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婚活に恋愛感情を求めたいなら…/オトナ女子のための『実践的☆出会い道』第二十二回目

  • 2017.6.12

婚活を始めたけれど、「なかなかうまくいかない」とか、「好きになれる人が見つからない」という人はとても多いですよね。結婚を意識するあまり、「結婚向きの要素」にさらに「好きになれる要素」を足してしまい、多くを求めすぎるのも原因の一つと言えましょう。もちろん、「そんなに多くを求めてはダメ」と頭ではわかっているけれど、でもつい多くを求めてしまう……。そんな場合には、こんなふうに考えてみてはいかがでしょうか。

婚活を経ての結婚は恋愛結婚と入り口が違う

まず心にとめておきたいのは「婚活を経ての結婚」と「恋愛結婚」では、入り口が違うということ。いわゆる恋愛結婚では、「好きな人と付き合って」その後、「結婚」に至りますよね。そして多くの婚活女子は、婚活を恋愛結婚と同じコトを「スピードアップして行うもの」または、「恋愛結婚に至るためのツールの一つ」「恋愛に至る出会いの一つ」とゴカイしているようですが、これが大きなミスの元なのです。

求めるものが多すぎてはいけない

なぜかというと、婚活では「結婚できるどうか」の条件で人を探し始めますよね。そして条件を考え始めると、数はどんどん増えていくでしょう。たとえば、収入。それに職業。そして生活を共にすると思えば、食の嗜好や勤務地も大事でしょう。

このようにして条件で探せば、対象は確かに見つかるでしょう。けれどそこに「恋ができるかどうか」の条件を加えたらどうでしょう? あまりも「ふるい」が多すぎて、残る人なんていなくなりそうですし、いたとしてもその人がこちらを好きになってくれる可能性は相当低くなります。

「恋愛」だったらそうではない

一方、単に「恋愛」がしたい場合には、出会い頭にそこまで厳しい条件を相手に突きつけはしません。というよりも、そもそも恋なんて「気が付けば落ちているもの」だから、最初から「条件ありき」ではない。話しているうちに「素敵だな」と思ったり、「気が合うかも」と感じるうちに恋は育ってゆくのです。

つまり「婚活」での出会いと、「恋愛」の出会いでは成り立ちからして違うのですね。なのに、婚活を恋愛と同じふうにとらえるから、道が困難になるのです。

「大学」と「習い事」は求めるものが違う

そこでイメージしてほしいのですが、大学を選ぶときに普通は「楽しさ」を重視しないですよね? 大学は、「卒業したときに保証されるしっかりとした身分」や、そこで身に着けられる能力、さらには、「入れるかどうか」という自らの能力も加味して選ぶのが一般的でしょう。一方、「楽しさ」を重視するならば、趣味で習い事をしますよね。特に大人になって始める習い事は、「好み」や「楽しさ」「通いやすさ」などがあると予想できるから始めるのですよね。

で、婚活からの結婚と、恋愛結婚もこれくらい違うとイメージしてほしいのですよね。

大学に入るときに、いきなり「楽しい暮らし」を求める人がいないように、婚活でも「好み」を条件に持ってくると「入れる場所」がたぶん少ない。あなたが「学問好き」と言えるほどの「条件フェチ」つまり、「こういう条件の人は、即好き」と思える人ならいいですが、そうでない場合には、条件に「好み」を入れると厄介になります。

けれど、「好き」になることと「最初から好き」というのは意味が違っていて、大学で勉強するうちに大学生活は楽しくなっていくでしょう。その結果、「身分が保証された立場」を手に入れたうえに「楽しい」と思える境地になれるのです。

最初に欲張り過ぎないのが肝心

一方、恋愛から「恋愛結婚」に至るのが低い確率であるように、習い事から「身分が保証された立場」(イメージとしては、習い事を仕事に生かすなどでしょうか)を得るのは、結構いばらの道でしょう。しかし、こちらもないことはありません。要は求めたいものの優先順位とグラデーションを自分でどうつけるか。それが大事なのですね。

実際には、婚活をしたうえで出会った相手に「恋愛感情を持つ」ことはありうるし、恋愛した相手と結婚に至ることももちろんある。ただし、両者の入り口が違う以上、最初から両方を求めてはスタートすらもできないということを知っておいてほしいのです。

結果的には「両方手にすること」を目標にするとしても、最初は欲張り過ぎないほうがうまく行きやすい。この「事実」を知っておかないと、婚活に不毛な時間を費やし、疲れることになるのです。 

今回のまとめ

婚活に何を求めるかは、大学選びを思い出して、「大切な」ものに順番をつけよう!

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