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恋愛難民中の大人女子に婚活は逆効果!?まずは”仮恋”から始めよう

  • 2017.6.9

何もかもを素直に受け入れられていた純粋なあの頃とは違い、経験を積んだからこそ難しくなってしまった思考回路。

"初めて"の事が減り、先が読めるようになってくる…。

男性の言動を、冷めた心で見るようになってしまう…。

過去に深く傷を負った場合は、自分を守るため、恋愛の細かい部分に目を瞑ってしまう…。

そんな恋愛難民の大人女子が世間の風潮や周りに流されて"婚活"をしたところで、果たして素敵な人と出会い、幸せな結婚生活を送れることができるのでしょうか。

シンデレラストーリーを夢見ることは人それぞれ、個人の自由ですが、ある意味それは"現実逃避"とも言えます。

恋愛だけとは限りませんが、現実と向き合うことはとても辛く、厳しく精神力も体力も消耗する事です。

しかし、現実から逃げていてはいつまで経っても、頭の中で描いている未来を掴む事は出来ません。

そんな恋愛難民真っ只中の大人女子へ、まずは必要最低限のポイントだけを押さえて"仮恋"をスタートするところから始めてみませんか?

"仮恋"とは…

仮の彼氏="仮氏"という言葉があるのと同じで、仮の恋愛="仮恋"です。

仮氏を作ることも恋愛難民中の大人女子には効果的ですが、仮氏すらハードルが高い…と思っている方も多いはず。

そこでおすすめなのが"仮恋"をすること。

仮恋の定義は、男友達でもなく、もちろん仮氏でもない男性との時間を持つことです。

気兼ねなく会える男友達は一緒にいて楽だと思いますし、よく男友達であっても男性と会うことが重要なんて話も耳にしますが、やっぱりそこは"男友達"なんです。

あなたを"女"として扱ってくれ、あなたが緊張感を持てる人と進めましょう。

ちなみに仮恋は"男性と会う"ことが直接的な目的ではありません。

あなたが男性と会うためにする準備や、会うことで持てる緊張感、そして"女"として扱われることに慣れる、ということに意味を持ちます。

仮氏との違いは、ずばり2人の関係の距離感。

仮氏より遠い距離感の男性と過ごすことがポイントなのです。

仮恋のメリットと目的

仮恋をすることの1番のメリットは自分磨きのプラスαになること、そして男を見る目を養えるということ。

男性と会うためにする準備は男友達と会うためにする準備よりも念入りになり、女友達と会うための準備とはまた違います。

そしてまだ遠い距離感の男性と会うということで、経験豊富な大人女子であっても緊張感を持ちますよね。

そもそも人間というものは男女関係だけでなく、恋愛に発展しようがしまいが、最初は誰でも相手に自分を良く見せたいと思うもの。

その心理を自分にプラスに働かせることこそ、仮恋のメリットとなるのです。

例えば…"女"として扱われることに慣れると、男性を見る目を養われることに加え、逆にあなた自身も"女"として上手に扱われるスキルが身につきます。

今時、男性に"扱われる"ということ自体が無理!と思う方も多いかもしれませんが、本当にイイ女は"上手に扱わせてあげてる"だけ。

イイ女は決して人前で男性に恥をかかせませんし、男性の自尊心を傷つけるようなことはしません。

男性を立てることができるというイイ女の条件もここに繋がります。

ただ言いなりになることとは違います、一歩引いて見られる女性になりましょうということです。

同じ男性と仮恋をするのは3回まで

"距離が近くなりすぎないこと"が仮恋の注意点。

あくまでも"仮"ですから、あまり親密になってしまうのはNGです。

ですから、2.3週間に1回のペースがベスト。

そして、同じ男性とは3回までしか会ってはいけません。

何か特別な失態を犯したとか、トラブルに見舞われない限り、4回目のお誘いも来るでしょう。

しかし、そこで受けてしまってはそもそも"仮恋"ではなく、だんだんと"仮氏"になってしまいます。

その理由は男性の脳内にあり!ちょっと覗いてみましょう。

・初めての2人時間、見極めの1回目(複数人での場で出会ったと仮定します。)

「この子、2人だとどんな感じなんだろう…」「話、合うかな〜?」

・もう一度確認しておきたい、アリかナシかジャッジの2回目

「この前は可愛かったし、一緒にいて楽しかったけど、一応もう1回確認しておきたい!」

・脈あり!?脈なし!?判断の3回目

「もう会うのも3回目だし、そろそろ脈ありか脈なしか見極められるはず…」

とこんな感じだと思われます。

もちろん3回目以降会うつもりがないからといって、態度を悪くする必要はありませんし、その後4回目のお誘いをシカトしなくても結構です。

ここまでくれば、3回目までで会うことをやめておいた方がいい理由はもうお分かりですよね?

本来3回目で告白、あるいは決めようとしてくる男性の方が多いかと思いますが、3回目に次のステップに進むことをやんわりとお断りした場合、そこで試合終了、諦めてしまう程度の男性なのか、狩猟本能に火がついてさらにアプローチしてくるのか…を見極めることができます。

ただ4回目ともなれば、相手の男性は必ず食事やデートだけでなく、次のステップに進もうとする気持ちが高まり、3回目よりもお断りするのが面倒に、困難になりやすい。

ですから、適度な距離感のある関係で3回目まで、が仮恋にはベストなんです。

ちなみに仮恋の間に、本気で相手の事が好きになってしまったら4回目も会ってOKか、というとまたそれは話が変わってきます。

3回目の告白をお断りした後、4回目のお誘いをしてきたからといって「この人、本気で私の事好きでいてくれてる」なんて寝ぼけた考えは捨ててください。

本気で好きになってくれたかどうかはまだまだ先にならなければ分かりませんし、相手の心の中を読む事はできませんから真相は謎。

もしかしたら断られる事に慣れている、または数打てば当たる系の本気でチャラい男性の可能性もなきにしもあらず、という事も頭の片隅に置いておくべきです。

仮恋の相手に選ぶべきタイプの男性

仮恋をするにあたって、どんな人を選べばいいのか…仮恋に向いている、おすすめの男性の特徴をご紹介します。

難しいことはありません。

ただただ「グルメ」であり「食にこだわりを持っている人」ということ。

基本的に"仮恋=食事"に行く、ということになりますよね。

ですから、グルメな男性という条件は外せません。

グルメな男性は数多くのお店を知っています。

素敵なお店で美味しいものを食べることでマナーも身につき、敷居の高いお店であっても気後れしないイイ女の雰囲気が自然と出てくるもの。

そして、ただ美味しい食事を堪能するだけでなく、そのグルメ男性のお店リストから自分はどのランクのお店をチョイスされたのか、そのお店を選んだ意図は何か、を考えながら仮恋時間を過ごしてくださいね。

間違ってもイタリアンやフレンチには行かない

大抵の男性が、食事に行く前にどのジャンルの食事が好きか、聞いてくるかと思います。

ここでイタリアン、フレンチはいくら好きでもNG。

比較的口を大きく開けないと食べられない、食べるのが難しいピザやパスタ、そしてお酒を頼む雰囲気の強いイタリアン。

かしこまり過ぎている店内、向かい合わせで座るのが基本の、初めての食事には向かないフレンチ。

イタリアンもフレンチもカジュアルなお店はありますが、そのレベルに連れていくような仮恋の相手は3回と言わずに会うのをやめて結構です。

正解は和食。

日本料理はひとつひとつも量が少なめで食べやすく、繊細で上品。

質の良い素敵な洋服を身に纏えば自信がつき、オーラが溢れ出ることと同じように、上品な日本料理は女性の食べる姿を気品溢れるイイ女に仕上げてくれます。

(お箸の使い方が間違っている方には相手からの減点ポイントになってしまうので向きませんが…。)

そして初めての食事の場合は個室ではなく、カウンターを選んでくれる男性が◎!

正面から向き合って座るよりもカウンターの方が会話が弾みやすく、店員さんも交えながら上手に会話を進められているかもチェックするポイントになります。

1度も行ったことのないお店に連れていく男性は稀。

自分の行きつけや、ある程度顔が効くお店を選ぶはずです。

イタリアンやフレンチと違い、大将や店員さんとの距離が近い日本料理店。

そのやりとりの中に、相手の男性がどんな人かを判断する材料に溢れていますので、そういった部分も含めて和食がおすすめなのです。

また、お酒が苦手であっても和食であれば、お茶などでも雰囲気を壊すことはありませんし、日本酒なんかは少し嗜む程度でも十分一緒に飲めている感を相手に与えてあげられるので、ワインをボトルで入れてしまったから飲まなければ…なんて状況にもなりません。

回数制限はあっても人数制限はなし

何度もお伝えしていますが、仮恋は緊張感を持ち"女"として扱われることに意味を持ちます。

ですから、先ほど3回目まで、とお伝えしましたが人数制限はありません。

緊張感を保つ為、頻繁には合わずに2.3週間に1回がベストなので、逆に仮恋の相手が1人だとスケジュールは結構空きますよね。

複数人と同期間に会ったからといって、食事しかしない訳ですから、軽い女になるわけではありません。

イイ女になるための勉強だと思って積極的に仮恋をしていきましょう。

自分の許容範囲を知ろう

ある程度、仮恋を進めていくと自分がどんなタイプの男性が好きなのか、どんなポイントや仕草にグッとくるのか、本当に求めているものは何なのか、に気づきます。

何もかもが完璧、ステータス抜群、スペックもプライドも高い男性と一緒にいることが本当の幸せなのか、また本当は、少し不器用だけどストレートにぶつかってきてくれる心がアツい男性を求めているのか…。

自分のこの先の未来を想像してみること、そしてその未来の自分の隣にはどんな人に寄り添っていてほしいのか、それがはっきり分かっていなければむやみやたらに婚活をしても意味がありません。

様々なタイプの男性と過ごす時間を持ち、その経験から自分が本当に求めている男性像を明確にすることから始めましょう。

そして、自分が男性に対して許せる部分、許せない部分はどこなのかを自分自身で理解しておくこと。

よく好きだけでは結婚生活は続かないと言いますが、どこまで許すことができる相手なのかという観点で選べばそんなことはありません。

相手によって許せる範囲も変わってきますが、最低条件として自分は男性に対してどこまで許容範囲があるのかを現段階で分かっておくことも、今後の婚活をスムーズに進めるためのポイントになります。

"結婚すること"が難しいのではなく"結婚生活を続けること"の方が難しいからこそ、年齢や周りの環境に流されて焦らずにゆっくりと見極めていきましょう。

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