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DIY初心者さん集合!臭くない・高発色・仕上がりはプロ級の自然塗料

  • 2017.6.4
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古くなった家具をイメージチェンジしたい、そんなときに試していただきたいのが、自然塗料、“Old Villadge(オールドビレッジ)社”の「バターミルクペイント」。下塗り不要で、ムラなく仕上げることができるので、ペンキ塗りはちょっと苦手…という初心者の方にもおすすめです。

使い心地はまるで絵の具のよう

Old Villadge(オールドビレッジ)社の「バターミルクペイント」は、牛乳のたんぱく質を主成分に、天然の成分でできた、人にも環境にも優しい安全な塗料です。木材だけでなく、屋内外の壁やブロック、金属、陶器など、様々な素材に対応。下塗り不要の水性塗料なので、絵の具のような感覚で、ムラなくきれいに塗ることができます。仕上がりはマットな風合い。時間が経過するほど、表面のざらつきが減り素材になじんでいきます。

カラーもアーリーアメリカンを感じさせる柔らかな色調が揃っています。イエローで3種類、ブルーは4種類など、微妙なカラーの違いがどれも魅力的。選ぶのに迷ってしまいます。

(写真左から)ピクチャーフレームクリーム、コーナーカップボードイエローホワイト、ドレッシングテーブルブルー、ワイルダーチェアイエロー

それでは実際に「バターミルクペイント」で塗ってみましょう

10年使ったダイニングテーブルのチェアを、バターミルクペイント“コーナーカップボードイエローホワイト”を使って塗り直してみたいと思います。

<準備するもの>
バターミルクペイント・・・画像は473mlですが、椅子1脚なら150mlでも充分です
塗りたいもの・・・今回は10年使用した椅子を塗装します
水性用のハケ
塗料を入れる容器
新聞紙など(養生用)

(1)塗装を始める前に、床を新聞紙で養生しましょう。もし塗料をこぼしてしまっても、すぐ拭けば落ちますが、塗り始める前には養生することをおすすめします。

(2)木目に沿って一定方向に塗ります。少しハケの先の力を抜くような感じで塗ると、ハケの運びがスムーズです。ムラは気にせずに塗り進めていきます。塗り方のコツは、最初にハケを水で濡らして固く絞った状態で、塗料をつけて塗ること。伸びがよく、塗りやすくなります。

(3)二度塗りします。ムラが目立たなくなり、きれいに仕上がります。一度塗りだけだと、乾いてからすぐに木目が見えてくるのですが、二度塗りしたので木目はほとんど気になりません。特に椅子は摩擦にたえられるようにしっかり塗ることがおすすめです。

(4)ついに完成です!ナチュラルな木目の椅子が、優しいホワイトカラーの椅子に生まれ変わりました。仕上がりのざらつきが気になる場合は、塗った表面をよく乾かしてから、水で濡らし絞ったティッシュで拭くとざらつきがなくなります。よごれが付いた場合も濡らしたティッシュでふきとれました。一般的におすすめしているものは、目の細かいサンドペーパーだそうですが、濡れたティッシュでも上手にできますよ。

高発色でインテリアのアクセントに!

こちらは、19年使用した丸椅子。ナチュラルカラーでしたが、何年経っても味が出なかったので、塗り直してみました。椅子をカラフルにすると、インテリアがまとまらなくなるかどうかが心配でしたが、ボトルで見たのままの発色で、落着きある風合いに仕上がりました。

いかがでしたか?今までのペンキ塗りのイメージが変わったのではないのでしょうか。ぜひ一度「バターミルクペイント」を試して、あなたの家具を生まれ変わらせてみてくださいね!
writer / stucco photo / stucco

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