その恋、本気になってしまっていませんか？〜不倫が教えてくれること〜

結婚しているのに、どうしようもなく人を好きになってしまうことがあります。

恋する心は止められない、誰にも言えない背徳感も後押しして、メラメラと燃え上がっていくのが不倫です。

しかし、始まってしまった関係を終わらせるのは容易ではありません。

その恋、本気になりすぎてないかチェックしてみましょう。

女性はお世話が好きな生き物です。

メールを出したらちゃんと返事をくれる、デートのプランも考えてくれる、エッチも先導してくれるから楽しいなんて、いいところばかりなのが恋愛です。

自分があれこれ世話を焼いても、嫌がる旦那とはちがって、笑いながら「しょうがないなーわかったよ」って言ってくれる。

正直言って、比べています。

心では違うと思っても、比べながら、あの時に愛を添い遂げた人とは違うんだ、この人の方がいい人なんだ、私に必要なんだと思ってしまうのです。

特に、職場不倫の場合は思いが深くなりがちで「彼の愚痴を私は聞いているんだ」と会うたびに一段ずつ階段を昇っていくのです。

誰も知らないことを知っているという優越感から「特別なワタシ」になり、次第に私にはこの人しかいないとのめり込んでいくのです。

好きな人から「好きだ」と言われるのは、悲しいけれど嬉しいです。

だって、この恋は成就しないのですから。

男性は、罪悪感が薄い生き物と言われています。

浮気や不倫を1度味わった人が、同じことを繰り返してしまうのは「相手に対する申し訳ない気持ち」よりも「独占欲」が勝ってしまいます。

「奥さんよりも、君の方が将来を想像できる」

「エッチなんて全然してないよ、ダメなんだ」

「結婚しなきゃよかった」

本気なら、行動に移しているはずです。

貴女に会う時間は作ってくれるけど、それ以上のことは踏みとどまっていませんか。

好きだと言ってくれるのは、女性ホルモンがグッとあがるので言ってほしいけれど、彼がその言葉を口にするのは貴女の知らない時間があるというのも知ってほしいです。

不倫は悪い風潮がありますが、本人たちが幸せなら文句はありません！

1人でも祝福してくれる友達がいるなら、関係を続けても楽しいと思います。

しかし、その恋の裏側では誰かが心配したり不幸な気持ちになっている事実があることを忘れないでください。

不倫は本当に多くのことを教えてくれます。

目に見えない秘密を抱えていく苦しさとか、恋を忘れていた自分とか、申し訳ない気持ち…今が愛しく思える分だけ、辛い日々もやってきます。

いつか結婚しようと言われて、いつまでも待っているほど人生長くありません。

本気になる前に、どこかで「客観的」に俯瞰して恋を見定めるのも大事ですよ。