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パティスリー界の巨匠・フィリップコンティチーニ氏、世界初のブティック&カフェを銀座にオープン

  • 2017.7.3
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パリを代表するパティスリー界の巨匠・フィリップコンティチーニ氏が開いたブティック&カフェが、この春「GINZA SIX」にオープン。名物“クイニータタン”をはじめ、感性豊かな天才パティシエのスイーツを味わってみませんか?

フィリップ・コンティチーニ氏が全スイーツを監修

東京メトロ 銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」A3出口から徒歩3分。「ギンザシックス」の地下2階、注目の飲食店が集まるフロアに「フィリップ・コンティチーニ」はあります。

ブティックのショーケースには、フィリップ・コンティチーニ氏が監修した焼き菓子、ショコラ、生菓子などが美しく並んでいます。

フィリップ氏はスイーツだけでなく、料理も監修したフランスのレストラン「ラ・ターブル・ダンヴェール」「ペトロシアン」が、ミシュランガイドで1つ星を獲得、数々の大手飲食企業の料理顧問も担当しています。

また“フランス菓子=甘い”という常識をくつがえし、フランスで現代の味覚にあった“甘さ控えめ”のスイーツを浸透させた立役者でもあります。

そんな巨匠が、満を持して初めてオープンした自身のお店なのです。

“噛むほどに、もっと食べたい”を追求

オープン前には何度も来日し、日本で良い素材が見つかると積極的に取り入れたのだそう。また日本人パティシエへの指導も徹底しており、直接つくり方を指導しています。

フィリップ氏がこだわった点は、“噛むほどに、もっと食べたい”と思わせるおいしさの広がり。どれも見た目はシンプルですが、ひと口食べると繊細で濃密なおいしさが感じられる味わいです。

伝統菓子同士を組み合わせた名物「クイニータタン」

お店の名物は、フランス伝統菓子の「クイニーアマン」と「タルトタタン(=キャラメリゼされたりんごのタルト)」をかけ合わせた、新たなスイーツ「クイニータタン」。

ブティックの隣の工房で手づくりされ、焼き上がると次々に売れていきます。
真ん丸な形がかわいく、見た目はバターでつやつや。

半分に割るとバター、砂糖、りんご、レモン汁、バニラで煮込み、薄くスライスしたりんごが現れます。生地はカリッモチッとした触感で甘さがしっかりしていて、中のりんごは甘すぎずすっきりし、そのバランスが絶妙です。

しっかりとした酸味が新鮮な「タルトシトロン」

生菓子では、そば粉でちょっぴりアクセントを効かせた「タルトシトロン」がおすすめ。レモンの酸味がしっかりとしたコンフィに生クリームがプラスされ、そば粉独特の芳ばしさが鼻に抜けていきます。

またさりげなくコンフィにプラスされたゆず果汁からも、爽やかな香りがたっぷり感じられます。

パティシエが目の前で腕をふるう、カフェカウンター

店内にはパティシエがお客さんの目の前で腕をふるい、盛り付けの様子を見せてくれるカフェカウンターもあります。

大きな器に綿細工やアイスが添えられたスペシャルな「クイニータタン(ドリンク付き)」(2484円)などがいただけるので、こちらもぜひ利用してみてくださいね。

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