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私のミスじゃない! 仕事を始めて言われた理不尽な言葉と対処法4選

  • 2017.7.6
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新年度から新しい職場で働き始めた人や、学校を卒業して初めての就職をした人など、忙しく仕事に取り組んでいる人も多いですよね。

特に初めての就職という場合には、仕事に対する考え方などで疑問を感じることも多く、理不尽な扱いを受けていると思うことも少なくないでしょう。

「新人だから」という理由だけで厳しい目を向けてくる人からの言葉は、意外と心のなかに重くのしかかってくることもあるはず。

今回は、働き始めたばかりのころに言われた理不尽な言葉や、それを言わせないための対処法などをご紹介したいと思います。

●(1)「自分で考えて」

『大学を卒業して初めての就職先、入社初日のことでした。与えられた業務が早く終わったため、「次は何をしたらいいですか?」と質問すると、「そんなこと自分で考えてよ! もう学生じゃないんだから!」と怒られました。初日なのに自分で考えろと言われても、何もやりようがありません。自分が面倒だから答えたくないだけで、理不尽な発言だと思いました』(20代女性/事務)

職場で働く人たちの中には、自分の仕事が最優先で、他人への指導などを面倒だと思っている人 もいます。

そのため、質問しようとしても何かと理由をつけて断られるということがあるでしょう。「自分で考えて」というのは常套句。

その場合は、自分で考えたことをプラスして質問するのがいいでしょう。

「○○に手をつけたいと思うのですが、問題ないでしょうか」「手が空いたので、××の作業を進めてもいいでしょうか」のように、理由と行動をセットにして伝える ようにしましょう。

それでも指導を受けられないという場合には、考えるきっかけとなるポイントを聞いたり、その人自身がどのような基準で行動しているのか確認するといいかもしれません。

●(2)「誰にでもできる仕事でしょ」

『パートを始めたのですが、新人だからといって「誰にでもできる仕事しかしてないでしょ?」という言葉には腹が立ちました。そのくせ休みを取ろうとしたら「無責任だ」と言われます。誰にでもできる仕事なら、休んでも問題ないはずでは? 理不尽としか思えない言動です』(30代女性/パート)

職場で仕事を長く続けていると、自分の業務ができて当然のことと感じられるようになることもあります。

新しく入ってきた人に対して、「そんなこともできないの?」「誰にでもできる仕事なのに」という言葉をかけて批判するのです。

また、女性に対しては「結婚するまでの腰掛けでしょ?」といった発言をする人も。それを理由に業務について指導しないということもあるようです。

そういった人に遭遇した場合は、その人よりも上の立場の人に相談するか、仕事に関しては別の人に指導してもらう よう切り替えるのが賢明かもしれません。

●(3)「前にも言っただろ」

『仕事でミスをしたのですが、どう考えてもまだ指導されていないことで、教えてもらっていない業務範囲のことでした。しかし上司から「前にも言っただろ。何回言えばいいんだよ」とものすごく高圧的に言われ完全に萎縮。それ以降、通常業務で疑問が生じた際も、不明なことを聞くのが怖くなってしまいました』(20代女性/販売)

こういうときには、よく聞く言葉かもしれませんが、「報告」「連絡」「相談」をとにかく徹底してやることが重要です。

仕事に取りかかる前に、「こういう手順で進めて問題ないですか?」ということを確認しておくと、その後のトラブルを防ぐことができます。

また、教わっているのか教わっていないのかハッキリしない場合もありますよね。

そうならないためには、どんなに細かなことでも逐一メモをとり、聞き逃しがないようにしておくこと が大切です。新人であればメモを取ることに後ろ向きになる必要はありません。

なお、やたらと大声で怒鳴り高圧的な態度を見せる人は、もともと性格が感情的で理不尽な人と、目的をもってそのように演じている人がいます。

まずは相手がどのタイプかを見極め、性格的なものである場合には、話をするのが難しい相手だと諦めて 、適度に距離をとる必要もあるでしょう。

●(4)「言い訳するな」

『絶対に自分のせいじゃないトラブルがあったのですが、新人だからという理由で怒られ、事情を説明して反論したら「言い訳するな」と言われました。理不尽にもほどがある。説明すら聞いてもらえない』(20代女性/編集)

新人のころは仕事が遅かったりミスが多かったり、迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。当然、怒られてしまう回数も多くなるはず。

しかし、中には自分の責任とは全く関係のないことで叱責を受けることもあるかもしれません。

そんなときに大切なことは、まず相手の言い分をすべて聞く ということです。

「言い訳するな!」という人に対して少しでも反論しようとすると、その何倍もの反論を受けることもあります。

まずはすべて吐き出してもらい、いったん落ち着くのを待つことが先決。その上で、理不尽だと感じられることに対しては、冷静になって論理的に説明する ようにしましょう。

相手と一緒に感情的になるようなことは絶対に避けなければなりません。

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いかがでしたか?

働き方が次第に変わってきている現代でも、理不尽な主張をする上司はいまだ少なくありません。

日常生活であれば関わりを断つことで解消できますが、仕事ならばイヤでも付き合わざるを得ない場面もあるでしょう。

うまく自分の中で消化しながら、適度な距離感を探っていくことが仕事を快適にする第一歩と言えるはずです。

●文/パピマミ編集部
●モデル/ゆみ

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