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子どもがパクパク食べる「厚揚げのみそ漬け」の生春巻き【今日の時短ごはん Vol.12】

  • 2017.6.28
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こんにちは。料理研究家の越野美樹です。汗ばむ日が続くと、お子さんも暑さでご飯が喉を通らない日がでてきますよね。ジュースやプリンなどの冷たい物がおいしい季節だけれど、それだけでは食事が偏ってしまいます。

今回はそんな季節にぴったりな、大人も子どもも食欲をそそられる「厚揚げの生春巻き」をご紹介します。穀物と野菜、植物性たんぱく質などの栄養もまとめて摂れる、一品で栄養満点な時短料理です。

■火を使わずに完成! 子どもと一緒に作れる手軽さ
「厚揚げの生春巻き」のよいところは、火を使わずに一品で完結するところ。生春巻きの皮に包まれた野菜は、お子さんでも無理なくたっぷりといただくことができるはず。

生春巻きはスイートチリなどのソースをつけることが一般的ですが、今回は、厚揚げをあらかじめみそに漬けることで調味料いらずに。タレなしでいただくことができるのです。

©jedi-master - Fotolia.com

作り方はとても簡単。野菜を刻んで、「厚揚げのみそ漬け」と一緒に生春巻きの皮で包むだけ。生春巻きを包むのは、お子さんにもきっと楽しい作業だと思います。一緒にたくさんの野菜を包めば、苦手な野菜も克服できるかも?! ぜひ親子で一緒にトライしてみてくださいね。

■「厚揚げのみそ漬け」でつくる生春巻き の作り方
調理時間 10分

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹

【材料】4人分
ライスペーパー 10枚
みそ大さじ3
玉ねぎ1/2ケ
にんじん1/2本
きゅうり1/2本
サニーレタス 10枚

冷蔵庫にあるお野菜も活用できます。パプリカ、ニラ、水菜、大根、大葉、キャベツ、ラディッシュ、アスパラガス、もやしなど、彩りを考えて組み合わせてみてくださいね。

【作り方】
1、厚揚げはあらかじめ表面にみそを塗っておく。

2、玉ねぎは繊維に沿ってスライスし、水にさらしてザルにあげる。きゅうりとにんじんは、それぞれ千切りにする。

3、ライスペーパーはさっと水にさらして水気を切る。

4、まな板の上に3をおき、サニーレタス、1、2をのせて巻く。

5、食べやすい大きさにカットしてお皿に並べる。

厚揚げの塩気で、たっぷり野菜が入っていてもどんどん手が出る生春巻き。お子さんと一緒に作って、できたてを召しあがってください。

■お弁当や常備菜で大活躍! 「厚揚げのみそ漬け」
お豆腐のみそ漬けはよく見かけますが、厚揚げは水分が少ないため、水切りの必要がありません。みそ床に漬けるとなると大量のみそが必要ですが、薄く塗りつけるようにすればOK。厚揚げについたおみそは、そのまま食べてもちょうど良い塩加減です。

みそを塗ってすぐでも食べられますが、あらかじめおみそを薄く塗っておくと中まで味がしみます。冷蔵庫に入れておけば2、3日はもつので、常備菜としてもオススメ。そのままスライスして食べられるほか、グリル焼きにすればお弁当のおかずにもなりますよ。

■「厚揚げのみそ漬け」のアレンジ料理 10選
「厚揚げのみそ漬け」を仕込んでおけば、いろいろなお料理を時短で作ることができます。

・「厚揚げのみそ漬け」に小麦粉をまぶし、フライパンで焼いて照り焼きに。

・ネギや玉ねぎ、肉を炒めたところに「厚揚げのみそ漬け」を入れ、ケチャップを加えればチリソース風に。

・お出汁で煮た根菜に「厚揚げのみそ漬け」を加えれば、即席おみそ汁に。

・大根おろし「厚揚げのみそ漬け」をとろ火で煮れば、おろし煮に。

・ニンニクやしょうが、しめじ、ニラを炒めて「厚揚げのみそ漬け」を加えればみそ炒めに。

・カットしたアボカドと「厚揚げのみそ漬け」を和えてオードブルに。

・麻婆豆腐のお豆腐がわりに「厚揚げのみそ漬け」を使って。

・キャベツと「厚揚げのみそ漬け」を蒸し焼きに。

・玉ねぎ、ピーマン、ニンジンなどを炒めて「厚揚げのみそ漬け」を入れ、お酢とケチャップを加えれば酢豚風に。

・キムチやこんにゃくと「厚揚げのみそ漬け」をピリ辛炒めに。
おみそに漬けることで、発酵料理としても楽しめる「厚揚げのみそ漬け」。いろいろなアレンジを楽しんでみてくださいね。


(越野 美樹)

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