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暮らしに寄り添う「キッチンアイテム」「暮らしの道具」特集。デザインと機能性を兼ね備えた優秀アイテムたち。

  • 2017.7.11
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「暮らし」の中には、長年人々に愛され続けるアイテムがあります。デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムは、多くの人々に愛され、使い続けられるものになります。インテリアとして飾っても空間に映えるものばかりです。今回は、魅力あるデザインで機能的にも優秀な「キッチンアイテム」や「暮らしの道具」をご紹介。日本や海外で生み出された、職人やデザイナがーこだわりを持って作り上げた商品ばかりです。日々の暮らしの中で何気なく使っているモノたちをもう一度見直してみてください。物があふれる時代だからこそ、愛着のあるものを見つけて大切に長く使ってみるのはいかがですか?

ドイツの老舗メーカー「レデッカー」のブラシ

皆さんは『Redecker(レデッカー)社』をご存知ですか?1936年創業のドイツの老舗ブラシメーカーです。ひとつひとつ熟練した職人が作り上げているブラシや家庭用品、子供用品の数々。また、素材にもこだわりを持ち良質な天然素材を使用しており、長年愛用できる商品ばかりです。シンプルで美しいデザインで見た目にもオシャレなRedeckerの商品は様々あります。 

魅力は飽きのこないシンプルで洗練されたデザインと機能美

レデッカーの商品の魅力のひとつは、シンプルで長年使用していても飽きのこないデザインにあります。見た目も洗練されたデザインで、なおかつ使い勝手も良い。使うたびに手になじむブラシ達。熟練した職人が一つ一つ丁寧に作っている商品たちはどこか温かみがあり、時代に左右されないロングライフの製品ばかりです。 

しまうのはもったいない!レデッカーのアイテムは見せる収納がオススメ

機能とデザインを兼ね備えられたアイテムたちは、しまっておくのがもったいない、飾っておきたい素敵なデザインのものばかりです。ナチュラルな木と良質な天然素材を使用したブラシの相性は抜群で、職人がひとつひとつ丁寧に作ったものだからこそ、そのブラシを使う私たちも手にするたびに愛着のわくアイテムになっています。使わない時でもお部屋に飾っておくと、お部屋の雰囲気がぐっとオシャレになります。 

こちらはレデッカーのフェザーダスター。柔らかなダチョウの羽で作られていて、家具を痛めることなく誇りをとることができます。飾っていてもとってもオシャレですね。 

「ほうき生活」始めませんか?棕櫚ほうきの魅力

日本にも昔から愛されているお掃除道具がありますよね。こちらは、明治13年創業の山本勝之助商店で作られている「棕櫚(シュロ)ほうき」。和歌山県の古くからの工芸品のひとつとされています。棕櫚ほうきは、棕櫚の繊維に適度に油分が含まれているので、天然のワックス効果があり掃けば掃くほど光沢が出るのが特徴です。また、水にも強く耐久性があるので、お手入れ次第では10年20年と使えるといわれています。日本の伝統や技術を守りつつ、今流に少しづつ改良し実用性を保っている棕櫚ほうき。ぜひ一度使ってみてください。 

使って納得!はりみの良さ

ほうきとあわせて、白木屋傳兵衛商店のはりみはいかがですか?白木屋傳兵衛商店も長い歴史があり、天保元年からつづく江戸ほうきなどをつくる老舗のお店になります。はりみとは、厚紙を張り合わせて柿渋を塗って作った紙製のちりとりのことです。外枠に竹を使っているので、軽い割りにしっかりとした強度もあります。柿渋は天然の塗料なので、静電気がおきず、集めたごみははりみの表面にまとわりつかないのが特徴。プラスチック製のちりとりと比べれば、その使い心地の良さは納得いただけます。 

日本の伝統ある器たち

絵になる器~1616/arita japan~

有田焼の素材や成型、焼き方はそのままに新しいデザインを取り入れた1616/arita japan(イチロクイチロクアリタジャパン)。モダンでシンプルな今までになかった有田焼を生み出しました。菊の花をモチーフとし、釉薬を使わないマットな仕上がりがより上品な雰囲気に仕上げています。料理やデザートどんなものを盛り付けても絵になる素敵な食器です。写真のように重ねて使うとさらに美しさが増します。 

器の持つ温かさと繊細さを表現~イイホシユミコ~

「手作りとプロダクトの境界にあるもの」をコンセプトにつくられているイイホシユミコの器たち。独特の色使いと、どこか温かみのある器は様々な年代の人に愛されています。こちらは、フランス語で一日という意味を持つ「unjour」というシリーズ。器を通して一日のシーンを想像できるようにという思いが込められています。 

こちらの小さな鳥をモチーフにした小皿は「tori」シリーズ。薬味入れやコーヒーに添えるお砂糖を乗せて使うと可愛いですよね。また、アクセサリートレイや小物入れとして使うのもおすすめです。カラーのバリエーションも豊富なので色違いで集めるのもいいですね。 

木を感じる。~我戸幹男商店のMATEVARI~

1908年(明治41年)に石川県山中温泉にて我戸木工所として創業した我戸幹男商店。昔ながらの伝統を受け継ぎながら、近年ではデザイナーと共同で実用性と芸術性の高さを併せ持つ漆器を数多く手がけています。こちらの「MATEVARI」(マテバリ=マテリアルバリエーション)は、ケヤキ、サクラ、カエデ、ナラ、ブナの材料を使用し、ほっこりとしたかたちの椀に仕上げています。「一汁三菜」という言葉があるように、日本では汁物は食卓に欠かせません。毎日使うものだからこそ、こだわりのものを使って食事を楽しみたいですよね。木は木目や質感などひとつひとつ同じものがないのが魅力です。食器棚に飾っていても絵になる柔らかなフォルムの椀をぜひお楽しみください。 

時代を超えて愛されている北欧食器たち

特別な輝きを持ったグラス ~iittala~

1881年にイッタラ村のガラス工房として創業。フィンランドで生まれたイッタラは今や世界的にも有名なガラスブランドです。国内問わず著名なデザイナーと共に数多くの作品を生み出しています。こちらはアイノ・アアルトによって生み出された「アイノ・アアルト」グラス。80年以上たった今でも人気の高い作品です。水の波紋をイメージしたシンプルだけど美しいデザインが特徴です。スタッキングもできるので収納もしやすく機能的でもあります。

1958年にカイ・フランクによって生み出された「カルティオ」もイッタラの中で人気の高い作品です。デイリーユースを意識して作られたカルティオはそのシンプルなデザインが何よりも特徴になります。カラーバリエーションが豊富で、シンプルだからこその美しいガラス本来の輝きを楽しむことができるグラスです。 

大胆でモダンなデザイン~ARABIA パラティッシ~

1837年にフィンランドで誕生したARABIA。大胆なデザインと品質の高さや機能性を兼ね備えたブランドです。数多くのデザイナーが携わり、芸術性の高い活力のある作品をたくさん生み出しています。ARABIAの中でも人気が特に高いのが、カイピアイネンがデザインした「パラティッシ シリーズ」。植物をモチーフとした大胆で美しいデザインが魅力的です。 

パラティッシシリーズでプレートと共にカップも揃えてみてはいかがですか?セットで揃えると一気にテーブル上が華やかになりますよ。個性的な柄ですがどんな料理とも相性が良く、品もあります。ぜひ愛用していただきたいオススメのシリーズです。 

使い込むほど味が出る。南部鉄器の魅力

日本人なら誰もが耳にしたことのある「南部鉄器」。岩手県の伝統工芸品で、古くは江戸時代からつくられているといわれています。急須や鉄瓶が有名ですが、フライパンや鍋など様々なものを作っています。今では海外での人気も高く、昔ながらのデザインはもちろん新たなデザインや、カラーバリエーションも増えて、より魅力的な作品が増えてきています。 

存在感抜群!料理人に近づける鍋

魅力は重厚で高級感のあるデザイン!伝統ある鋳物ホーロー鍋 ストウブ

1899年にフランスのアルザス地方で創業し一世紀以上の歴史を誇るストウブ社。伝統と進化を織り交ぜた商品製作で人気です。特に1974年にフランスの三ツ星シェフポール・ボキューズ氏らと共に開発された鋳物ホーローの鍋はいまや世界中で人気があります。食材の旨みを閉じ込め、素材そのものの味を際立たせる鋳物ホーロー鍋は、おいしい料理がつくれるのはもちろん、重厚でテーブルやキッチンに置いても引き立つかっこいいデザインが魅力です。 

ふっくら炊ける。萬古焼の土鍋でおいしい食卓づくりを

三重県の四日市で有名な萬古焼。萬古焼の特徴は「ペタライト」という鉱物を陶土に混ぜることで、高い耐熱性を持たせる点です。こちらの土鍋を作っている「4th-market」は、四日市で焼き物を生業する4つ窯元が創った会社です。伝統を受け継ぎながら、新しいデザインを織り込み今の時代にあった萬古焼へと仕上がっています。こちらの土鍋の特徴は取っ手がないコンパクト設計で、省スペースでも気軽に使えること。コロンとしたフォルムで、飾ってもかわいらしいですよね。難しそうな土鍋炊きですが、コツさえ覚えれば意外と簡単にふっくらご飯を炊くことができます。土鍋で炊くご飯のおいしさをぜひ堪能してみてください。 

カトラリーをこだわるだけでテーブルが一気にオシャレに♪

洗練されたデザインが人気~クチポール~

インスタグラムでもよく見かける、こちらのカトラリー。1920年創業のポルトガルを代表するカトラリーブランド「クチポール」のものです。職人がひとつひとつ丁寧に作り上げているクチポールのカトラリーたちは、どれも洗練されたデザインで、どんな食器との相性も良く、世界中の人々に愛されています。スタイリッシュな見た目だけでなく、人間工学に基づいて設計されたデザインは使い心地も抜群です。食事にあわせたカトラリーラインナップで、用途に合わせたものをチョイスすることができるのも魅力です。こちらはブラックの持ち手が特徴の「GOA」シリーズ。持ち手はホワイトやブラウンもあり、カラーによっても表情が異なります。テーブルが華やかになること間違いなしのクチポールのカトラリーをぜひ揃えてみてください。テーブルコーディネートが楽しくなりますよ。 

こだわりのモノに囲まれたコーヒータイム

コーヒータイムって毎日の暮らしの中に自然と取り入れている方が多いですよね。毎朝飲んだり、休憩に飲んだり・・そんなコーヒーの時間をより素敵な時間にしてくれる洗練されたアイテムもたくさん。こだわりのコーヒータイムを過ごしてみてください。 

ディスプレイしたくなるフォルム~ケメックス コーヒーメーカー~

フラスコのようなかたちが特徴のケメックスのコーヒーメーカー。1940年にドイツ生まれのアメリカの科学者ピーターシュラムボーム博士により開発されました。シンプルで美しいフォルムと持ち手の部分の木とレザーの組み合わせが絶妙で、ニューヨーク近代美術館にも永久展示されるほど世界でも認められたデザインです。また、デザインだけでなく風味豊かなコーヒーを味わえると長年人々に愛されています。思わずディスプレイしたくなる素敵なフォルムのケメックスのコーヒーメーカー。ぜひ使ってみてください。 

モクネジのコーヒーミルで豆を挽いて、贅沢なひと時を

せっかく自宅でドリップ珈琲を楽しむなら、ぜひコーヒーミルでコーヒー豆を挽いてみてください。より味わい深いコーヒーを楽しむことができますよ。老舗コーヒー機器メーカーのカリタ社との共同で作り上げたモクネジのコーヒーミル。美しい天然木の木目と重厚な鉄素材を組み合わせた美しいデザインです。 

希少な国産籐製品~ツルヤ商店の籐バスケット~

1907年(明治40年)創業の山形県の籐工芸の老舗、ツルヤ商店。海外製の安価な籐製品が増えている中、国産にこだわり続け、素材選びから仕上げまでを熟練の職人が行っています。ひとつひとつ熟練した職人の仕上げた籐製品は、軽くて丈夫でどこか人のぬくもりを感じることのできるやさしい風合いが魅力です。ツルヤ商店の商品は天然素材のみを使用し無塗装なので、素材の雰囲気をしっかりと感じ取ることができます。ひとつひとつしっかりと丁寧に編まれていて、耐久性もあり長く使い続けることのできる商品です。 

まとめ:好きなものに囲まれた暮らし

自分の目で確かめて揃えた「暮らしの道具」や「器」に囲まれた空間。お気に入りものが揃い、なんだかワクワクしますよね。毎日使うものだからこそ、こだわりたい。そんな暮らしはとてもあこがれる究極の生活スタイルかもしれません。あなたもこだわりのアイテムを見つけてみてください。 

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