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【眼科医に聞いた】あなたは大丈夫? 「疲れ目」NG習慣 チェックリスト

  • 2017.7.10
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最近、目の疲れが気になることはありませんか? ある調査によると、目の疲れがストレスや仕事のミスに繋がっていると感じている人もいるのだそう。
パソコンの長時間使用、スマホが欠かせない生活など、確かに目を酷使することが多いですよね。
そこで今回は、「疲れ目チェックリスト」と、眼科医の先生による正しい疲れ目ケアをご紹介します。
 

■3人に1人が「疲れ目」で仕事のミス経験あり!

トレンド総研が20~50代の会社員男女500名に行った調査によると、「目の疲れ」を自覚している人は約9割。
中でも、“仕事中に疲れ目を感じやすい”という人が多く、時間帯としては「16時ごろ」(41%)、「17時ごろ」(40%)と、夕方に目の疲れを感じている人が多いようです。
また、目の疲れは仕事そのものにも影響を与えることも。

具体的には、 「普段なら間違えない数字入力で違う数字を入力していた」(34歳・男性)、「集中力を欠いたせいで、誤字に気づかなかった」(32歳・男性)、「書類に記載する数字を見間違え、顧客のところに出向かねばならないことがあった」(55歳・男性)などの声が挙がりました。
疲れ目による見間違えや集中力の低下がミスの原因になっていることが多く、疲れ目対策は仕事のパフォーマンスを低下させないためにも必須だといえそうです。
 

■あなたは大丈夫? 「疲れ目」NG習慣 チェックリスト

だんのうえ眼科・二子玉川院 院長の大島由莉先生によると、「疲れ目」は、生活習慣によって悪化することがあるのだとか。まずは「疲れ目NG習慣リスト」をチェックしてみましょう。

<あなたは大丈夫? 「疲れ目」NG習慣チェックリスト>

□スマートフォンを長時間使っている

□仕事などでパソコンを使用することが多い

□目線よりも高い位置に、パソコンやテレビの画面がある

□姿勢が悪い

□メガネやコンタクトレンズの度数を強めにしている

□老眼ぎみだが、老眼鏡をまだ使用していない

□睡眠が不足しがちだ

□お酒をたくさん飲む

□エアコンのきいた部屋にいることが多い

□喫煙室など、たばこの煙の蔓延した部屋で過ごすことがある

▼2個以上当てはまる方は「疲れ目」に要注意!

【0~1個】 目の負担は少ないと考えられます。

【2~4個】 目にやや負担がかかっています。普段の習慣をみなおしましょう。

【5~7個】 目にかなり負担がかかっています。早めに疲れ目対策をおこないましょう。

【8~10個】 目に対して大変負担がかかっています。自覚症状がある場合は、眼科の受診をおすすめします。
 

■眼科医に聞いた!正しい疲れ目ケア

大島由莉先生によると、「疲れ目」対策にはこんなことがあるそうです。

(1)モニター画面の位置を調整

モニターが目線より高い位置にあると、目の緊張状態が続くことに。モニターの画面は「目線の正面」または「目線より下」に調整を。また、姿勢の悪さも目に負担がかかるため、気をつけましょう。

(2)メガネやコンタクトレンズの過矯正に注意

メガネやコンタクトレンズの度数を強めにすると、かえって目に負担がかかるそう。眼科で自分にあったものを選び、老眼を感じているなら、無理せず老眼鏡の使用を。

(3)睡眠不足

睡眠が不足しがちだと、目の疲れが十分に回復できません。十分な休息をとりましょう。

(4)アルコールの飲み過ぎ

肝臓の働きが悪くなり、栄養を運ぶ血液が十分に全身に回らなくなってしまうため、目に届くはずの血流が滞ってしまう原因になります。アルコールの飲み過ぎには気をつけましょう。

(5)目の乾きに注意

エアコンが効いた室内にいることが多いと、目が乾き、疲れ目の原因に。また、喫煙室などたばこの煙が蔓延した部屋で過ごすことも、煙にさらされることで涙の状態が悪くなるため、気をつけましょう。

(6)目薬は効果効能で

目薬によって効果効能が違うため、疲れ目ケアをするならビタミンB12が配合されているものを。「疲れ目」の原因の一つと考えられるピント調整筋(毛様体筋)のコリをほぐし、疲れ目を改善します。
ビタミンB12は赤いので、赤い目薬を目印に。
 
いかがでしたか? そのほか、疲れ目を感じたら、目を温めたり、マッサージしたりするのも有効だそうです。夕方の魔の時間も疲れ目対策で上手に乗り切って、いい仕事ができるように参考にしてくださいね。
 
【参考】
※ 働く男女の「疲れ目」事情-トレンド総研
【眼科医に聞いた】あなたは大丈夫? 「疲れ目」NG習慣 チェックリストはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

坂本雅代

大手エステティックサロン店長を経て独立起業。エステティシャン歴は15年となり、これまでに男女延べ1万人以上を施術。現在はサロン経営、エステ講師、美容ライターとして活動中。

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