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遠慮は不要! 訪問販売の上手な断り方とクーリング・オフの方法

  • 2017.8.16
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ついつい相手のペースに巻き込まれて、不要なものを買ってしまうこともある訪問販売。

買う気のないものを売り込みされるとイライラしてしまうことはもちろん、自宅でのんびりとくつろいでいるときであればインターホンがなっただけで気分を害することもあります。

中には「頼まれると断われない……」と悩んでいる人もいるかもしれません。

しかし、対処法を知ればそんな不安もなくなるはず。

今回は、訪問販売の上手な撃退法に加え、契約してしまったときのクーリング・オフのやり方などをご紹介します。

●訪問販売に来る人の特徴

相手の特徴を知っていれば、心構えすることが可能です。

訪問販売に訪れる人は、相手を安心させるためにスーツを着ていたり、または作業着などを着ていたりすることもあります。

また、「アンケートのお願いです」「ネット通信のご案内です」などのように、まずは販売内容を直接告げないようなかたち で切り出されるでしょう。

なお、訪問販売は仕事が厳しく販売員の入れ替わりが激しいと言われるため、比較的若い販売員であることが多いようです。

●訪問販売の上手な断わり方

●(1)セールスお断りのステッカーをはる

“セールスお断り”と主張するステッカーをはっているご家庭をよく見かけますよね。

「あまり効果がないのでは……」と思う人もいるかもしれませんが、ムダな抵抗とは言えません。

ベテラン販売員であれば、ステッカーを無視して上手に対応したり、強引に接触をはかってきたりするかもしれませんが、経験の浅い販売員に対しては効果を発揮します。

断わるという態度を示すことで相手をひるませる ことができるのです。

そもそも顔を合わせたくないという人は、対策しておいて損はないでしょう。

●(2)営業かどうかの確認をする

訪問販売では、最終的な目的をうまく隠しながら最終的には購入をせまるということもあります。

「もし販売員であれば玄関をあけなかった」という人も多いはずです。

そのため、インターホンがならされて、それがセールスの人だと感じた場合には「営業ですか?」とまず確認する ようにしましょう。

これは、もし営業であるにも関わらず営業ではないと言ってしまうとウソをついたことになり、特定商取引法違反となってしまうため。

営業であると言われれば、「では結構です」と断わりやすくなりますよね。「営業ですか」「結構です」でたいていの訪問販売を撃退できるはずです。

●(3)金額を聞く

訪問販売という販売方法をとっているのはなぜなのでしょうか。

それは、普通に販売していては買ってもらえないため。特に金額が高いということが多い でしょう。

そのためまず始めに金額を聞くことで、相手の弱みを握ることができ自分が優位に立つことができます。

相手が最初にアピールしようとするのは、金額以外の商品のメリットなど。最初にこれを聞いてしまうと、それが良い商品だと思いがちです。

対応する時間や悩む時間を節約するためにも、まずは核心部分である金額の話を明確にするようにしましょう。

●(4)居留守

これが最も簡単で最も効果的な方法と言えるかもしれません。

約束を取り付けた訪問者以外、インターホンがなっても一切反応しないようにすれば、訪問販売員と接触することはありません。

夜に電気をつけていても、友達を呼んで話し声をさせていても、堂々と居留守して構いません。

アポのない訪問販売は、相手が自分の時間を奪いにきているといっても過言ではないのです。

●クーリング・オフのやり方

『クーリング・オフ』とは、一度契約したものであっても、一定期間内であれば無条件で契約を解除することができる という制度のことです。

これは、訪問販売などは、不意打ちのような形で商品を購入することになるため、意図したものとは異なる契約をしてしまう可能性があるため。

主に「訪問販売」と「電話勧誘販売」に適用され、契約した商品やサービスの種類や金額によってクーリング・オフが適用されるか定められています。

クーリング・オフできる期間は、契約の書面を受け取った日を1日目とし8日間とされています。

つまり、口頭で契約したとしても、書面で契約書を受け取っていなければいつでもクーリング・オフが可能 です。

なお、クーリング・オフする際には、必ず書面で通知するようにしましょう。

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いかがでしたか?

特に高齢者を狙って売りつけようとする業者も多く、離れて暮らす家族が被害に遭わないよう話し合っておくことも必要かもしれません。

冷静に対処すればトラブルになることもありません。

しっかりと準備し、後悔するような買い物は避けるようにしたいですね。

【参考リンク】
・クーリング・オフって何? | 国民生活センター(http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_volunteer/mj-chishiki24.html)

●文/パピマミ編集部
●モデル/沖まりね

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