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夏休みにおすすめ! 子どもに“田舎暮らし体験”をさせたエピソード3選

  • 2017.7.24

こんにちは。ママライターのあしださきです。

幼稚園や小学生のお子さんがいらっしゃるご家庭では、もうすぐ長い夏休みに突入しますね。2017年の夏はどのような計画を立てていらっしゃるでしょうか。

2013年7月30日から8月2日の4日間、 『ソニー生命株式会社』が行った「子どもの将来と教育費に関する調査」において、このような結果が出ています。

小中学生の親である回答者1,000人に対し、子どもの夏休みの過ごし方に関する意識について聞きました。

「子どもの夏休みの過ごし方は子どもの将来に影響を及ぼすと思う」という質問に「そう思う」と答えた割合は72.2%でした。

このように、夏休みの過ごし方に関して多くの親が関心を持っており、子どもの将来のことを視野に入れた過ごし方をしたいとお考えのかたが非常に多いということの裏付けにもなるのではないかと思います。

●新しい、田舎暮らし体験という選択肢

昔から夏休みといえば“田舎に帰省”という方も多いと思いますが、パパもママも都市部に実家があり、いわゆる田舎というものがないご家庭もありますよね。

“夏休みに子どもと田舎暮らし体験”という過ごし方が今静かなブームを迎えていることはすでにご存じかもしれませんね。

田舎のない子どもは、夏休みに自然いっぱいの田舎で昆虫を捕まえたり、川で泳いだり魚を釣ったり、おばあちゃんの畑の野菜を収穫したりする体験はできないのです。

そこで、日本全国さまざまな地方で“田舎暮らし体験”をウリにした旅行プラン がたくさん登場し始めたのです。

そこで今回は、実際に行ったことのあるご家庭の体験談を3つご紹介したいと思います。

●(1)都会では味わえない採れたて野菜に感動

『子どもが夏休みに自然と触れ合える場所に行きたいと思っていました。ただ旅館やホテルに滞在してレジャー施設でお金を使うような遊び方に疑問を感じていたところ、“田舎暮らし体験”ができるという旅行プランがあるということを知りました。

小学生の2人の息子たちは、川で魚を捕まえて塩焼きにして食べ、畑になっているトマトやキュウリ、ナス、土の中のじゃがいもを掘る体験にとても興奮していましたね。特に野菜はどのようにしてできているのか、今まで見てきたスーパーに並んでいる袋に入った野菜が畑ではこんなに生命力にあふれた姿でキラキラと輝いているんだと知ったことがとてもいい経験になったようです。

苦手と言って食べなかった野菜も、「自分で収穫したものは味が違う」とすっかり苦手を克服できました』(小2と小5の兄弟の母)

小学5年生のわが家の長女は、この6月に学校の自然教室に参加してきました。2泊3日、山登りやイワナさばきをして自然に親しむという体験ができたようです。

その中で一番心に残ったのが、生きているイワナを自分の手でさばいて串刺しにし、炭火で焼いていただいた体験だったそう。

“命をいただく”という経験で、これまで以上に食に対して感謝の心を持つことができた と言っていました。

当たり前に食べていたものにも命があり、育てている人の苦労も知ることができたそう。

こうした食に対する教育が自然とできることが、“田舎暮らし体験”にはたくさん組み込まれているということで、大変素晴らしいと思います。

●(2)子どもの性格によって楽しめるかどうかが分かれます

『わが家の夏休みの計画を立てる際、小3の長男の「自分でカブトムシを捕まえたい」という強い希望が優先され、“田舎暮らし体験”をしに行くことになりました。実際にさまざまな自然体験をすることができて、概ね満足できたのですが、相手は“自然”。急な天候の変化で川遊びは中止になり、カブトムシもメスしか捕まえることができませんでした。

長男はそのことが非常にショックで落ち込みモード。いっぽう楽天的な性格の娘はそんな急な変更もお構いなしに楽しんでいる様子。これは子どもの性格的なものですが、楽しめるかどうかはその子次第ということもありますからご注意を!』(小3男の子と年長女の子の母)

確かにお子さんの性格をよく知る親でもこうした予想外の展開には戸惑うものですね。

お子さんによっては、この自然相手であるがゆえの、計画どおりにいかないもどかしさにイライラしてしまうこともある ようですが、これも2回3回と回を重ねていくうちに「こういうもの」と慣れていくということもありますから、ぜひ長い目で見ていくことが必要かと思います。

●(3)満点の星空を見て“天体への関心”が高まって、進路につながった

『都会育ちで自然の中で過ごしていなかったわが子の小学校最後の夏休みに“田舎暮らし体験”をしに行くことにしました。特に何かを期待していたわけではありませんでした。家族でいい思い出ができたら、という軽い気持ちで参加しました。その中で、娘が非常に感動したのは“夜空の星”だったようです。

「今までにこんなに多くの星を見たことがなかった」「星座の形がこんなによく見えるなんて」と感動しきりの様子で、この旅行から帰ると「もっと天体について勉強したくなった。だから将来はそういう研究をしたい」と言い出しました。中学に進んだ娘は天体や宇宙開発の仕事に興味を持ち、将来はそういう職業につけるように今も勉強を頑張っています』(中2の女の子の母)

このような自然体験を通して、もともとお子さんの中にあった興味関心のベクトルが定まり、将来の道しるべになった ということですね。

これも大変素晴らしいことではないでしょうか。

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いかがでしたか?

このコラムをお読みになって、ぜひこの夏“田舎暮らし体験”をしてみたいと思いましたらまだ間に合います! 一味違った夏休み、過ごしてみませんか?

【参考リンク】
・子どもの将来と教育費に関する調査 | ソニー生命保険(http://www.sonylife.co.jp/company/news/25/nr_130826.html)

●ライター/あしださき(元モデル)
●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)

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