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エアコンは必須? 夏に猫を留守番させるときの暑さ対策5つ

  • 2017.7.19
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気温も湿度も高い日本の夏。暑さでぐったりしているのは人間だけではありません。猫も暑そうにフローリングの上で倒れています。

猫を飼っている人にとって、夏場に心配なのが留守中の猫の様子。この暑さで体調が悪くならないだろうか、熱中症にならないだろうかと不安になりますよね。

そこで今回は、夏に猫を留守番させるときの暑さ対策についてご紹介したいと思います。

●(1)エアコンをつける

基本的には、エアコンをつけて出かけるのが一番安心です。温度設定は28度くらいで、冷房かドライ(除湿)にしておく のがいいでしょう。

『うちは午前中は涼しいので、暑くなる午後12時から冷房が入るようにタイマーをかけています。28度設定なら電気代も気になりませんよ』(20代女性/パート)

昼間の暑い時間帯だけエアコンが効くようにタイマーをかけていくという人も多いようです。

『うちの猫はエアコンが苦手。28.5度くらいで風があたらないようにしていても嫌がります。でも、エアコンをつけて行かないと昼間はサウナ状態になってしまうので、エアコンがイヤなときに他の部屋へ移動できるようにすべての部屋の扉を開けています 。電気代はかかってしまうけど、仕方ありません』(30代女性/会社員)

このように、エアコンが苦手な猫もいるので、そういう場合には他の部屋へ移動できるようにしておいてあげるといいでしょう。

●(2)エアコンをつけない場合は窓を開けて風通しをよくする

窓を開けて網戸にしておけるようであれば、網戸にして部屋の風通しをよくして出かけましょう。網戸を開けてしまわないよう、網戸に鍵をかける のをお忘れなく。

ただし、猫によっては網戸を破ってしまうなどして脱走する可能性もあります。その危険性がある場合は窓を閉めてエアコンにしましょう。

なお、各部屋やお風呂場の扉などは開放しておくと、猫がより快適な場所を探して移動できるのでおすすめです。

お風呂場に入れるようにしておく場合は、猫が誤って湯船に落ちて溺れないよう、お湯は必ず抜いておいてください。

また、部屋の扉が風でバタンと閉まってしまったり、猫が自分でぶつかって閉めてしまったりする可能性もあるので、ドアストッパーなどで閉まらないようにしておく ことも大切です。

●(3)ひんやりグッズを置いておく

『猫が暑いときに上に乗って涼めるよう、大理石マット を買いました。ひんやりしていて気持ちいいみたいです。おなかをべたーっとくっつけて寝ています』(40代女性/パート)

アルミプレートやひんやりマット など、猫用の冷感グッズがたくさん売っているので、そういったものを涼しそうな場所に置いておいてあげるといいでしょう。

わが家は、凍らせた2Lペットボトルにタオルを巻いて、風通しの良い場所へ置いています。アイスノンにタオルを巻いて置いておくというのもいいですね。

●(4)窓から直射日光が入らないようにする

『遮熱・遮光カーテンを引いていく と、部屋の温度がだいぶ違います。エアコンをつけていくときでも、冷房効果が高まるし省エネにもなるので必ず引いていきますよ』(30代男性/会社員)

日光が部屋に入るか入らないかで温度は随分違います。

遮光・遮熱カーテン以外にも、雨戸やブラインドをしめる、ベランダにサンシェードやすだれ、グリーンカーテンを設置する などの対策もおすすめです。

●(5)水飲み場をいろいろな場所につくっておく

猫は涼しい場所を見つけたら、そこで横になって動こうとしないことが多いです。水を飲みに行くのも面倒になってしまうことも……。

しかし、暑いのに水を飲まないのは危険。そこで、猫がいちいちお気に入りの場所から移動しなくてもいいように、猫が行く部屋ごとに水を置いてあげる というのも手です。

涼しいお風呂場にも飲み水を置いておいてあげるといいですね。

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猫の健康を守ることができるのは飼い主だけ。夏の暑さで猫が体調を悪くしてしまわないよう、快適な環境をしっかり整えておいてあげてください。

また、帰宅したときにもしも猫に異変を感じたら、放置せずにすぐに動物病院へ連れていきましょう。

●文/パピマミ編集部

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