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源氏物語に学ぶ愛され力⑤知的な女〜六条御息所〜

  • 2017.6.26

絶世の美男子の恋物語を綴った「源氏物語」。
平安時代から読み継がれるこの物語には、いつの時代も変わらない悩み多き男女の恋愛模様が描かれています。
そんな源氏物語を支えるのが源氏が恋に落ちる個性豊かな姫君達です。
源氏から愛された、その"愛され力"を彼女達から学んでみましょう♪

知的な女〜六条御息所〜

六条御息所は10代の源氏が恋した年上の女性です。その年齢差は諸説ありますが、一回り前後だったのではないかと言われています。
また、彼女は源氏にとって初めての愛人でもありました。
年上ならではの淑やかさもさることながら、その聡明さに同じく頭脳明晰な源氏は心惹かれました。むやみに姿を晒さない平安時代の高貴な男女は、仲を深める為に手紙や詩の交換をします。
詩のセンスや字の上手さが恋愛においても重要なポイントだったのです。
また、勉学に励む若い源氏にとって、御息所との時間は学ぶところが多く、セックス以外の時間も楽しめる魅力的な女性だったのです。

年下男子を虜にした知的な逢瀬

今も昔も、"女が年上"であることは少なからず特殊なことです。
特に日本人男性は若い女性を好む傾向にあります。
そんな年齢差を超越して源氏が六条御息所に惹かれたのは、やはりその"知的さ"にあったと言えます。
源氏と出会う前、六条御息所は東宮妃(皇太子の妻)でした。
その経歴から、ただ"頭がいい"だけではなく教養、詩や音楽のセンス、そして男性を楽しませるトーク術にも長けていたことが想像できます。
物語や詩について語り合ったり、共に音楽を奏でたり。
そんな、若い姫君には真似できない平安時代流"大人のデート"で六条御息所は源氏を虜にしたのです。

デキる男を楽しませる、六条御息所的"知的な女"とは

【源氏物語に学ぶ愛され力④見守る女〜紫の上〜】でも書いたように、源氏はただイケメンなだけではありません。
聡明で、さらには様々な才能に満ち溢れた"デキる男"です。
そんな彼を容姿やセックス以外でも虜にした六条御息所。
彼女は源氏だけでなく、東宮からも寵愛されていました。
2人の"デキる男"を虜にした彼女の"知的さ"。
それに欠かせないものは"教養"、そして"トーク術"です。
どんなに美しい女性でも、会話のキャッチボールが出来なければすぐに飽きられてしまいます。
話していて楽しい、また会いたいと思わせるには相手の話をちゃんと理解し、それに反応出来なくてはなりません。
これは現代のハイスペック男性にも同じことが言えます。
また、ただただ自分の知識や考え方を論じればいいというものではありません。
そこで、相手との関係性や立場をわきまえることも必要となるのです。

六条御息所に学ぶ"教養・トーク術"とは

教養やトーク術は幅広く様々な知識を学ぼうとする過程で身につくものです。
どんなことでも知識や学びは人間力を深め、いい女度を上げてくれます。
まずは、新聞を読んだり、自身や相手の興味のある分野の本を読んでみたり、気になっていた習い事を初めてみたり…と、身近なことから初めてみましょう!

空き時間や移動時間にスマホでニュースを見たり本を読むだけでも毎日多くの情報や知識が身につきます。

現代版"六条御息所"になって玉の輿に乗っちゃいましょう♡

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