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大好きをたっぷり詰め込んだ、“大人可愛い”ウエディング@パレスホテル東京

  • 2017.6.5
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2年半の遠距離恋愛を経て、2017年3月25日に『パレスホテル東京』で式を挙げた菅原生子さん。ノーブル&エレガントな気品を大切にしながらも、大好きな“大人可愛い”エッセンスをたっぷり詰め込んだ、スウィートで華やかなウエディングをレポートします。

遠距離恋愛を乗り越えて。憧れていた『パレスホテル東京』のチャペルで挙式!


地元、岡山県の法律事務所で秘書として働いていた菅原生子さん。別の法律事務所に修習生として在籍していたご主人とは、仕事で何度かメールでやりとりをするうちに意気投合し、プライベートでも食事へ行くようになったそう。数回のデートを重ね、交際を申し込まれたときには、すでに彼が東京で就職することが決まっていたため、遠距離を前提に交際をスタート。遠距離交際中も、岡山や東京、中間地点の大阪や京都などでデートを重ね、2年半後に彼からプロポーズされました。

 
遠方からのゲストが多かったため、利便性のよいホテルに絞って会場を探したと話す菅原さん。「『パレスホテル東京』のガラス張りのチャペルに憧れていました。でも、見学日の都合がつかないこともあり、人気が高すぎて予約もむずかしいかもしれないと、あきらめかけていました」。ところが、「やはり、一度はチャペルを見ておきたい!」と訪れた見学会で、開放感のあるチャペルに感動! 皇居や丸の内のビル群など、東京らしい景色が一望できること、東京駅からのアクセスのよさなど、重視したい条件が重なっていたこともあり、見学日のその日に『パレスホテル東京』で式を挙げることを決めたのでした。

チャペル

多くの花嫁を虜にしている『パレスホテル東京』のチャペルは、繭玉をイメージしたという、モダンさと温かさが共存した空間が魅力。ふたりを祝福するように、大きな窓から光が降り注いで。

ドレス at セレモニー

桂由美さんがデザインしたウエディング・ドレスで式を挙げたというお母さまの影響もあり、『桂由美ブライダルハウス』で晴れの日のドレスをセレクト。お母さまやおばあさまから「あなたには、長袖でハイネックものが似合うはず」というアドバイスを受け、セレモニーではアンティーク調のレースが美しい長袖のレースボレロを着用。

ドレス at セレモニー

ドラマティックな長いトレーンや、ボリュームたっぷりなウエストのフリルデザインもお気に入りの理由。

ティアラ

挙式では「ミキモト」のティアラをあしらって、気品あふれるクラシカルな花嫁に。

ご両親から贈られたパールのピアス

20歳のお祝いにご両親からプレゼントされたという「ミキモト」のパールのピアスを、お母さまから借りたパールのネックレスと共に身に着けて。

ドレス at 披露宴

披露宴ではリボンのボレロへとチェンジ! まったく違うドレスにお色直ししたのかとゲストが驚くほど、雰囲気ががらりと変わって。

ドレス at 披露宴

ボレロにはバックにもリボンがあしらわれ、スウィートで華やかな後ろ姿を演出。

ヘアスタイル

ホワイトドレスではノーブルな雰囲気にしたかったので、きっちりとしたアップヘアをオーダー。イメージは宝塚歌劇団のエリザベートだそう! 白いバラのアレンジもエレガントな雰囲気にぴったり。

ブーケ

カラーを中心に、バラやラナンキュラスなど、好きな花を束ねたブーケ。ノーブルさを重視してチョイスしたというキャスケードタイプは、身長の高い菅原さんに映えるデザイン。

エンゲージメント・リング

エンゲージメントリングは『グラフ』のもの。指先をきれいに見せてくれるペアシェイプが3つ並んだ、個性的なデザインが自分らしいと思って選んだそう。

マリッジリング

マリッジリングは『ショーメ』の「リアン・ドゥ・ショーメ」。ハーフエタニティで、さらにエンゲージリングと相性のよいV字デザインを探していたところ、新作として出ていた同コレクションに出合って。

サムシングブルーのシューズ

セレモニー&挙式のドレススタイルには、彼からプレゼントされたという「ドルチェ&ガッバーナ」のパンプスでサムシングブルーを取り入れて。

ウェルカムリース&リングピロー

リングピローとウェルカムリースは、憧れの先生のもとでご主人と二人で作ったそう。理想のデザインに仕上がってお気に入り!

フラワー・コーディネート

バラやラナンキュラス、スイートピーなど、ピンクのグラデーションにパープルをプラスした、“大人可愛い”装花をオーダー。シルバーの花器や水中花、キャンドルを取り入れて洗練された雰囲気に。

ペーパーアイテム

お姉さま夫婦に手伝ってもらい、いちから手作りしたペーパーアイテム。大人可愛い、エレガント、ノーブルをキーワードに、メニュー表は憧れのエリザベートやマリーアントワネットを意識した扇形にタッセルをあしらって。席札はお姉さまがモダンカリグラフィーで手書きをしてくれたそう。

ウエディング・ケーキ

シンプルなデザインのケーキに、装花と同じピンクやパープルの花を飾り華やかに彩って。

お色直しの中座は3姉妹で

お色直しの中座は、お姉さまと妹さんがエスコート! ご両親の友人夫妻にピアノとトロンボーンを生演奏してもらいながら退場。曲は、三姉妹が大好きな宝塚歌劇団の代表曲である「すみれの花咲く頃」。

カラードレス

カラードレスは『ザ・トリート・ドレッシング 神戸店』で見つけたオリジナルブランド「リーフフォーブライズ」のドレスをセレクト。最初はネイビーやグレーなどのシックなカラーを選ぼうと思っていたものの、肌がきれいに映える、透明感のあるピンクカラーにひと目ぼれしたそう。

ヘアスタイル

カラードレスのイメージが“オーロラ姫”だったので、ハーフアップスタイルに。細めのロットでカールを残すようにクルクルに巻いたカールヘアに、「マリア・エレナ」のビジューボンネで煌めきをのせて。

ブーケ

「ドレスに絶対に似合う!」と確信したフレンチローズを中心に、ピンクとパープルのお花でロマンティックなブーケを完成。

披露宴会場

ご主人がゲストとの距離が近いパーティを希望していたことから、アットホームな披露宴が叶う会場「山吹」を選択。イメージする空間作りをしやすいという理由から、窓から外の風景があまり見えないお部屋を選んだそう。

友人へのサプライズ!

式の翌日が誕生日だったご友人のサプライズ・バースデーを決行! ハッピーバースデーの生演奏もしてもらいながら、仲良しの友人と共にお祝い。「忘れられない誕生日になった!」と友人も喜んでくれたそう。

ウエディングはテーマ次第! 潔く諦めることも大切

「ウエディングはテーマが大事」と話す菅原さん。「テーマは多すぎないこと、ぶれないことが大切。テーマに沿わないものは潔く諦めることで、ウエディングにも統一感が生まれ、素敵な式になると思います」。花嫁にとって、もっとも楽しいドレス選びも、納得がいくまで試着することが大切! 「自分の好きなデザインと、似合うデザインが違うことは知っておくべき。着た瞬間にこれだ!と思える、運命のドレスに必ず巡り合えると思います」。

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