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どうして短冊を書くの? 日本人の7割が知らない「七夕豆知識」

  • 2017.7.7

親しみ深い行事「七夕」、古くは中国文化に由来

七夕は五節句のひとつで、願い事を書いた短冊を笹に吊るしたり、天の川を見上げたりと日本人にとって親しみある行事です。実は古い日本と中国の文化が融合されており、麦の実りに感謝する意味合いがあります。

七夕は「仕事を怠けないように」という意味合いも

七夕は、かつては旧暦で行い、梅雨が明けた頃の行事でした。織姫と彦星が出会う星合の伝説は、中国の民話が起源だそう。絹織りや牛飼いは古代中国の大事な産業であり、仕事を怠るなという意味が星合の伝説に込められています。

短冊は技の上達を願うものだった

短冊を吊るす行為は、元々は技の上達を願って行われていました。短冊に願い事を書いて笹に吊るすようになったのは、江戸時代のこと。願い事を書いて楽しむ行事として、多くの人々に広まった風習が現代にも残っています。

願いが届くよう、川に笹と短冊を流す

以前は7日未明に、笹と短冊を川や海に流していました。これは川が天の川へ繋がり、願いが天に届くと考えていたからです。川のない場所では、笹と短冊を燃やします。煙が天に昇って、願いが届くと考えられていたそうです。

古くから庶民の行事として楽しまれてきた七夕。かつては実りへの感謝や技術の向上を願っていたようです。今年の七夕の願い事は、短冊に何か上達したいことを書いてみませんか?

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