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後悔するのがイヤ? お金を使うことに罪悪感を持つ女性の心理3つ

  • 2017.7.26
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生きていくために必要不可欠な“お金”。人生を左右する最も大きなものと言えるかもしれません。

使い方ひとつで気持ちに変化をもたらすものですが、最近、このお金を使うことに対して罪悪感を持ってしまうという女性 が増えているようです。

中には「お金は卑しいもの」「お金は汚いもの」と思い込み、必要以上に持ったり使ったりすることを良く思わない人も。

しかし、生きていくためにはうまくお金と付き合っていかなければなりません。

果たして、お金を使うことに罪悪感を持ってしまう心理とは、どのようなものなのでしょうか。

●(1)お金と引き換えにしたものを想像してしまう

『お金って、結局は自分の持っている何かと交換して手に入れるものですよね。仕事をしてお給料をもらいますが、それは時間や体力を犠牲にして得たもの。そう考えると、それを失ってまで手に入れるということのハードルが、ものすごく上がってしまうんです。何を買うにも「無駄遣い」というイメージが消えなくて……。

お金の価値ではなくて、かわりに自分が失ったものを上回るようなものにしか使えないですね。つまらないものにお金を使ってしまうと、「私の価値ってこんなもの?」と不安になります』(20代女性/アパレル)

お金は、何もしなくてもザクザクと手に入れられるものではありませんよね。

労働などの対価として得られるお金は、自分を切り売りしていると考えることもできます。

そのため、出費を伴う行動には「これは自分が失ったものを補填するのにふさわしいものなのか」と、天秤にかけてしまう こともあるのです。

しかし、お金を使うということはマイナスだけでなく、将来の自分にプラスの効果をもたらすこともあります。

それによって、将来的に得られるお金の量を増やすこともできるはず。

お金を消費することには流れがあることだと考えると、罪悪感なく使えるようになるのではないでしょうか。

●(2)新しい洋服が買えない

『同年代の女性と同じぐらいの収入があり、金銭的に困っているということはないのですが、なぜか洋服を買うことを躊躇することが多々あります。家にはまだ着ることのできる洋服がたくさんありますし、ショッピングに行っても流行のものはすぐ着なくなる気がしてもったいないと思ってしまうんです。

思い切って買うこともあるけど、すぐに「本当に欲しいから買ったのかな?」という疑問がわいてきて、後悔することもしばしば。友人との食事なんかでお金を使うのは何とも思わないのですが、自分のための娯楽費というか、「オシャレになりたい」という思いを満たすためだけにお金を使うことに罪悪感があるんです』(30代女性/事務)

オシャレをすることは女性にとって楽しみなことのひとつ。

しかし、流行を追うような買い物では一時の満足感しか得ることができず、後悔の気持ちに襲われることも少なくないかもしれません。

さらに、“オシャレをする”ということは、生活に必ずしも必要なことではないとも言えます。

家に着るものがあるにも関わらず、一瞬の楽しみのためだけにお金を使うことを良しとしないのは仕方ないのかもしれません。

しかし、一瞬の楽しみであったとしても、それによって前向きな言動や新たな出会い など、得られるものは他にもあるかもしれません。

一つの面だけを見るのではなく、広い視野を持って考えてみるのがいいのではないでしょうか。

●(3)親からの刷り込み

『うちの両親は「贅沢は敵」という考えを持っていて、男尊女卑的な考えも強い人たちでした。その考え方を小さいころから植え付けられていたので、今でも「お金を使うことは悪いことだ」という意識があります。

結婚後は女性が仕事を続けることに反対だったため専業主婦として生活してきましたが、夫が稼いできたお金を私が使うことにどこか罪悪感もあります。古い考え方だとは思うのですが、そう簡単に考えを変えることもできなくて、悩むこともしばしばです』(40代女性/主婦)

小さいころからしみ込んだ親からの教えというのは、大人になっても消えることはありません。

日本が裕福とは言えなかった時代に生きていた人からすると、贅沢はいけないことという考えを持つのも不思議ではないでしょう。

しかし、お金を使うことで得られるものもあるのです。

お金を使うことが悪いことだと感じてしまう人は、“お金を使って幸せになる”という成功体験をすることが大切です。

たとえば、家族全員が疲れているときに出前をとって食事をすることで、イライラや疲労から解放され、家族に笑顔が生まれる かもしれません。

このような小さな成功体験がお金に対する意識を変えてくれます。使わなければ、お金がどういうものなのか知ることもできないのです。

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いかがでしたか?

お金を貯めることももちろん大切なことですが、必要なものにまでお金を使わないケチな生活をしていれば、次第に疲弊していくはず。

「お金は出すから入ってくる」という考え方もあるように、使うことを悪とするのではなく、“どうやってうまく使うのか”ということを考えることの方が建設的だと言えるでしょう。

漠然とした不安が原因という場合には、一度自分の考えを書き出してみることで見えてくるものがあるかもしれません。

●文/パピマミ編集部
●モデル/前田彩(桃花ちゃん)

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