東京アジサイさんぽ＃2 白山神社のアジサイと周辺のカフェ＆スイーツ5選

文京区の、のんびり穏やかな一角にある「白山神社」。毎年6月に「文京あじさいまつり」が開催され、都内のアジサイ鑑賞の穴場スポットとして話題です。今回は、アジサイとともに楽しみたい、白山エリアのカフェやパティスリーなどのグルメをご紹介します。

青やピンクの花が境内を彩る「白山神社」

白山駅から徒歩約3分。にぎやかな駅前の通りから奥まったところにある「白山神社」は、創建1000年以上の歴史を持つとされる神社です。ふだんは落ちついた雰囲気ですが、6月には境内から白山公園にかけて約3,000株のアジサイが咲き「文京あじさいまつり」が行われ、にぎやかになります。まつりの期間中のみ公開される富士塚のアジサイもぜひ見ておきたいところ。
週末を中心にイベントも開催され、日曜には歯痛止めの信仰で知られる白山神社ならではのちょっとユニークな「歯ブラシ供養」が行われます。

○第33回 文京あじさいまつり
【期間】 2017年6月10日(土)～18日(日)
【時間】 富士塚9:00～17:00、境内自由

甘いベルギーチョコレートに癒される。「アオアシカフェ」

白山駅から徒歩3分、本駒込駅から徒歩4分ほどの「アオアシカフェ」。ショーケースにはベルギーで100年以上愛される「レオニダスチョコレート」が並びます。カフェスペースではカウンターで選んだプラリネやトリュフチョコレート、季節のケーキをゆっくりといただけます。スイーツのおともには薫り高い、堀口珈琲の豆を使ったコーヒーをどうぞ。

伝統的なフランス菓子をアレンジ。「フランス菓子エリティエ」

白山駅から徒歩約5分のパティスリー「フランス菓子エリティエ」。こちらではフランスの伝統的なレシピを元にモダンなエッセンスを加えた洋菓子がいただけます。持ち帰りには焼き菓子がおすすめ。店内の奥のサロンでは、お店で焼きあげたキッシュやパイを使用したランチプレートも味わえますよ。

朝から食べられるベーグルが話題。「アンダースローカフェ」

白山駅から徒歩５分の白山通り沿いにある「ベーグルカフェ＆大衆洋食バル UNDER THROW CAFE(アンダースローカフェ)」。開放的な大きな窓とスモーキーな水色に塗られたファサードが目印です。店内にはソファー席があり、女性一人でも落ち着ける雰囲気。朝７時から夕方まではベーグルカフェ、夜は大衆洋食バルとして営業している“一日飽きないボーダーレスなお店”です。

ランチタイムの人気は具材がたっぷり入った「具沢山ベーグルサンドセット」(918円)。そのほか、15周年を迎える姉妹店のイタリアンが監修する「季節のパスタランチ」（1080円）、辛さとココナッツの香りが効いた「REDカレーセット」(1080円)などもおすすめだそう。

もちもち生地のプレーンベーグルの他に和ベーグルの「抹茶あずききな粉」や程よい甘さの「ハニーレモン」「濃厚ショコラ」など種類豊富なフレーバーベーグルもおすすめです。ベーグルはひとつづつパッケージされていて、テイクアウトもできますよ。天気が良ければ公園で食べるのはもちろん、おみやげにもいいですね。

旬の紅茶やフレーバーティでひと休み。「喫茶おとら」

街の風景に溶け込むシックな外観の「喫茶おとら」へは、白山駅から歩いて3分ほど。メニュー表を見て驚くのは、その豊富な紅茶メニューです。産地別に仕入れる旬の紅茶から、月替わりのフレーバーティーまで紅茶だけでも10種類以上がそろいます。

紅茶の王様と呼ばれるダージリンの「春摘み セリンボン茶園DJ-1」（773円）は、淡い水色に、花のような柔らかな香りとまろやかな口当たりの紅茶。あわせていただきたいのは自家製の「スコーン」（412円）です。レモンカードとクロテッドクリームが添えられた、英国流のひと皿です。

ランチメニューもあります。「喫茶おとらの魯肉飯」は、台湾でよく食べられている魯肉飯（ルーローハン）をベースに、店主が考案したオリジナル。こちらにはさっぱりした口当たりのニルギリ紅茶が相性ばつぐんです。

アレンジティーやコーヒーなどもあり、ケーキやサンドイッチのメニューも充実しています。入口に段差が無く、席の間隔がバリアフリーなのもうれしいですね。ちょっと休憩したり、考え事をするのにぜひ立ち寄ってみてはいかが？

香ばしいオーガニック小麦のパン。「ルージュ ゴルジュ」

白山通りにある「ROUGE GORGE（ルージュ ゴルジュ）」には、小麦の味を活かしたパンが並びます。フランス産のオーガニック小麦粉と自家製の天然酵母をていねいに発酵・熟成させた生地は、ふわっと香ばしい香り。イートインスペースでいただけるランチでは、一番人気のバケットがおかわり自由だそう。

今回のおさんぽMAPはこちら

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白山駅から10分ほど歩けば、300年以上の歴史を持つ小石川植物園にも行くことができます。こちらの園内にもアジサイが点在するほか、6月中旬までハナショウブを見ることもできますよ。

地元で愛されるアジサイを眺めたあとは、周辺エリアをの散策もぜひ楽しんでくださいね。