パリの3ツ星レストラン出身シェフの料理をビストロで。

洗練された料理をカジュアルな空間で楽しめるネオビストロ。アイ・カイの全6皿のコースは、ガストロノミーの経験を生かしながらも斬新な味わいと軽さで、女性でもラクラク完食できるポーションなのがうれしい。

日本の詩情をイメージし、「俳諧」という店名に。ワインの販売も行う。

「ル・ブリストル」「ル・ムーリス」など3ツ星レストランを経て独立したアメリー・ダルヴァ。スモークした鰻やカカオで肉にアクセントを与え、野菜やオリーブオイルはアイスクリームに仕立てるなど、ガストロノミーの技術を踏まえつつ、まだ誰も体験したことのない新しい味覚の世界を提供している。野菜を使ったメニューも多く、女性でも計6皿のコースを完食できる小ポーション仕立てがうれしい。共同オーナーであるギャビー・ベニチオが、料理との相性を徹底追求したという自然派ワインのセレクトも光る。

アミューズ、前菜3種、メイン、チーズかデザートの付く計6皿で50ユーロの夜のコース。「Lieu JauneFoie Gras CantalCapucineCéleri Rave」。さっぱりしたタラの一種、リュー・ジョーヌに、ポワレした生のフォアグラとチーズでコクをプラス。

皮をしっかりと焼き上げた柔らかいユー島産の乳飲み仔羊と、スモークした鰻の身を合わせ、旨味を一体化。「Agneau de Lait Ile d’YeuAnguilleFumé」。昼は22ユーロと27ユーロの定食がある。

オリーブオイルのアイスクリーム。野菜やオイルをデザートに使うのはパリのトレンドだ。「Glace d ’Huile d ’Olive 」