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“スメハラ”してない? すぐに実践できる汗のニオイ対策4つ

  • 2017.6.14

こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。

毎年、暑い時期には汗のニオイ対策が始まります。汗のニオイはしっかりケアをしないと、自分だけでなく相手にも不快な思いをさせてしまうことがあるということを個々が自覚しているからでしょう。

近年では、ニオイが原因で周囲に不快な思いをさせる行為として、『スメルハラスメント』という和製英語が出てきています。

わざとではなかったとしても、周囲に不快さを感じさせているだけでスメルハラスメントに該当するようなので、汗のニオイ対策は欠かせません。

今回はすぐに実践できる汗のニオイ対策を4つご紹介したいと思います。

●(1)デオドラント剤を有効に使う

一番手っ取り早く何とかできるのは、デオドラント剤を使うことですね。スプレータイプだけでなく、さまざまなタイプが出ています。

どれを使っても構いませんが、有効に使うためにはいくつかポイントがあります。

・汗を拭き取ってから使うこと
・拭き取りの際は、湿り気のあるもの(濡らしたタオル・ウエットシートなど)を使うこと
・患部を乾かしてからデオドラント剤を使用すること

この3つです。デオドラントシートを使って汗を拭くときも、しっかり乾かすことがポイント になります。

●(2)インナーでカバーする

脇汗や背中汗は、インナーを使うことが有効です。暑くて汗が出るからこそ、インナーを着ることが大切です。

今は、吸水性と速乾性に優れたインナーが多く出ていますので、着用すれば汗染みができてしまうのをカバー してくれます。

温度差のある場所を行き来する人や、クーラーで冷えてしまうといった人にもおすすめです。

●(3)洗濯でニオイを消す

「洗濯をして汗汚れやニオイを消すのは当たり前」と考えがちですが、注意しないとニオイが取れないなんて事態になってしまっている衣類やタオル類もあります。

その大きな理由は、洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎている 場合です。1回に洗う容量を守らないと、汚れが落ちにくく洗いムラの原因になると言われています。

適量は、水30Lに対して洗濯物は1kgとされています。

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【衣類の重さ】
・バスタオル:約300g
・Tシャツ:約150g
・ランニング:約100g
・ブラウス:約100g
・キャミソール:約150g
(『non・no 生活基本大百科』より引用)

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洗濯機に詰め込みすぎないように注意して、汚れとニオイをしっかり洗いさりましょう。

●(4)着替える

この方法は、子ども・男性・自宅にいる場合が主になるかもしれません。

男性の場合は、汗(ベタベタ・ニオイがきつい)がひどくなることがあるでしょう。そんなときは、トイレなどでさっとインナーだけを着替える という方法を取った方がストレスにならなくて済みます。

少し面倒でも、快適さが手に入ると思えば、この方法もアリではないかと思います。

私は、主人に替えのシャツや靴下を持たせるようにしています。接客業ですので、ニオイがお客さまを不快な気分にさせることがあるからです。

主人も最初は面倒に感じていたようですが、最近では自ら多めに持っていくようになりました。

●おわりに

『スメルハラスメント』なんていう言葉が出てきたことから、汗をかく時期はニオイ対策を心がけることもマナーの1つになっていることがお分かりになると思います。

今回ご紹介した方法は、すぐにできる外的な対策です。読者様がご自身でされているニオイ対策に加えて行っていただけるものばかりですので、ぜひ試していただければと思います。

【参考文献】
・『non・no 生活基本大百科』集英社発行

【参考リンク】
・マンダム、職場の身だしなみとニオイに関する意識調査 | 株式会社マンダム(PDF)(http://www.mandom.co.jp/release/2014/src/2014060301.pdf)

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)
●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)

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