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何もしない派は3割! 各家庭のクリスマスの過ごし方の実態

  • 2014.12.23
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【ママからのご相談】

子ども時代、実家はクリスマスに特になにもしない家庭で、自分もそのことが特に不満でもなく育ちました。しかし、親になり、SNSなどに親しいママ達がアップするクリスマスのお料理や手作りケーキ、凝ったお部屋の飾りつけ、自家製チキンなどを見るにつけ、何もしない自分がダメな母親に感じてしまいます。わが家はサンタさんが年長さんの娘にプレゼントを持ってきてくれるだけです。それでは子どもがかわいそうでしょうか?

●A. クリスマスに普段と変わらず過ごす人は3割超います。ご自身の負担にならない程度に楽しむのが吉。

ご相談ありがとうございます。フリーライターのパピルスです。

クリスマスシーズンになると、雑誌などでもクリスマス用のお料理特集や、お部屋のクリスマスデコレーション特集などの情報があふれ、見ているだけで楽しい気分になりますが、いざ自分にそれができるかと言われれば……プレッシャーですね(笑)。

クリスマスを皆さんがどのように過ごしているのかを調べたアンケート調査(株式会社ドゥ・ハウス調べ。2014年11月調査実施)を元に、クリスマスの実態を探ってみたいと思います。

●クリスマスに「特に何もしない」人は35.2%

まず、「クリスマスには何をしますか?」の問いには、上位に次のような回答が並びました。

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・特に何もしない(35.2%)

・クリスマスツリーやリースを飾る(26.8%)

・家族とクリスマスパーティをする(25.0%)

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「特に何もしない」という方が他の回答を10ポイント近く上回っています。皆が皆、気合いを入れてクリスマスを迎えているわけではないということが分かりますね。

●ケーキやチキンを手作りする人はどれくらい?

それでは、クリスマスの定番“クリスマスケーキ”や“ロースト(フライド)チキン”を手作りする方はどれほどいるのでしょうか?

前述のアンケートによると、「クリスマスケーキを手作りする」と回答した方は9.0%、「チキンを買わずに手づくりする」と回答した方は14.8%と、意外にもケーキよりもチキンを手作りする方が多いという結果が出ています。

また、ケーキは洋菓子店で購入する方が44.5%、チキンはスーパーで購入するという方が38.7%と、他の回答を圧倒的に引き離しています。

やはり手作りケーキ、手作りチキンはかなり高い壁のようです。だからこそ、SNSなどに手作りケーキや手作りローストチキンがアップされた場合のインパクトも大きいのでしょう。

●普段と変わらずクリスマスを過ごす人も多い

最後に、「自分にとってクリスマスはどんな日か」という問いについての回答をご紹介します。

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・1位……「普段と変わらず過ごす日(34.8%)」

・2位……「家族(親族)と過ごす日(34.6%)」

・3位……「ご馳走を食べる日(11.1%)」

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と、1、2位が3位以下を大きく引き離しています。

●お子さんと一緒に楽しむことを考えてみましょう

ご相談者様は、きっと真面目な優しいお母さんなのでしょう。良いお母さん、すてきなお母さんになろうと努力されている方なのではないでしょうか。

クリスマスらしいことを何もしないことがストレスになるのでしたら、ご自身の負担にならない程度に親子でクリスマスを楽しめることを考えてみてはいかがでしょうか?

例えば、折り紙の裏などにサンタさんの顔を書いてお子さんと交換するというのは簡単でおすすめですよ。年長さんの今しか描けない、かわいらしい絵はとっておくと良い記念になりますし、見ているだけでほっこりします。お子さんだけでなく、お母さんも書いて交換すると娘さんにも良い思い出になりますよ。

また、図書館などでクリスマスにまつわる絵本を借りてきて、読み聞かせをしてあげるのもステキなクリスマスだと思います。

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いつかお子さんがお友達のお話を聞いて、「クリスマスにケーキを食べたいな」と言い出すかもしれません。そのときは、ぜひお子さんを傷つけない対応をしてあげてください。先のアンケートではお母さんにバッサリと断られてとても傷ついたという方がおられました。

クリスマスが嫌な思い出になってしまうのは悲しいですから、気を付けてあげてくださいね。

(ライタープロフィール)

パピルス(フリーライター)/初めましてパピルスです。23歳で結婚して転勤族の妻、いわゆる「転妻」に。以来関東、関西、四国を平均2年毎に転々とする引越生活に突入。途中、夫の長期出張に帯同し、乳飲み子を抱え3か月毎にウィークリーマンションを転々とする日々も1年間経験。独身時代からの引越と長期滞在を合わせると、10都道府県、13市町村に居住。引越は合計8回に。自身の引越経験を元に、引越準備や引っ越し後の生活の作り方、人間関係、親子関係などを中心に執筆活動中。1児(男の子)の母。

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