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肌トラブルを回避せよ! 違いって知ってる? A波とB波で異なるUVケア

  • 2017.7.28
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出典:Shutterstock.com

紫外線から肌を守ることを意識している人は多いと思いますが、UVAとUVBについてはご存知でしょうか? それぞれ気をつけるべき時期や肌へもたらす影響が違うため、選ぶべき日焼け止めや対策が異なってくることは知らない人が多いようです。今からしっかり対策をしておくことで20年後、30年後の肌に差が出てくるUVケアのポイントをご紹介します。

UVAとUVBとは? その違いは一体なに?

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「UVA」と、「UVB」とは「紫外線A波」と「紫外線B波」の事を言い、紫外線の波長の長さによって分類されます。UVAは1年中地上に降り注ぎ、その量はUVBの20倍以上。肌の奥深くまで届き、シミやしわの原因になることがわかっています。怖いことに窓ガラスや雲を通り抜けやすいという特性があるので、家の中にいるときでさえ注意が必要です。

一方、UVBはDNAを損傷するうえ皮膚ガンや白内障などの原因となり、さらには免疫の低下を引き起こすと言われています。日焼けをした際、皮膚が赤くなるのもUVBが原因です。6月から8月にかけてその量はピークを迎え、冬場はピーク時の5分の1程度になります。また、UVAに比べると地上に到達する量は少なく、日傘や帽子、長袖のシャツなどで防御することが可能です。

SPF値だけに注目していない? PA値を確認してUVAから肌を守って!

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短時間でも浴びれば、体内に蓄積され、ある日突然シミになるおそるべき紫外線。その紫外線から肌を守るための対策のひとつに、日焼け止めクリームを塗ることが挙げられます。容器に必ず表示がある「SPF」と「PA」。このPAはUVAに対する防御指標を表しています。

(+++)はPA値8以上の事で、「UVA防止効果が十分である」という意味です。

(++)はPA値が4以上8未満で「かなりのUVA防止効果がある」という意味を表しています。屋外で行う軽いスポーツやレジャーの際には、この程のPA値があるものを選ぶとよいでしょう。

(+)はPA値2以上4未満で、「UVA防止効果がある」ということです。ちょっとした買い物や散歩にでる際には、この程度のPA値で十分といえます。

PA値と一緒に確認しよう! SPFでUVB対策!

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「SPF」は「サンスクリーン剤を使用したら、なにも使用しなかった場合の何倍、UVBをカットできるか」を表しているもので、日本国内において、SPF50が最大値です。SPF30もあれば、90%ものUVBをカットできます。また、日常生活を送る分にはSPF15~20のものを3、4時間に1度塗り直すのがおすすめです。

しみ、シワの肌トラブルに悩まされたくない方は、夏だけでなく1年を通してPA値(+)以上のUVカット効果のある化粧品や日焼け止めを使いましょう。 

また、夏はシーンに合ったSPF値のUVカット化粧品や日焼け止めをセレクトし、可能な限り直射日光を浴びないように気をつけましょう!

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