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後悔する人も!? “タトゥー”を入れたり除去するリスクとは

  • 2014.12.22
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【男性からのご相談】

タトゥーを入れてみたいと思います。しかし、親や親戚は猛反対しています。「タトゥーを入れたらまともな職業につけない」「将来絶対後悔する」なんてことも言われました。でも、今はタトゥーを入れている人も多いと聞きます。それでも問題があるんでしょうか? また、本当にリスクがあるんですか?

●A. 米国では5人~7人に1人がタトゥーをしている!?

こんにちは、美容ライターの大塚朝香です。

アメリカのデータでは、“タトゥーをしている人は、全人口の約14%”としているものがあります。また、若い世代の場合もっと数字が伸びる傾向もあります。このため、アメリカではタトゥーはファッションアイテムの1つとしても考えられています。

一方、72%もの人が、「タトゥーは隠れるところにしている」としており、タトゥーを施した17%の人が、「後悔している」と答えています。

●日本におけるタトゥーのデータ

アメリカは比較的タトゥーに対して寛容なイメージがありますが、日本の場合、もっと割合は少なくなります。民間の企業が2,200人ほどの人に行ったアンケートでは、「タトゥーがある」と答えた人は全体の2%にとどまります。

「タトゥーをしている人を見ても何とも思わない」と答える人が半数を超える一方、強い不快感を覚える人も40%近くに達しており、好意的に受け入れている人は約7%程度にとどまっています。また、既にタトゥーを入れた人であっても、後悔をしていると答えている人が50%に近い、という結果がでています。

●タトゥーのリスク

日本では、“タトゥーは反社会的”というイメージが非常に強いのが現状です。海水浴や銭湯での“お断り”を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

また、タトゥーというのは一生ものです。そのため、大人になってから価値観が変わり、若いときに入れたタトゥーが趣味に合わなくなった、というケースもよく見られます。

ちなみに、しばしば、「タトゥーを入れたけど、嫌になったら消せばいいや」と軽く考える人も見受けられます。確かに現在では、技術の革新と共に、タトゥーを除去する手術も進歩してきました。

しかしながら、このような除去手術を受けたとしても、基本的には“完全に消えてなくなる”というものではない、と考えておきましょう。

多くの場合、ミミズ腫れのような赤い跡や、黒い線のようなものが残ります。このため、タトゥーを除去したからといって、完全にきれいな“元通りの肌”が戻るわけではありません。

また、値段も高額になりがちで、20万円~80万円程度の出費は覚悟しなければなりません。

世間的な視線と、除去にかかる費用と、そして消えない跡。これらのリスクを考えた上で、タトゥーを入れるかどうかを考えましょう。

(ライタープロフィール)

大塚朝香(フードアナリスト)/家でできるダイエットで、1年で17kg減量したアラサーライター。ファミレス勤務→葬儀会社勤務→デパート勤務を経てライターに。デパート勤務時代やダイエット時代に学んだ、「おいしくてヘルシーで安く、満腹感があってお洒落なメニュー」を編み出すのが得意。3000以上の美容記事を執筆し、100以上のオリジナルレシピを発表し、糖尿病や高血圧、メンタルヘルスにも携わってきました。母が看護師、兄が社会福祉士、姉が介護福祉士のため、医療や健康面の質問にもお答えできます。

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