1. トップ
  2. 恋愛
  3. アラサー女子の恋愛に伴う妥協と我慢とは

アラサー女子の恋愛に伴う妥協と我慢とは

  • 2017.6.20
  • 6538 views

人生誰しも、自分の思うように生きていければ ストレスも溜まらないし好きなように過ごせますね。

仕事や人間関係が円滑にいかないストレスもありますが、 ある問題に関しては自分の思うようにも好きなようにもいきません。

自分を押さえることを避けて通ることができないもの。その名は「恋愛」というものです。恋愛と一区切りにしても、その年齢によって千差万別。

しかし、ある程度の「人間経験値」を積んできた我々アラサー世代にとっては様々な試練が訪れます。

妥協

この妥協というのは非常に幅広いです。

若い頃はそれを武器にして、イケメンで高収入で背が高くて…などと、うつつを抜かしていても何とか男性をGET出来たかもしれないですね。ところが、この歳になると最近の社会情勢も、収入格差の問題も 年収500万を越えることが如何に難しいかも分かってきました。

ましてイケメンで…なんて言ってる場合ではないですよね。そもそも自分自身も衰えが来ているので、若い頃のそれでは乗り切れないのです。

大人の魅力を兼ね備える努力をしていたアラサーは まだ男性もその魅力に引き寄せられて交際が出来るので、 何とか勝ち組になれるかもしれませんが、 何の努力もせずに20代を過ごしてしまったアラサーは 昔のような武器がなくなっているので、 選んでもらえる男性と付き合うことが出来れば御の字なわけです。

友達の結婚式に出席し新郎を見て 「イケメン好きだったA子があんな人と結婚するなんて」と 思ったことがある人は気を付けてください!

自分はそのステージにすら立てていないことを露呈していることに気付けていない可能性がありますよ。付き合いが始まってからも妥協は続きます。お互いに大人であるからこそ、出来上がってしまった価値観。こればかりは妥協なくして付き合っていけません。

「あなたのために価値観でも何でも変えるわ」的なことを ついウッカリ言ってしまう大和撫子風女子は、いずれそのツケがまわってきます。それを見抜けないほど男性もバカではないので、キッチリ「今だけだ」と分かっているんです。

まして男性は自分の価値観を重視する傾向にあります。女性より優位に立ちたいという 動物的本能がある以上、結局、一枚上手の女性でいることで丸く収めるしかないのです。

もちろん男性も妥協していることを忘れないでいただきたいです。若い頃、良い女を選ぶ元ハンター達は、年齢とともに「こいつでも良いか」と 我々女性を妥協で選び始める年頃なのです。お互い様、これも妥協と言えるでしょうね。

我慢

妥協と我慢、類似する部分もあるが決定的に違うのは、妥協は自分の納得が含まれます。しかし、我慢には自分の納得が含まれません。

会いたいのに会えない我慢とか、そんな高校生の頃のような恋愛とはレベルが違います。何度も言いますが、我々アラサーは、ある程度の酸いも甘いも経験してきました。

「大人」と言われる年齢になり早10年近く経ち、周りからの目も 一端の大人として見られ、大人の女性として扱われます。職場では中間管理職。 新入社員の女子が入る度に鼻の下を伸ばす男性社員を軽視しながらも、上司に可愛がられる自分をどこかで「まだイケるんじゃ?」と思っていたりするのです。

仕事ならずも自分の納得がいかない我慢を恋愛でもしなければならない世代、それがアラサーというものです。彼の出来上がってしまった価値観の相違に妥協している「我慢」、相手に不満があっても これは言っちゃいけないと分かる年齢になってしまっただけに起こりうる「我慢」、 そして一緒に生活をするとみえてくる男性特有のクセに対する「我慢」など 数え上げたらキリがありません。

我慢は身体に毒だと言いますが、男と女は何故にこうも違うのかと真剣に悩んだり考えたりして、そんな我慢を女子会で発散しながら、最後には口を揃えて「男って結局子どもだよね~」にたどり着くこと、ありませんか?

 

しかし、冷静になって考えてみると「妥協」と「我慢」のない恋愛とは 果たして本当に楽しいものなのでしょうか?

人はワガママなもので、平凡だと退屈し、波乱が多くても苛立ちます。ホドホドにいろんなことがあり、我慢や妥協をしながらくらいが丁度良いんですよね。そして「まぁ何だかんだ言っても、彼のこと好きなんだけどね。」となるんです。

恋愛の価値観だけは、いくつになっても変わるものだと言うことかもしれませんね。

の記事をもっとみる