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「理想の彼」とは「一緒に成長していける彼」のことです

  • 2017.7.10
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恋愛でも結婚でも、パートナーと一緒に変化していくことができれば、その関係は長持ちするし、豊かな関係になれます。

■男はよく変化します

離婚を例に挙げるとわかりやすいかと思います。離婚の原因のトップは、おそらくみなさんもご存知のとおり「性格の不一致」です。
つきあっていた頃は(あるいは結婚当初は)、男女でお互いにしっくりきていた相手の性格が、年月とともに変化し、しっくりこなくなった、ということです。もっとも離婚原因における「性格の不一致」って、たとえば「相手の親族とつきあいきれない」というように、相手の周辺の具体的な事情によるところもあるそうで、いちがいに「彼が変化した」と言い切れないものらしいです。でも、大きな意味で、(彼の周囲を含めたあらゆるものが)変化をし、それをふたりで受け止めることができなかった、ということです。


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男はよく変化します。たとえば25歳でまだ平社員で、先輩にこき使われていた男子が、やがて28歳になり若くして部下を持ったとします。責任ある立場を任された彼は、急にマジメ君に豹変したりします。これまで彼女に対して、デートのたびにおチャラけてエッチばかりしていた彼が、ある日突然マジメ君に変わるのです。
そういう彼を見て「彼のチャラいところが好きだったのに、なぜ彼はマジメになったのだろう、あ~あ、こんな男子とつきあいたくない、別れたい」とあなたが思えば、その恋は終わります。

■日々少しずつ成長している彼は、きっと優秀です

女子だって変化しますよね?
たとえばお酒がすごく好きだった女子が、ある日突然、「あまりお酒を飲みたいと思わない」と言い出すとか・・・・・・女子は自分で自覚していなくても、30歳くらいに向かって、お母さんになる心身の準備をしているところがあるので、ある日突然夜遊びをやめる女子もいれば、ある日突然、他人の子どもをかわいいと言い出す女子もいますよね。


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人は月日とともに、その考え方が変化してふつうです。変化しないほうがおかしいといえば、おかしいのです。人のカラダの細胞は、数か月から1年弱くらいで、まるっきり新しくなると言われています。カラダという、いわば「こころの入れ物」が、そっくり変化するわけですから、そこに入っているこころが変化して当たり前。
その変化に、男女お互いに敏感になり、相手が変化したら自分もそれについていくとか、自分が変化したら、相手にそれに気づいてもらうなどのケアをしていれば、つきあいは長く深くなります。

■「ある日急に、彼のわたしに対する態度が冷たくなりました」

「ある日急に、彼のわたしに対する態度が冷たくなりました」とか「ある日急に、彼とセックスレスになりました」など、彼の変化に悩んでいる女子がかなりいます。
彼が変化したらあなたも変化することです。彼が変化したにもかかわらず、あなたがおなじ場所にいるから、彼はあなたのことを「過去の人」と見て、別れたくなるのです。変化は、成長と言い換えることも可能です。
日々少しずつ成長している彼は、きっと優秀です。社会の変化を肌で感じ取って、うまく自分を変えることができています。そういう社会性のある彼は、優秀です。あなたもときには、自分のことはさておき、視野を広くもって、彼を含めた「社会のこと」を見渡してみると、彼やあなた自身の変化に気づくことができ、彼と一緒にうまく変化していけます。


自分のことと、恋愛のことにしか興味がない女子のことを、優秀な男子は「何年経っても成長していない」とみなしてしまうのです。そしてそういう彼女と別れたあと、彼女が誰かと結婚・出産し、お母さんになったとき「おれはこの子と結婚しておけばよかった、彼女、いい感じで変化して立派な大人の女性になったなあ」と、少し後悔するのです。
なにはともあれ、自他共の変化に敏感であれば、カップルは長持ちします。(ひとみしょう/ライター)


(ハウコレ編集部)

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