ分ほど間隔をあけるくらい。また、衣紋をほどよく抜いていても、着ているうちにだんだん詰まってくることもあるので、こまめに鏡などでチェックするのがおすすめです。着付け時から衣紋を意識しておくと、着崩れ防止になります。

NGな裾の長さはどの長さ?

着付けの時点で決まってしまう裾の長さにも、きちんとしたルールがあります。裾が長すぎても短すぎてもNGなので、注意が必要です。ベストな裾の長さは、くるぶしが隠れる程度。
夏の装いでもある浴衣は、若干短めで着こなすこともありますが、短くなりすぎないよう、注意する必要があります。帯を締めると若干裾が上がるので、着付けるときには、少し長めを意識するのがキレイに着こなすコツです。

和装にアクセサリーはNG?

いつもとはちょっぴり違う、はんなりとした気分にさせてくれる和装。全体的にすっきりとした印象の和装では、ついアクセサリーをつけたくなりますが、派手なアクセサリーをつけてしまうのはNGです。揺れるイヤリングや、ピアスなどは極力つけないほうがいいでしょう。
シンプルな指輪くらいは、許される範囲と言われています。季節感のある髪飾りで、おしゃれを楽しむのが和装の楽しみ方です。

知っているようで、実は知らないことも多い和装のルール。基本的なことを覚えて、はんなり和装美人を目指しませんか? きちんとNGルールを把握しておけば、和装姿でどこへ出かけても恥ずかしい思いをせずに済みます。もちろん浴衣デートにも、バッチリ活かせる知識です。ぜひ参考にして、この夏は素敵な和装姿でお出かけしてみてください。
監修:株式会社ハクビ

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