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すっきり引き算メイクで今年顔! 崩れやすい夏のメイクをキープするコツ

  • 2017.7.1
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メイク崩れが気になる季節、今年もやってきました。はぁ、こればかりはどうしようもない、とあきらめる前に試してみてほしい、汗や皮脂に負けないスキンケアとメイクのテクニックをご紹介します。

(c) naka - Fotolia.com

■夏こそ保湿クリームが活躍
とろみがある保湿クリームは、サラサラが好まれる夏のスキンケアでは敬遠されがち。でも、実は夏こそ、保湿クリームが持つ特長を生かせる季節なのです。

保湿クリームは、商品によって程度こそ違えど、基本的にねばつきがあります。このねばつきが、肌に乗せたパウダータイプのファンデやパウダーがポロポロと落ちるのを防いでくれます。

じゃあクリームファンデにすれば保湿クリームは不要かというと、そうでもありません。確かに夏は冬に比べて湿度が高く、肌は勝手に保湿できていそうですが、もしもオフィスやリビングなどでクーラーを使用していたら話は別。冬と変わらぬ乾燥対策が必要です。

■夏はパウダー投入で“汚れ顔”対策
また、夏の汗ばんだ肌は、顔についた空気中の汚れをとどめやすくします。空気中の見えない汚れは、見えないくらいですから、気づかぬうちに黒ずんだような“汚れ顔”の原因になることも。

この空気汚れを少しでも顔から落とすためにも、夏はファンデーションをパウダータイプにしたり、クリームタイプなら、仕上げにパウダーをプラスしたりすると、外出から帰宅したときにありがちな“汚れ顔”を軽減することが可能になります。

■ベースメイク類は、使用量と工程を減らす工夫を
日焼け止めクリームやBB・CCクリームは、おでこ・頬・鼻の高いところに乗せ、低い所へ向かって伸ばします。量が足りずに顔の端まで伸ばしきれなくても、塗った部分と素肌の境目さえボカしておけば大丈夫。

メイクのよれや崩れを軽減するには、できるだけコスメを重ねすぎないことも大切です。高いところから低いほうへ伸ばすことで、少ない下地の量と工程で立体感のある3Dフェイスを作ることができます。

また、顔の端まで伸ばさないことで端の肌色がワントーン落ちてシャドウの役割になり、さらなる立体感の演出につながります。

■アイメイクはまつ毛の隙間を埋めるアイライナーが1本あればいい

(c) naka - Fotolia.com

今年の夏のアイメイクは、アイライナーだけのナチュラルな仕上げでもおしゃれで爽やか。できるだけ塗布する量と工程を減らすことも夏のメイク崩れ対策になりますので、一石二鳥です。

アイライナーは「ウォータープルーフ」「柔らかすぎない筆(くにゃっと折れない)」「ウェットタイプ」など、まつげの隙間を埋めるのが得意なテクスチャーのものを選び、まつ毛の隙間と目尻以外へのラインの「上書き」はあえてしません。

これにマスカラを足したあと、綿棒などではみ出た部分を拭いておくと、パンダ目を防げます。まつ毛が多い、もしくは長い人は、マスカラなしでアイライナーだけでも、目元はクッキリすると思います。

アイメイクに色味がないぶん、リップカラーは遊び放題。ポップなカラーも開放的な夏なら取り入れやすいので、あわせてお試しを。

省けるところは省き、必要なものだけ取り入れた夏のメイク崩れ対策。皆さんのメイク崩れの悩みが少しでも取り除けますように…!


(力武亜矢)

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