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新作1000点以上。荒木経惟の大規模個展が開催。

  • 2017.7.5
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《遊園の女》2017
【さらに写真を見る】新作1000点以上。荒木経惟の大規模個展が開催。
「荒木経惟 写狂老人A」は、新作だけでも1000点をこえる膨大な量の作品を通し、荒木氏の「現在」と、その活動の核心を世に問う大規模な個展だ。

「写狂老人 A」というタイトルは、老境に入り一層精力的に制作を続けた絵師・葛飾北斎が70代半ばで「画狂老人卍」と号したことになぞらえ、自ら「写狂老人」を名乗る荒木氏自身を表したもの。

これまでに500冊を超える写真集を上梓している荒木は、そのテーマや手法が多岐にわたることでも知られている。とりわけ「生と死」の問題は、荒木氏の写真の重要なテーマ。愛する身近な者たちの生と死を撮り続けることで、写真の本質について洞察を深めてきた。近年は癌や片目の視力喪失などを自ら体験し、その眼差しはさらに深化しており、「生と死」がより鮮明に表れた作品を発表している。

同展ではそんな荒木氏の「現在」をいきいきと伝えるとともに、プリントからレイアウトまで、すべて荒木氏自身が手作りで制作した、氏の制作の原点とも言える1960年代のスクラップブックも展示。また、デジタルで撮った近年の作品なども加え、荒木の活動の多面性を浮き彫りにする。
荒木経惟 写狂老人A
開催期間/2017年7月8日(土)~9月3日(日)
会場/「東京オペラシティ アートギャラリー」 東京都新宿区西新宿3-20-2
開館時間/11:00~19:00、金土11:00~20:00
・最終入場は閉館30分前まで
休館日/月(祝日の場合は翌火)、8月6日(日)
入場料/一般1,200円、大学・高校生800円、中学生以下無料
問い合わせ先/03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.operacity.jp/ag/exh199

参照元:VOGUE JAPAN

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