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似てるけど違う? 「保育参加」と「保育参観」で保護者が注意するコト

  • 2017.7.5
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こんにちは、佐原チハルです。

子どもがお世話になっている保育園。「感謝してもしきれない!」という保護者さんも多いことかと思います。

しかし子どもたちが園で日頃どのように過ごしているのかはなかなかわかりませんし、様子が気になったり不安になったりすることもありますよね。

そこで重要な機会になるのが「保育参加」と「保育参観」です。今回は、保育参加と保育参観について、気をつけておきたいポイントをまとめてみました。

●保育参加と保育参観の違いとは?

名前が似ていますが、この2つには違いがあります。

保育参加は“参加”の文字通り、保護者が保育者として園生活に参加し、保育士の補助 のようなことをします。

『すごく緊張して参加しましたが、保育参加の最中は、子どもたちが「パパ先生」って呼んでくれて楽しかった。子どもたちに助けられました』(30代/4歳の子のパパ)

一方で保育参観は、園で子どもたちが保育されている様子を観察する機会 のことです。

小学校などでの参観日を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、保育園の場合はそれとは違って、保護者は姿を隠していることが多いです。

保護者の存在を隠すことで、より“いつも通り”の様子が見られるようにという配慮のようです。

●保育参加で気をつけておきたいこと

『保育士らしくというか、自分の子どものことだけじゃなくて「みんな公平にしなきゃ」って思ってたんだけど、ある程度は自分の子ども優先でも大丈夫みたい』(30代/3歳の子のママ)

お子さんが2歳のときに保育参加したこちらのママさんによると、やはり自分の親が“ママ先生”になると子どもたちは喜び、一緒に遊びたがったり園のことを教えて親を助けてあげたがったりするのだそう。

それをないがしろにしてしまうのはあまりいいことではないようです。

筆者の子が通う園の担任保育士からも、「保育参加の目的は園でのお子さんの様子を知ってもらうこと」であり、保育士の補助としての仕事を期待しているわけではない ので、緊張しないで大丈夫ですよ……というようなことを言われたことがありました。

気負わずに参加しても大丈夫そうですね。

なお必ず守ってほしいのは、「動きやすい服装・靴を用意すること」「アクセサリー類は全て外すこと」だそう。その点には気をつけて参加しましょうね。

●保育参観で気をつけたいこと

『保育参観については“譲り合いの精神で”としか言えない……。夫婦で来て自分たちばっかり2人して最前列に陣取ってるお家とかもあって、内心すごくイライラした』(30代/4歳の子のママ)

保育参観では、保護者は姿を隠していることも多いです。

室内活動をしている様子を観る際、たとえば部屋のガラス戸には模造紙で覆いがされるなどして、廊下で参観している保護者の姿が見えないようにされているのです。

保護者たちは模造紙に開けられた小さな穴から室内を覗きます。パーテーションで隠され、ほとんど声しか聞こえない……というようなパターンもあるようです。

いずれにせよ、覗ける・参観できるスペースはごく限定的で、窮屈であることも少なくない ようです。

「自分の子どもの姿をもっと見たい!」という気持ちがあるのはみんな同じ。譲り合いの精神は大事にしたいですね。

なお写真撮影の可否など、後のトラブルに発展する可能性のある事柄については、事前にルールを確認できておいた方がいいですね。

気になることがあれば、できるだけ参観日より前に質問しておく方が安心です。

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保育参加は「無料で保育を手伝わせたいだけなのでは」「参加を強要されるような言い方をされたことがある」など、賛否が分かれることもあります。

もちろん参加は任意 で、強制のような雰囲気があってはいけません。

しかし園での様子が気になっている保護者にとっては、保育参観と同様、貴重な機会になることも多いです。

お仕事の都合をつけるのが難しい場合も少なくないかと思いますが、参加を検討してみることをオススメします!

●ライター/佐原チハル(フリーライター)
●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)

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