大人の女性に必要なのは”女子力”より”4つの女っぷり”です♡

今やすっかり世間に浸透した「女子力」というキーワード。

色々な捉え方がありますが、美意識が高く、自分磨きに余念が無く、男性ウケも決して忘れない女性を指して「女子力が高い」という場合が多いようです。

そして、最近メディア等でよく見かけるようになった「女っぷり」というキーワード。

「女子力」との違いは何？と疑問を抱いている女性も多いのではないでしょうか？

実は「女っぷり」は大人の女性が魅力的で居られる為には必要不可欠なものなんです。

そこで、今回は大人の女性に必要な「4つの女っぷり」についてご紹介いたします！

1.ゆったりとした美しい所作

「女子力」と言えばなんとなく「キャピキャピとした雰囲気」を連想して、「私には無理だわ…」と気後れしてしまう大人の女性も多いのではないでしょうか？

確かに、それなりに色々な経験を積んだ大人の女性がいつまでもキャピキャピとしていては、傍から見たら「痛い人」と思われて敬遠されてしまうでしょう。

大人の女性を魅力的に見せる方法のひとつとして「ゆったりとした美しい所作」は是非とも身に付けておきたいものです。

例えば、落としたものを拾う時には脚を揃えて、膝をどちらか片側にたたむようにゆっくり屈んで拾ったり、グラスや携帯電話は指を揃えて添えるように持ったりなど ガサツさを感じさせない仕草を心がけるだけで美人度が何割も増します。

また、右側の髪を耳にかける時は左手で、左側にあるものを取る時は右手で取るなどの「クロス効果」は仕草を女性らしく見せるのに非常に効果的と言われています。

仕事などで時間に追われた生活をしていると、ついセカセカしてしまいがちですが、ぜひ「ゆったりとした仕草」を心がけてみてくださいね。

2.上品な「ツヤ」と「色気」

若い女性に無くて大人の女性にあるもののひとつとして「しっとりとした色気」が挙げられます。

色気というと、分かりやすく露出したファッションや濃くて艶かしいメイク等を連想する場合が多いと思われますが、そこには「上品さ」や「清潔感」がありません。

男性などから見たら「遊ぶのにはいいけど本命にはしたくないタイプ」であり、女性からは「人の彼氏に平気で手を出しそう」などと敬遠されること間違いなしです。

では、「上品さ」と「清潔感」を兼ね備えた色気とは一体どんなものでしょうか？

そこで、ドラマや映画でよく見かける30代以降の女優さんを思い出してみてください。

皆それぞれ特徴は違いますが「手入れの行き届いたツヤのある肌や髪」 「デコルテラインやうなじ、二の腕等をさりげなく露出したファッション」が連想されると思います。

顔・首・デコルテラインの色に差が無く均等でなめらかな肌や、傷みを感じさせず程よく潤ったコシのある髪は、それだけで美人に見えるほど重要なパーツです。

また、そのパーツを最大限に活かすのが、上品でありながら抜け感のあるファッションです。

とろみのある素材のシャツや、胸元がほどよく開いたニットなどで 首周りをスッキリとさせると、大人の女性にしか出せない色気を演出することができます。その際に、上質でありながら肌なじみのよい控えめなアクセサリーを着けるのもよいでしょう。

日ごろから肌や髪の手入れは怠らず、自分の身体のパーツを魅力的に見せるのはどんな服かを研究してみてくださいね。

3.落ち着いた声と話し方で大人の余裕を演出

定期的に女子会を開いて近況報告やたわいも無い話で盛り上がるのが楽しいという女性も多いと思います。

女性に人気のカフェやレストランでは、そんな女性たちが話に花を咲かせて楽しんでいる光景をよく見かけますが、遠くの席のお客さんにまで聞こえてしまうような大きな笑い声や捲し立てるような話し方は、落ち着きがない・オバサン臭い等のマイナスなイメージを与えます。

いくらファッションやメイクに気を使っていても、それだけで女性の品格を落としてしまうことでしょう。

年上の女性が好きだという男性の中には「落ち着いた声のトーンと話し方」に魅力を感じるという人も多いようで、その最大のポイントは 「ガツガツしていない大人の女性の余裕」という意見も見受けられます。

そこで、話すときにはいつもより気持ちゆっくりめを心がけてみてください。

「考えるより先に言葉が出てきてしまう！」という人は、話す前に一呼吸置くのも 良いでしょう。声の質もいつもより落ち着いて聞こえ、グッと大人っぽくなるでしょう。

4.姿勢も心も常に前向き

仕事でもプライベートでも、毎日の生活の中で嫌な事や悲しい事があり、立ち直るのに時間がかかる時もあるでしょう。

そんな時、「これ以上傷つきたくない」という思いから、つい意固地になってしまったり、卑屈になって愚痴ばかり言ってしまったり…などという悪循環にハマってしまう人も多いのではないでしょうか。

気分が落ちている時は、表情もどんよりとして視線も下向きがちになり、背中が丸くなりどんよりとしたオーラを身にまとってしまいがちです。

そうなってしまえば、傍から見て「疲れている」「くすんでいる」という印象を持たれてしまう事間違いなしでしょう。

「くすみ」や「疲れ」は生活感やオバサン臭さに繋がるので、是が非でも回避したいポイントです。

大人の女性としては、悲しい事や嫌な事があった時の自分ならではの解消法を持っておく事をおすすめします。

また、年齢を重ねるごとに経験する心の傷がどんどん深くなり、臆病になってしまうという人も多いように感じますが、過去の傷は過ぎ去った日の出来事として うまく消化できるよう、自分を労わってあげるのも良いでしょう。

心が前向きになれば、視線も前向きになり、背筋もピンと伸びて「凛とした大人の女性」のオーラがある素敵な女性になれるに違いありません。

 

美意識や自分磨きにこだわる「女子力」を高めるのもいいですが、大人の女性としては「女っぷり」を上げたほうが素敵さが格段にアップします。

女子力が「外見からにじみ出る女性らしさ」だとしたら、女っぷりは「内面からにじみ出る女性らしさ」ではないでしょうか。

今回ご紹介したのは、ほんの少しの心がけで誰にでも出来る事ばかりです。

ぜひ、試してみてくださいね。