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【居心地の良い夫婦関係?】家庭内別居のコツとメリット

  • 2017.7.19
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夫婦の形も色々です。
結婚して数年経つと、お互いに無関心になったり、夜の生活がパタリとなくなり、食事も寝るのも別々なんて「家庭内別居」状態に陥るケースも。
周りに相談すると「嫌いなら別れちゃえば」なんて簡単に言われるけど、子供がいたり金銭面的なことを考えると、なかなか離婚には踏み込めない・・・そんな方も実際多いようです。
家庭内別居を上手く進めていくコツや、メリットについて今回は考えていきます。

家庭内別居って法律的な縛りはあるの?

今の日本の法律に「○○だから家庭内別居と呼ぶ」という決まりはありません。
お互いに無関心で、性生活が無く、どちらか一方が「辛い」と思っている状況が続いている場合は、家庭内別居と呼ばれる事が多いようです。
片方が「家庭内別居」と思っているだけで、もう片方は「家庭内別居」と思っていないケースもありますが、どちらかが辛いと思っている状態であれば家庭内別居しているという理由が通り、調停離婚の際のポイントに使われる事もあるようです。

家庭内別居のメリットは?

夫婦生活が上手くいっていないからといって、離婚してしまうと今まで夫婦で成り立っていた事を全て自分一人でこなして行かなければならなくなりますよね。
例えば、女性なら金銭的に苦しくなる、子供の面倒を一人で見なければならなくなる、両親に心配をかけてしまうという理由が上位にあがります。夫側にとっても、離婚をしてしまえば今まで当たり前のようにやってもらっていた家事などを全て自分でやらなくてはならなくなります。
それなら生活のパートナーとして一緒に暮らした方がお互いにメリットがあると思う場合は、家庭内別居止まりのほうが楽な場合もあるでしょう。
また、子供がかわいそうという理由で離婚しない夫婦もいます。
子供に罪はなく、大人の勝手な事情で起こっていることなので、子供の前だけでは「お父さん、お母さんを演じよう」とするパターンです。子供を育てるパートナーとして一緒に居るのは確実に大きなメリットです。

家庭内別居で決めておきたいルール

○寝室を分ける

お互いにプライベートになれる空間を確保するためにも、寝室をわけるのは大切です。
帰りが遅くなる旦那に眠りを妨害されないためや、都合よく体を求められる事を少しでもさけるためです。

○買った食べ物には手をつけない

相手が買ってきた食べ物を夫婦だからといって共有するのはおかしな話。
家庭内別居を決めたら、相手が買ってきた食べ物や飲み物には手をつけないのがルールです。
そこまでガチガチに決まりを作りたくないという夫婦であれば、食事は作ってあげるけど、手を付けられたくないものには自分の名前を書いておくという場合もあるようです。

○共有スペースはお互いに思いやりを持って

テレビがあるリビングなどで相手がテレビを見ている場合は、邪魔をしないように気を遣うのもルールです。
ここで、「見たいテレビがあったのに」なんて言って喧嘩が勃発して、ますます居心地の悪い空間にしてしまわないように。そんなことから大喧嘩になり離婚に発展してしまうこともありえなくはないので、お互いに譲り合うか、時間などで区切るなどしましょう。お互いに邪魔をしない環境作りをするとかなり居心地よく過ごせます。

○必要なことはLINEで

会話をするとギクシャクしたりイライラが募り、喧嘩になりやすくなります。必要な連絡はLINEかメールで行なうのがベスト。揉め事になる要因は少しでも排除して喧嘩→離婚の可能性をなくしましょう。口頭で伝えずに文字で送ることで、物事を冷静に考えることができますし、用件を伝えて後は返信を待つだけなのでお互いにストレスから解放されますよ。

離婚はするほどでもないけれど、仲良くもない。そんな夫婦は世の中に沢山います。ここから、再び仲良くなる場合もありますし、子供が成人した時に離婚するケースもあります。
これから夫婦がどうなるかは、自分の行動次第で決まりますが、ひとつ屋根の下での夫婦生活を少しでも居心地良く過ごせる努力をすることが第一優先です。
喧嘩をするのではなく、お互いにやんわり接し合うということも夫婦には必要なこと。家庭内別居と聞くと大事のように思えますが、事を荒立てない日本人らしい考え方なのかもしれませんね。

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