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現代の駆け込み”寺カフェ”で10食限定のイタリア風精進料理に舌鼓

  • 2017.8.10
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代官山に調和しながら優しさと落ち着きのある寺カフェ

代官山の雰囲気にマッチした「teracafe(寺カフェ)」の外観は、オープンテラスがついて一見おしゃれな和カフェ。鮮やかな五色幕とやわらかさを醸し出すまるいロゴがお寺カフェを印象づけ、どこか気になる雰囲気に足を止めたくなります。
店内に入るとテラス席から差し込む光が明るく、ブラウンで統一されたインテリアがやさしい雰囲気を演出。中央には阿弥陀如来像が置かれ、カウンター上の壁には仏様の絵も描かれています。お寺に足を運びにくい人も、気軽に仏教の世界を感じられるお店です。

お寺に行かずともお坊さんとの時間が楽しめる場所

現代の人々にとって敷居が高くなってしまったお寺を身近に感じてもらえるように、住職自ら街に出て、駆け込み寺となる場所をつくりたいという思いから生まれた「寺カフェ」。9人のお坊さんが交代で11:00~18:00まで常駐しており、カフェで食事を楽しみながら法話を聞いたり、事前予約をすればお坊さんに相談したりすることができます。
悩みを話せる場所がない人や自分の思いを吐き出す場所がない人は、仏法を基盤に生きるお坊さんにヒントを得られる場所として、「寺カフェ」を活用してはいかがでしょうか。

イタリアン風精進料理! 「寺カフェやすらぎ御膳」

カフェメニューで人気の「寺カフェやすらぎ御膳」は、1日限定10食です。お坊さんが自ら心をこめて作る精進料理は、季節の食材を使用したイタリアン風。植物性にこだわって根菜類やお豆腐を使用し、煮物や汁物、和え物や炒め物などバランスよく仕上げられています。
普段なかなか味わうことのない精進料理が現代風にアレンジされ、やさしい味わいを気軽に楽しめることで、若い人から年配の人まで広く人気です。

丼メニューや和スイーツも豊富! 充実度の高い寺カフェ

料理メニューでは「豚丼」や「ネバトロ丼」、など、お肉や卵の味が楽しめる料理も提供しています。一方、名物メニューとして人気の高い「南無南無カレー」は具材に動物性たんぱく質を使用せず、和風だしで仕上げられたやさしい味わい。
女性に嬉しいのは、スイーツメニューも豊富なことです。米粉使用の野菜パンケーキは、1日に必要な量の野菜が10種類盛り付けられ、食事としても十分なボリューム。その他、わらび餅やパフェ、ジャパニーズティーなども揃えられ、カフェとしても充実したメニューが楽しめます。

駆け込み寺として、心のデトックスとして活用しよう

「寺カフェ」では、写経や数珠づくりなどの体験イベントも催されています。普段は日中だけ駐在しているお坊さんが、週二日だけは13:00~21:00まで常駐しているので、仕事終わりにお坊さんに会いに行くことも可能です。
また、お酒を楽しみながらお坊さんと語らえる「坊主BAR」というイベントを定期的に開催。法要などでしか触れ合えなかったお坊さんと近い距離で関われる「寺カフェ」は、心のデトックスにもつながるでしょう。
「寺カフェ」は、東急東横線の代官山駅より徒歩で3分ほど。東京メトロ日比谷線の恵比寿駅からも徒歩5分でアクセス可能です。まずは、カフェを楽しむ感覚で気軽に足を運んでみては? これまで出会えなかった世界で、自分の心と向き合えるかもしれません。

スポット情報

  • スポット名:寺カフェ 代官山
  • 住所:東京都渋谷区恵比寿西1-33-15 EN代官山ビル1F
  • 電話番号:03-6455-3276
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