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日本家屋を生かして。現代風にアレンジしたインテリア実例集!

  • 2017.8.9
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日本家屋の良いところは四季を感じるところです。季節ごとに感じる風や木々の匂い、何十年経った家も、新しい家も感じる豊かさです。特に築年数のある家は、地域ごとに家の作りも異なるし、敷地の形状によって部屋ごとの使い方も違います。ただ、こういった日本家屋が減りつつあるのが現状です。昔ながらの良き日本家屋を生かして、現代風にアレンジしたインテリアを紹介いたします。伝統を重んじ、和のよさを感じる暮らしを参考にしてみましょう。

日本家屋を生かして、現代風にアレンジしたインテリア実例!

何も飾らない、美しさを感じる和室

大きな窓と小さな窓の対照的ではありますが、光の印象で全く異なる雰囲気になっています。琉球畳と縁側の板のラインがデザインされていてモダンな印象です。

奥に見えるデザイン性のある階段と、和室の対極的な雰囲気がオシャレです。床の間も重々しくない作りですが、掛け軸を飾ると引き締まった印象になります。来客や季節に合わせたものを飾ると、また違った和室の雰囲気になりそうですね。 

昔ながらの伝統工法で作られた和室です。通し間と縁側が懐かしい雰囲気です。建具も昔ながらの格子が組み込まれています。木の香りと畳のいい匂いがノスタルジックな印象です。 

和室をオープンに使う参考にしたい間取りです。部屋を閉塞的に使うのではなく、障子を引き込んで大広間のように使って、来客が多い時など多機能に使いたいものです。 

美しい和室に一つだけ飾るなら季節の花を飾りませんか?庭にある木の花だったり、身近に咲いている草木でも良いでしょう。来客時へのおもてなしにもなります。粋な空間を作って四季を感じてみませんか。 

和を感じるリビング

重厚感があり、木の格子のデザインが趣を感じます。濃い床と白い壁のコントラストが美しいです。低いところに重い色、面積が大きいところは明るい色を使うとモダンなイメージになります。 

大きな障子が印象的なインテリアです。障子から差し込む光と、木の質感が優しくて全体的に落ち着いています。和の雰囲気がありますが、洋風の家具でも上手く組み合わせたり出来るので、和洋折衷のインテリアの参考になります。 

木の匂い、重厚な梁を現した壁や、木の飾り格子窓などディティールにこだわった住まいです。昔ながらの土間を現代風にした土間リビング。季節に合わせた有意義な暮らしを参考にしたいものです。 

座卓が掘りごたつになっていて、座ってくつろぐスタイルのリビングです。木の床のぬくもりを感じ、外の景色を眺めながら団らんをとる理想的な形です。季節ごとに座布団をしつらえるのも粋ですね。 

リノベーションで解放感あふれるリビングに変わりました。太い大きな梁を活かして、和のヴィンテージ感あふれるインテリアがセンスの良さを感じさせます。日本家屋の古くて良いものを活かしながら現代風にアレンジしてみましょう。 

天井を取って、大きな吹き抜けを作り、光をたくさん入るように工夫した例です。高い天井が広々として、和の良さが感じる落ち着いたインテリアとなっています。古民家をリノベーションした、木のぬくもりを感じる暮らしを楽しみましょう。 

気軽に過ごせる和室

畳の縁がないので広く感じる和室です。奥に窓があって中庭が見えるので奥行きが感じられます。壁面に収納を作っていても圧迫感が感じない軽やかなイメージです。洋風の家にも合うシンプルで使いやすい和室です。

キッチンと隣接していて、和室というよりも茶の間のような部屋の使い方です。今では少なくなった茶の間ですが、気軽に過ごせて家族にとっては良き団らんの場所です。少ない面積でも畳を敷いてくつろぐ場所を作りたいものです。 

玄関ホールが畳になっていて旅館の佇まいのような住まいです。畳と床のコントラストがきれいで、天井が構造材が見えてモダンな雰囲気です。 

モダンな部屋の一部を畳敷きにしたインテリアです。座りながら外の景色を眺め、落ち着ける場所です。琉球畳を利用すればモダンなインテリアにも合わせやすいです。 

土間のある暮らしをしてみよう

玄関を兼ねた土間に奥行きがあって、自転車を収納したり、ストーブを置いたり、ゆったりとした空間が取れて穏やかに暮らせそうです。玄関にクロークというよりも、小上がりに腰かけて、ゆったりコートを脱いだり身支度し、来客時はおしゃべりしたりできる空間を作りたいですね。 

キッチンとダイニングが土間にある暮らし。以前の日本家屋は、土間に台所があって炊事をしていました。今ではその生活もほとんど見かけませんが、自然と一体化できるナチュラルな生活が実現出来そうです。 

古民家をリノベーションして、土間をそのまま活用して住空間にメリハリをつけています。壁を面取りしているので、奥に進む土間にゆとりが出来ており、遠くから光が差し込んで開放的になっています。 

京町屋特有の奥行きのある土間。光の差し込まない暗いイメージが、すりガラスの建具でやわらかい印象になっています。照明の位置も和の印象を壊さず配置しているのが絶妙です。 

土間に大理石を敷いて質感を変えています。通り抜けるだけの空間に自転車を置いて有効活用しています。土間は、外で使うものも気にせず、家の中に置ける収納の面としても活用る便利な場所でもあります。 

まとめ

日本家屋ならではのしつらえ設えを感じることが出来ましたか?和室以外にも、和を感じるインテリアにすることで趣を感じます。古い建物をリノベーションして、新たな木のぬくもりを感じたり、土間を有効に活用して暮らしてみたりしてみるのも有意義です。忘れかけていた暮らしを再発見して、和の良さを感じてみましょう。 

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