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荘厳な重要文化財に圧倒…! 京都観光で外せない「仁和寺」の魅力

  • 2017.7.19
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門跡寺院として栄え、応仁の乱で焼失した「仁和寺」

光孝天皇の発願によって創建され、次代の宇多天皇が意思を引き継ぎ完成した「仁和寺」は、当時の元号「仁和」から命名されました。皇室出身者が住職を務める門跡寺院として平安~鎌倉期にかけて隆盛し、その後応仁の乱で焼失するも1646年に再建が完了したという歴史があります。近年では1994年には古都京都の文化財の1つとしてユネスコの「世界遺産」に登録された、格式高い寺院です。

威風堂々とした二王像が圧巻の「二王門」

金閣寺から仁和寺までの寺院や、名勝を巡る観光ルートとして知られる「きぬかけの路」から望む豪壮な雰囲気の二王門は、京都の三大門のひとつにも数えられており、「仁和寺」境内への入口でもあります。
重々しく左右に立つ金剛力士像は圧巻の存在感で人々を迎え、重厚なつくりの門は重要文化財にも指定されています。「仁和寺」へ訪れたら、まずはその壮麗な佇まいを余すことなく堪能しましょう。

天高くそびえ立つ京都のシンボル「五重塔」

京都と聞いて五重塔を思い浮かべる人も多いと思いますが、京都市内に現存する五重塔は4基ほど。「仁和寺」にはそのひとつがあり、遅咲きで知られる御室桜と共に、寺院のシンボルとなっています。
二王門と同様に重要文化財になっているこの塔は、御室桜の咲く時期には桜の木々越しに、まるで桜の雲海の上に浮かんでいるように見え、その秀美な姿に魅了されるでしょう。天高く伸びるその姿は「仁和寺」を語る上で欠かせない存在です。
「仁和寺」には二王門、五重塔の他にも国宝の「金堂」など数々の重要文化財が多く集まっています。桜や紅葉の名所としても知られ、境内は時期ごとに四季折々の風景が楽しめます。京都へ足を運ぶ際には、ぜひ世界遺産「仁和寺」に訪れてみてください。

スポット情報

・スポット名:仁和寺
・住所:京都府京都市右京区御室大内33
・電話番号:075-461-1155

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