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行列しても行きたいSOPIのレストラン、ピンク・マンマ。

  • 2017.7.4
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ここのところパンチのある新しい話題に欠けていたSOPI(サウス・オブ・ピガール)に、開店初日から行列のできるレストランがオープンした。その名はピンク・マンマといって、イタリアン・トラットリアだ。

ここはイースト・マンマを2015年に開き、パリにピザ・ブームを巻き起こしたビッグ・マンマによる、6つめのレストラン。ビッグ・マンマというのはヴィクトール・リュガーとティグランヌ・セドゥの男性2人のデュオで、彼らのコンセプトは、“他より美味しく他より安い”。これが受けないわけがなく、予約をとらない彼らのレストランは、どこもが行列のできるレストランとして名をはせることに。

SOPIの新名所はピンク色したピンク・マンマ。この素敵な場所を生み出したヴィクトールとティグランヌに感謝!(photos:Jérôme gallant)

ピンク・マンマの売りは分厚いフィレンツェ風Tボーン・ステーキ。常にクオリティを求める2人組はブッラータ、パルマ産ハム、小麦粉……自分たちで探し出した小規模生産者から仕入れている。ピンク・マンマの肉についても同様。最上の肉を求めた結果、ここではフィレンツェ風とはいえフランス産牛肉を使用している。

肉料理はフィレンツェ風Tボーンステーキ(2名用800g/48ユーロ)だけでなく、華奢な胃袋向きの250グラムのステーキもあれば、2〜3名でシェアする1,300gのトマホークカット(写真)も。そしてトラットリアだもの、もちろんピッツァも7種(12〜18ユーロ)。

ブッラータは3種あり、各8ユーロ。トリオのミックスプレートなら22ユーロ。近頃パリでもタコを恐れずに食べる人が増えているらしく、ピンク・マンマでもメニューに(22ユーロ)。

パッションフルーツのセクシー・ティラミス(8ユーロ)やイタリアン・サンデー(8ユーロ)。豊富なデザートメニューを先にチェックしてからメイン料理を決めないと、デザート前にお腹いっぱいになってしまうかも。photos:Joann Pai

ピンク色したレストランの建物は4フロアからなり、合計720平米。最上階はガラス屋根からの光が眩い素敵なパティオ風だ。各フロアごとにまったく異なるインテリアは、いつの日か全フロアを制覇したくなるほど、それぞれ魅力的だ。もっとも、そのためには最低4回行列しないと !!

インテリアは4種に異なるけれど、どのフロアも座っているだけで楽しい気分になれる陽気な雰囲気。サービスもカジュアルで感じがいい。SOPIはパリのボボ・セレブの本拠地でもあるので、家族連れの彼らとすれ違ったりも。photos:Jérôme Galland

Pink Mamma
20 bis, rue de Douai
75009 Paris
営)11:45~14:15、19:00~22:45(月〜金)、12:00~15:15、19:00~23:00(土・日)
無休
www.bigmammagroup.com/fr/trattorias/pink-mamma

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