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他人に興味ナシ!? 私たちが“SNS”を利用しない理由4選

  • 2017.8.14
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InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSは、今や私たちの生活の中にすっかり定着しています。

さまざまなニュースやトレンドはSNSから収集する、という人もいるでしょう。

総務省が発表している『平成27年版 情報通信白書』の「SNSの利用率」によると、最近約1年以内に利用した経験のあるSNSでは、1位が「LINE」で37.5%、2位が「Facebook」で35.3%、3位が「Twitter」で31.0%という結果だったそうです。

なお、年代別に利用率を見ると、20代以下では「LINE」が62.8%、「Twitter」が52.8%、「Facebook」が49.3%となっており、何らかのSNSを利用している人が半数以上いるということがわかります。

SNSの利用率は年代が上がるにつれて利用者の割合が減っていきますが、それでも「LINE」に至っては30代で47.0%、40代で41.8%、「Facebook」では30代で38.3%、40代で36.8%という高い割合になっています。

とはいえ、20代、30代の若者であっても誰もがみんなSNSを利用したことがあるわけではありません。1度もSNSを利用したことがないという人も、実は少なくないのです。

ではなぜSNSを利用していないのでしょうか? 今回はSNSをやらない理由についてお話を聞いてきました。

●(1)面倒くさいから

『人間関係が面倒くさそうだからやっていません。友達が、「Facebookで○○ちゃんの投稿に“いいね”だけしてたら“いいねだけ押すのはやめて! コメントをして”って怒られちゃってさ……」とか「何気ない投稿に“間接自慢”って言われて嫌になる」とか話していたのを聞いて、「うわ、めんどくさっ!」って思いました。SNSやってる人たちって、なんか承認欲求や自己顕示欲が強そう で、相手をするのが大変そう。触らぬ神に祟りなしって感じです』(30代女性/会社員)

『単純に面倒くさいからやっていません。いちいち自分のしたことや思ったことをSNSに投稿するなんて、みんなよくできるなぁ〜と感心します』(30代女性/専業主婦)

これはよくわかります。私も面倒くさがりなので、SNSはやっていません。正確に言うと、一時期Twitterやmixiをやっていた時期がありましたが、自分が投稿した内容にコメントが来たとき、いちいちそれに返信したり友達の投稿にコメントしたりするのが面倒になり、やめました。

もちろん自分の投稿に反応があれば嬉しいですが、人の反応を気にするのも他人の投稿をいちいちチェックするのも面倒になってしまいました。ズボラな人には向いていないのかもしれませんね。

●(2)忙しいから

『毎日、仕事と家事、育児で手一杯 。とてもじゃないけどSNSなんかやっているヒマありません。そんなことをしているヒマがあったら子どもたちと遊んだり、夫と会話したり、睡眠をとったりしたいです!』(40代女性/パート)

『周りでもSNSをやっていない子って少ないんですけど、私は忙しくてそれどころじゃないです。仕事に習い事に、彼氏との時間、自分の趣味の時間……どれも大切だから、SNSに削っている余裕はありません』(20代女性/会社員)

物理的にやっている時間がない、というパターンですね。これも多そうです。

SNSをやっている人に、やっていない人のことをどう思うか聞いてみたところ、「本当の意味でリア充だと思う」という回答が多くありました。

確かに、SNSをやっている時間なんてないくらい忙しい=リア充と言えるのかもしれませんね。リアルが充実していると、ネットでわざわざリア充アピールをする必要もないのかもしれません。

●(3)個人情報が漏れるのが怖いから

『むしろ、なんで何も疑わずにSNSができるのか聞きたい。実名登録じゃなくても、自分のプライベートを切り売りしているみたい じゃないですか? 写真とか投稿してたらどこの誰かすぐわかるし、世の中にはいろんな人がいるんだから、いつどんなふうに悪用されるとも限らない。自分からわざわざ身元が特定されるような投稿をしている人は、大丈夫なのかな? と心配になります』(30代女性/公務員)

前述した総務省の『平成27年版 情報通信白書』によると、SNSの実名利用の割合は「Facebook」で84.8%、「LINE」で62.8%、「Instagram」で31.9%、「Twitter」で23.5%、「mixi」で21.6%となっているということです。

Facebookはその特性上、実名利用が多いのはわかりますが、その他のSNSでも実名利用をしている人がけっこういることに驚きました。

必要以上に怖がる必要もないとは思いますが、危機意識を持つことは大切です。自分や家族の顔写真を公開したり、住所が特定できるような投稿をしたりするのはできるだけ避けたほうがいいでしょう。

●(4)他人のことに興味がない

『SNSをやっている人たちって、誰がどんなところに行ってどんなものを食べてたとか、誰と誰が仲が良いとか、そういうどうでもいいことを気にしてそう。でも私は正直、他人がどんなとこに行ってどんなものを食べようが、どんな生活を送っていようが、全く興味がないんです。自分の生活が楽しければそれでいい 。だから、他人の日常を覗き見るようなSNSはする意味がないと思っています』(40代女性/会社員)

他人に興味がないとはクールなお答えですね。でも、実はけっこう多くの人がそうなのではないでしょうか。

「今日は○○ちゃんとどこどこへ行って話題のパンケーキを食べてきたよ」と言われても、その人が有名人やインフルエンサーでもない限り、「ふーん、それで?」というのが本音。

それでも友達だからと「いいね! 私も行きた〜い!」なんてコメントをしなければいけないなんて……限りなく面倒です。

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どのコメントにも納得してしまいましたが、SNSがなくては生きていけないというくらいSNSに依存している人から見たら、どのように思われるのでしょうか? ちょっと興味があります。

SNS上で“素敵な自分”を演出するのも楽しそうですが、やはり私はリアルな日常の時間を充実させたいなと思います。

【参考リンク】
・平成27年版 情報通信白書 SNSの利用率 | 総務省(http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242220.html)

●文/パピマミ編集部
●モデル/坂井由有紀(央将くん)

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