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【絶景に触れるチェコ旅(3)】チェコ第2の都市・ブルノでオシャレに楽しむ市街散策

  • 2017.7.8
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文化や芸術が今も息づくチェコは人気の旅先の1つ。また中世に建てられた城廓や教会、そして世界遺産など多くの絶景が楽しめます。このたび編集部では約1週間の日程でチェコの各地を訪問してきましたので、各地のオススメのスポットを紹介します。ぜひこれからのチェコ旅行の参考にしてみてください。

チェコ第2の都市・ブルノ

ブルノはプラハに次ぐチェコ第2の都市。モラヴィア地方の中心都市です。プラハからは食堂車やwifiなどを完備した快適な列車で約2時間30分(219CZK~)でアクセスできます。このブルノの中心地はさまざまなショップが立ち並び、路面電車も行き交う賑やかな街。

【ブルノ旧市街の中心「自由広場」】

【常に賑わっているアイスクリームの移動販売ワゴン。ブルノの人たちはアイスクリーム好き?!】

訪れたのは金曜日の夕方ということもあり、いつもよりも人出も多く、街全体が賑やかな雰囲気。カフェやレストランの前には多くのテーブルが設置され、青空の下で賑やかに食事を楽しむ人で溢れています。

【夜7時にも関わらずまだ青空。チェコは昼間の時間が本当に長く、時間の感覚が何となくおかしくなります】

聖大ヤコブ教会にある必見スポットとは?

そんなブルノで訪れたい場所の1つが「聖大ヤコブ教会」。

13世紀から存在したというこの教会、建築そのものも荘厳さを感じる素晴らしいもの。ですが、ここで必見のスポットは教会の地下にあります。

ここは納骨堂。この納骨堂の壁や柱などは人の骨によって作られていて、埋葬されている人の数は推定50 000人以上とのこと。ヨーロッパで2番目の規模と言われています。ですが、2001年に行われた調査の際に初めてこの納骨堂が発見されたのだそうです。これだけ大きな規模の納骨堂が「なぜつい最近まで見つかっていなかったのか?」。謎は深まります……

聖大ヤコブ教会の地下納骨堂
月曜休館(入館料:大人 140CZK) http://ticbrno.cz/en/underground/ossuary-underneath-the-church-of-st-james

ブルノの旧市街を散策してみよう

その他にもブルノにはたくさんの教会や劇場といった歴史を感じる建築をはじめ見所が盛りだくさん。

【“平和”の象徴として教会前に期間限定で展示されているピンクの戦車は世界的にも有名なチェコ人彫刻家David Černý(ダヴィッド・チェルニー)によるもの。彼の作品の多くはプラハの街中で良く見られますが、ブラック・ジョーク的な作品が多く、作品ができるごとに論争が巻き起こすのだそう】

【「ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団」の看板。犬が可愛い味を出しています】

【歴史を感じる建築の1階にあるだけで、マクドナルドがグッとオシャレに感じます】

【街のいたるところに歴史や風情を感じさせる建築物があります。写真の奥(中央)に見えるのは、かつては刑務所としても使用されていた「シュピルベルク城」 】

【チェコの中でも特に美しいバロック様式の噴水の1つに挙げられる「パルナス」。この「パルナス」のあるキャベツ市場は、朝は青果市場となって買い物客で賑わいます。地下には迷路のように地下道がはりめぐらされているのだそうです】

【ブルノでディナーを楽しんだレストラン「restaurant Jakoby」。人気店だけあり、お店の中も外も満席状態】

【いただいたのは鴨肉のソテーとチーズがトッピングされたグリーンサラダ。抜群の美味しさでした】

【ブルノで宿泊した四つ星ホテル「hotel Royal Ricc」。オシャレ映画に登場するような趣のある外観が素敵】

【もちろん部屋も趣のある空間。ほっこり気分で寛げます】

チェコと言うと真っ先にプラハを思い浮かべる方も多いと思いますが、モラヴィア地方の中心都市ブルノも訪れて、ぜひオシャレな市街地散策を楽しんでみてくださいね。

《参考情報》チェコ国内で最も良く使用されている乗換検索サイトが「IDOS.cz」になります。チェコ国内での公共交通機関を利用した移動の際はぜひ利用してみてください。

取材協力:チェコ政府観光局(CzechTourism) www.czechtourism.com

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