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超簡単でコスパ最強! 子どもが喜ぶ“シャボン玉液”の作り方3つ

  • 2017.6.28
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小さな子どもたちは、シャボン玉遊びが大好き。一心不乱にシャボン玉を吹いている子どもの姿は、とても愛くるしいものです。

でも、シャボン玉液ってあっという間になくなってしまうんですよね。

100円ショップですぐ手に入るとはいえ、毎回買うのはもったいない気がしていませんか?

そこで、今回は身近な材料で簡単・リーズナブルにシャボン玉液を作る方法をご紹介します。実際に作ってみた方からも、具体的なアドバイスをもらいました。どうぞ参考にしてくださいね!

●(1)王道! 洗濯のりバージョン

手作りシャボン玉液のレシピの中でも、王道なのがこちら。水、洗濯のり、中性洗剤を使った作り方です。

洗濯のりを入れることで、シャボン玉液の粘性を高め、割れにくいシャボン玉をつくる事ができるんですよ。

【材料】
・水:100cc
・液体タイプの洗濯のり:50cc
・台所用中性洗剤:10cc

作り方は簡単。まず水100ccの中に洗濯のり50ccを入れます。よく混ぜたら、台所用の中性洗剤を10cc加えて完成です。

液はとても泡立ちやすいので、割り箸などを使って静かにかき混ぜましょう。

また、洗濯のりと洗剤のチョイスも重要です。

洗濯のりはラベルに「PVA」と書いてあるものを選びましょう。「PVA」とはポリビニルアルコールのこと。これを選ぶことで、より泡立ち豊かな液を作れます。

また、洗剤は界面活性剤が40%程度含まれているもの を選ぶと、しっかりしたシャボン玉を作ることができますよ。

●(2)洗濯のりがなくてもOK! 砂糖バージョン

洗濯のりで粘性を出すといっても、洗濯のりを常備しているご家庭ばかりではありませんね。

シャボン玉液をつくるためだけに、わざわざ洗濯のりを買うのはちょっと……そんな方は、代わりにお砂糖を使ってみて。

【材料】
・水:100cc
・台所用中性洗剤:5cc
・砂糖:5g

作り方の手順は洗濯のりバージョンと全く同じです。水に砂糖を入れ、よく溶かした後に中性洗剤を注ぎ入れましょう。

使う砂糖はグラニュー糖 が最適です。さらさらしていて水に溶けやすいうえ、純度が高いので割れにくいシャボン玉を作ることができます。

カフェのテイクアウトで持ち帰ってきたスティックシュガーの残りがあるなら、それを使うのもいいですね。

●(3)もっと安心・より安全! 無添加石鹸バージョン

ここまでは、台所用中性洗剤を使ったレシピをご紹介してきました。

でも、シャボン玉液は小さな子どもが使うもの。できる限り安全な材料で作りたいと思うママも多いことでしょう。

そこで最後に、台所洗剤を使わない作り方も紹介しておきますね。

【材料】
・ぬるま湯:100cc
・無添加粉末せっけん:5g
・砂糖:少々

これまでのレシピと作り方は同じですが、ポイントはぬるま湯 を使うこと。

粉末石けんが溶けやすい水温は30度〜40度です。お風呂よりちょっとぬるいな、という程度のぬるま湯に、しっかりと溶かしてくださいね。

●ベトつき注意、自由研究にも使えた……作った人の声

これらのレシピでシャボン玉液を作ってみた人から、アドバイスを伺ってみました。

『ウチは子どもがたくさんいるので、シャボン玉液は奪いあい。だから、何年もずっと自作してますよ。洗濯のりや洗剤を計量するときは、ペットボトルのキャップ がおすすめです。どのキャップも1杯だいたい5ccなので、覚えておくと便利ですよ!』(40代女性/4人のお子さんのママ)

確かに、食品じゃないものを小さじなどで測るのはちょっと避けたいですよね。

ペットボトルのキャップなら、手に入れるのも簡単。洗濯のりや洗剤を入れても気になりませんね。ナイスアイディアです!

『自作液は安く楽しめるのですが、市販の液よりもベトベト感が強い です。服につくとなかなか取れないので、人の少ない広めの公園で遊ぶように心がけています』(30代女性/2人のお子さんのママ)

洗濯のりや砂糖が入っているので、自作のシャボン玉液は粘度が高めなんですよね。

そのおかげで割れにくいシャボン玉ができるのですが、服や持ち物についたときにちょっと面倒です。

市販の液を使うときよりも更に、周囲に気を配って行うべきですね。

さて、自作シャボン玉液を楽しめるのは、小さな子だけではありません。

もうシャボン玉を卒業した小学生たちにも、こんなメリットがあるようです。

『何をどれくらいまぜると、どのようなシャボン玉ができるか。材料が溶けやすい水温は何度なのか、など、子どもの好奇心をくすぐるポイントがたくさんあるんです。わが家では、上の子の夏休みの自由研究にもしましたよ。量る、混ぜるなどの行程は子どもだけでできるため、やりがいがあったようです。出来上がったあと家族で遊べるのもよかったですね』(40代男性/2人のお子さんのパパ)

自由研究にもつかえるなんて、一石二鳥ですね。

シャボン玉は子どもたちにとってとても身近な題材。取り組みやすく、奥が深い。じっくり取り組むにはピッタリの材料かもしれません。

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くるくる回る虹色のシャボン玉は、大人の心もくすぐりますよね。

梅雨の晴れ間、そして夏休み。今年は自作シャボン玉液で、たっぷり遊んでみませんか?

●文/パピマミ編集部
●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)

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