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インテリアの専門家に聞く、ハッピーになるインテリアカラー5

  • 2017.8.3
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色が私たちの気分に影響を及ぼすことや、色の選び方にはそれぞれの性格が出ることは、すでに指摘されているけれど、誰もが幸せや歓びを感じる色があるのだとか。そこで、イギリスに拠点を置くStyle Studioのインテリア専門家、ローナ・マカリアさんに、私たちの気分を上げ、ハッピーな雰囲気を作るインテリアカラーとその使い方を教えてもらいました。

1.黄色

気分が盛り上がる色を探しているなら、迷わず黄色をどうぞ。

「陽気でフレンドリーな黄色は、まさに幸せと太陽の色です」とマカリアさん。「黄色は心の安らぎに寄与する神経伝達物質である、セロトニンの分泌を促すとも報告されています。ですから、科学的に言って、黄色は気分を高揚させるために最適な色なんです」。

淡く薄い色でも、大胆で鮮やかな色でも、黄色には創造性を刺激する力もあるのだとか。家の中のどの部屋に使っても元気になるのは間違いないけれど、マカリアさんがおすすめするのは、寝室やバスルームに黄色を使うこと。

1.黄色

コツ:黄色は強すぎることもあるので、洗練されたグレーの背景にアクセントとして使って、際立たせて。

2.緑

世界共通の色見本を作るパントンが今年選んだトレンドカラーは、緑。心を落ち着かせ、安らかにしてくれるから、緑色は生活に満足感を与えてくれるはず。

 

マカリアさんによると、「緑は自然を模しています。淡い緑は集中力やリラクゼーションを高める、落ち着く色合いです。はっきりした緑は『進め』のサインで、活性化の効果もあります」とのこと。

 

「インテリアに緑を使うことで、家の中と外を接続することができます。正しい色合いを選べば、窓の外と屋内がそのままつながっているように感じられるでしょう」

2.緑

コツ:庭からインスピレーションを得ながら、様々なトーンの緑色を組み合わせること。

3.青

青は落ち着いた、静かな色なので、たとえはっきりした色合いでも、心と体に良いと考えられているのだとか。大手建築塗料会社Duluxは、今年のトレンドカラーをグレーがかった青(デニムドリフト)に決定、パントンは気持ちが楽になる色として、明るい空のような水色を公式に認定したそう。

 

「青は忠誠と信頼の象徴です。青を選ぶ人は、自信のある、信頼できる人とみなすことができます」とマカリアさん。「落ち着いて集中することができるので、青い部屋では人々はより生産的になると言われています。青系の色はバスルーム、書斎、寝室に最適です。狭い部屋にも理想的な色です」。

 

コツ:抑えた色と青を組み合わせることで、部屋が寒々しい印象にならないようにすること。壁やモールディング(壁と床や天井などの接合部に施された装飾)、床などに似た色みの青を使うことで部屋の境界線を消し、広く見せることが可能に。

4.ピンク

「ピンクは、愛情深く、親切で寛大な人の選ぶ色です」とマカリアさん。「淡いピンクは、温かさと思いやりを表しています。それはロマンスや官能の色でもあります」

 

「一方で、鮮やかなピンクは人生に対する楽観的な見方を表します。楽しく、元気で、刺激的な色です。ピンクは、私的な空間であるリビングルームやダイニングルーム、寝室に最適です」

4.ピンク

コツ:ピンクは部屋を狭く感じさせることも。だから、大きな窓があるか、光がたくさん入ってくる場所に使うのがベスト。

5.赤

赤は大胆で自信に満ちた色合いである上、「研究によると、赤は心拍数を上げ、感情を誘発するので、物事を前に進めたい、エネルギッシュな人々には理想的です」とマカリアさん。

 

では、どうやって赤をインテリアに使うかというと、マカリアさんいわく、「赤は関心を要求し、人生に対する強い欲求を表します。また、楽観性や自信、バイタリティを象徴します」「リビングルームに赤を使うと、部屋が豪華で心地よい雰囲気になります。特に寒い季節には、温かさも感じられます」とのこと。

5.赤

コツ:赤は激しくもなるので、模様の中で使うと、色の活力を失わずに色調を和らげることができる。

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