1. トップ
  2. 恋愛
  3. 男は「愛ではなく味方」がほしいだけなんです

男は「愛ではなく味方」がほしいだけなんです

  • 2017.7.3

彼とどことなくうまくいかない時、あなたが彼に愛を与えてもあまり意味がありません。愛ではなく、単純に「彼の味方になってあげる」だけで、再びうまくいくようになります。

■■カップルで「ヤル、ヤラない」の押し問答になる理由

男子は愛について、ほとんどなにも考えてきませんでした。たとえば中学の頃、女子たちが好きな男子の話で盛り上がっている時、男子は戦闘もののマンガを読んだり、誰かがあっけなく死にゆくゲームに興じていました。そういう男子が、愛について考え始めるのは、はやくて高校生、遅くて20歳を過ぎてからです。
自分の意思に反して、日々高まってゆく性欲をどうしたものか?と悩み始める頃と、愛について考え始める時期がダブっているんですね。でも、意に反して日々高止まる性欲に支配されているので、男子は性欲が強い愛についてしか、考えることができません。だからたとえばカップルで「ヤル、ヤラない」の押し問答になるのです。そういう男子も、30歳も過ぎれば、愛について真剣に考えるようになります。人によっては20代で結婚したら、結婚の前後には必死になって愛について考えだします。

■■男性脳の基本に忠実になるとカップルはうまくいきます

愛に不案内な男に、愛をいくら与えても、彼はあなたが思っているほど愛について理解を深めません。それよりもっと、男性脳の基本に忠実になると、彼はあなたに全幅の信頼を寄せるようになります。男性脳の基本とは、相手を敵か味方かのいずれかで判断する、ということです。子どもの頃から戦闘もののマンガを一所懸命読んできただけあります。人が大量にバタバタと死ぬゲームを朝までやった甲斐があるというものです。
男ってつねに、相手を敵か味方かで見るので、だからたとえば、口やかましい母親というものが好きになれません。自分がゲームに熱中しているときに、「宿題したの?」と聞いてくる人は、それがたとえ母親であったとしても、彼にとっては敵なんですよね、思わず敵とみなしてしまうのです。そういう男性脳の基本を知らない母親は、一所懸命、「愛」情をかけて子どもを育てたにもかかわらず、息子は大学進学を機に上京し、4年に1回しか実家に帰ってこないと嘆いていたりします。
***
彼は、自分のことを否定することなく、ちゃんと受け止めてくれる彼女のことを味方だと認定し、感謝しています。ただそれだけのことなんです、愛がどうとか、そういうことって、彼にとっては、まだよく理解できないのです。彼に対して意地悪く言うなら、あなたが彼に対してさほどの愛がなかったとしても、彼の味方であるということを彼に理解させてしまうと、おそらくいつまでも彼とつきあい続けることができます。その傍らで、あなたはほかの男子と浮気することも可能です。それくらい世の男子は愛に不案内で、単純に味方になってくれる人のことを大事にするのです。(ひとみしょう/ライター)
(ハウコレ編集部)

の記事をもっとみる