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乳幼児のママに聞く! 子どもにしてあげられなくて後悔していること3選

  • 2017.6.29
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こんにちは。ライターのNANARUKAです。

妊娠、出産、子どもの成長を見守る中で、「こんなママになりたいな」「こんなふうに育てたいな」という思いを抱くことは多いはず。

しかし、実際にはなかなか実現できないことや、理想と現実がかけ離れてしまってガックリ肩を落としてしまう……そんな経験、ありませんか?

今回は1歳から6歳までの未就学児を育てているママさん方に、「やってあげたいけれどなかなかできないこと」と、その理由をインタビューしました。

理想と現実には一体どんなギャップがあるのでしょう。

●本の読み聞かせ

●36歳/8歳女の子、5歳男の子のママの場合

『上の子ほど読み聞かせをしていなかったこともあり、下の子の読書といえば、迷路や絵探しのようなゲーム要素の強い本ばかり。たまに長めの物語を読んであげても、途中で飽きて最後までじっとしていられません。

このままでは小学校に入ってからが思いやられるので、なるべく毎晩、辛抱強く読み聞かせを続けようと決心しましたが、毎晩はなかなか難しいです』

●39歳/7歳女の子、3歳女の子のママの場合

『保育士だった私の母親は、私が小学校高学年になるまで、寝る前には必ずと言っていいほど読み聞かせをしてくれました。その記憶が濃く残っているにも関わらず、自分の子には全くと言っていいほど読み聞かせできていません……。

現在パートタイムで仕事をしていますが、帰宅後は毎日バタバタ続きで、なかなか読み聞かせの時間が取れない のです。私の母はフルタイムで働いていたのに、日々読み聞かせを欠かさなかったことは本当にすごいことだと、今になって感じています』

●38歳/8歳女の子、6歳女の子、5歳男の子のママの場合

『1番上の子のときは、赤ちゃんのころから毎日時間ができるたびに何冊も本を読んであげていましたが、2番目の子のときは明らかに回数や冊数が減り、末っ子には、たまにしか読んであげていません。

3人育てながら、それも仕方のないことだとは思うのですが、結果、長女は読書大好きで国語が得意。次女は読み物をほとんど読まず、国語も苦手。末っ子長男にいたっては、自分から本を手に取ることは滅多にありません……。

読み聞かせの有無だけが原因ではないと思いますが、これほど差が明らかに出ると、ちょっと罪悪感も抱いてしまいます ね』

●スキンシップ

●39歳/6歳男の子、4歳男の子、2歳女の子のママの場合

『朝も夜も子どもたちの保育園の送り迎えと家事に追われながらドタバタで過ぎていくので、一人ひとりとゆっくりスキンシップすることがあまりありません。

それに気づいてからはできるだけ抱っこしたりするようにはしていますが、子どもにせがまれるままずっとやっているわけにもいかないし、こっちのペースと子どものタイミングが合わなかったりで、結局バタバタしているうちに1日が終わっていく感じです。

子どもに「抱っこして」とせがまれたときはできるだけ手を止めてやってあげる ようにはしていますが、まだまだ足りない気がしています』

●35際/4歳男の子のママの場合

『うちの子がドライなタイプなのか、赤ちゃん期が過ぎると途端にスキンシップが減りました。

男の子なんてこんなもんなのかなぁと思っていたけれど、先日、育児本を読んで「幼少期にできるだけ多く肌を触れ合ったほうがよい」と感じたので、こちらの方から「○○くんを抱っこしたいな」と言って抱っこしています』

●40歳/5歳男の子のママ、3歳男の子のママの場合

『最近フルタイムで働くようになったので、朝に息子を保育園に送る際もあまりゆっくりできません。いつも「抱っこして」と言われるのですが、さっと抱っこしてすぐに別れてしまいます。

夕方の帰宅後も大急ぎで夕飯の支度をし、食べたらすぐにお風呂に入れないと寝るのが遅くなってしまうので、夜もバババーッと過ぎる感じなのですが、先日5歳の息子の方から、「もっと抱っこしたい」と言われ、このままではまずい と気付きました。以来、毎日「抱っこ時間」を確保するようにしました』

●1対1の対話

●42歳/8歳男の子、6歳女の子、4歳女の子、2歳男の子のママの場合

『4人きょうだいで、1人とじっくり話をする時間がなかなかとれないのが悩みです。学校や保育園から帰宅後は、夕飯準備の最中に我先にと子どもたちが一斉に話しかけてくるので、まともな会話はできません。

食事中はできるだけ私も一緒に食卓につき、各々と目を見て会話をしようとはしていますが、子どもたち全員、まだまだ話し足りない様子 です。心がけだけは忘れないようにしていますが、実現はなかなか難しいところです』

●36歳/5歳男の子、3歳男の子のママの場合

『こちらが家事に集中したいときにはテレビをつけてしまうし、食事中もニュースだけれどテレビがついていることがほとんど。

先日、家族みんながテレビの方を見ながら会話もなくボーッと食事している光景を見て、「こんな家族ではダメだ 」と気付き、それからは少しずつテレビを減らし、顔を見ながら会話することを意識するようにしました。そのうち、定期的にノーテレビデーもやっていきたいと思っています』

●38歳/6歳女の子のママの場合

『先日、考え事をしているときに娘に話しかけられ、なんとなく返事をしたところ、「ママはいつも適当に返事するんだから~」「もっといっぱいおしゃべりしたいのに」と言われてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

大きな子がいるママ友からは、「そのうち喋りたくても喋ってくれなくなっちゃうよ~」と言われ、無邪気にいろいろなことを言ってくる今の時期にたっぷり会話をしておこうと思いました』

●まとめ

筆者宅も夕方からは戦場と化します。そのあいだ、3人の子どもたちからは容赦なく「ママ、聞いて聞いて、あのね」「ママ、この本読んで」「ママ、こっちきて抱っこして~」が続くのですが、たいてい「待っててね」「あとでね」と言ってしまいます。

そして眠りにつく前に、「今日も貴重な育児の機会を自ら手放してしまった」と自己嫌悪するのです。

あのとき、しっかりと会話してあげていれば、それが子どもたちを成長させる大きなチャンスになったかもしれないのに……と。

夜な夜なそんな後悔に苛まれるのにもウンザリしていたので、今回のインタビューをきっかけに、少しずつ変わろうと思いました。

子どもはあっという間に大きくなって手を離れて行ってしまいます。

そのときに悔やむことのないように、家事のひとつやふたつのやり残しも気にせず、今の子どもの話に耳を傾け、動いてあげようと思いました。少しずつですが。

小さなお子さんをお持ちの方はこれからの育児の参考にしてみてください。「今まさにこんな感じ」と同感してしまった方は、現在の育児を振り返るきっかけにしてみてくださいね。

●ライター/NANARUKA(フリーライター)
●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)

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