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リバイバルでも昔とは違う!!”2017年”版「囲みアイメイク」は?

  • 2017.5.30
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目元のメイクをナチュラルにしてリップメイクを主役にするメイクがここ数年トレンドでしたが、ここにきて、アイメイクを主張させるメイクのトレンドが舞い戻ってきました。なつかしの「囲みアイメイク」も昨年冬頃から復活の兆しを見せています。そこで、そんなアイメイクは昔っぽい印象を与えないために、2017年版「囲みアイメイク」について解説します。

昔の「囲みアイメイク」をおさらい

”ブラック”のリキッドアイライナーで上下を囲む

過去の「囲みアイメイク」と言えば、ブラックのリキッドアイライナーを使って、目の周りを一周囲むようにアイラインを引くのが主流でした。目頭にも「切開ライン」と言われるラインを入れ、さらに、下まつ毛の生え際も埋めるのです。こうすることで、目の輪郭がしっかりと強調されるアイメイクの完成です。

黒目を大きくみせるため、粘膜を黒や茶で”埋める”のも流行った

下まぶたの粘膜、特に黒目の下に黒や茶のアイラインを引くことで、黒目を大きく見せるメイクも流行りましたよね。黒目の真下のみにアイラインを引くメイクをした状態で、黒目自体が目頭や目尻に視線の動きに合わせて移動をするとちょっぴり不自然になるのですが、それでも、写真やプリクラにうつる自分だけでも目が大きく可愛くいたいと思い、そのメイクをしたものです。

リップメイクは”ベージュ”

アイメイクを強調するメイクがトレンドだった時代のリップメイクと言えばこれ!色味のない唇です。リップ用のコンシーラーをつけ本来の血色を消し、そのまま口紅を塗らない女性も多発。M・A・Cのリップスティックを一人一つは必ず所持し、「シス派」・「ミス派」に分かれていたのを記憶しているアラサー世代も大勢いるのでは?ちなみに、”シス”は黄みのベージュ、”ミス”はピンクのみのあるベージュでした。

”2017年”版「囲みアイメイク」の方法

“スマッジ”が基本、くっきり囲まずぼかす

“スマッジアイ”という言葉も数年前からトレンドワードとして、雑誌やSNSなどで取り上げられる機会があるため、知っている人もいることでしょう。スマッジとは「滲み」、つまり、メイクが滲んだかの様子を作るように、わざとぼかすアイメイクです。

2017年の囲みアイには、このテクニックが必要不可欠です。アイシャドウやジェルアイライナー・ペンシルアイライナーで囲んだ後、ブラシや綿棒で、囲んだラインを滲ませるかのようにぼかすことがポイントです。そうすることで、くっきりと囲みすぎない今年らしい目元に仕上がります。

”黒以外”の色を使うのがおすすめ

昔の囲みアイメイクと言えば、有無を言わず、「黒」のアイライン!!そこに、グレーやゴールドニュアンスのブラウンなど、いわゆる”強め”なアイシャドウを合わせるメイクが主流でした。

しかし、今年の囲みアイメイクは違います。通年を通して定番となったカラーメイクと組み合わせてあげるのが粋なのです。イメージ写真では、下まぶたに白目をきれいに見せてくれる効果のあるターコイズブルーのアイラインを引いて。アイシャドウはブラウン系ですが、アイシャドウ自体に赤やブルーを使うのもおすすめ。

また、黒を使わず、すべてブラウンで囲んであげると、強い意志を感じるにも関わらず、どこか優しげな目元に仕上がります。昔の囲みアイメイクはクール派さんの定番だったのに対し、今年はクール派さんもキュート派さんも取り入れられるところが、昔との大きな違いです。

リップメイクは”ナチュラル”に仕上げる

リップメイクの色味で引き算をするのは昔と同じ。ですが、決して「血色を消す」わけではないのが、昔のメイクとの大きな違いです。グロスやティントリップなどを使用し、じんわりとした血色感のある色味を唇に加えてあげてください。目元を隠した際に「ナチュラルメイクを施している人」に見えるような色味に仕上げることがポイントです。

従来の”ベージュリップ”では、目元を隠すと「体調不良の方」のようでしたよね?そうではなく、唇だけで見た場合は、かわいらしい可憐な表情にすることが大切です!そうすることで、お顔に2つの印象が混在し、より魅力的な表情にうつるのです。

今年らしい「囲みアイ」で”存在感”のある目元へ!

「囲みアイメイク」は、目の印象を強めてくれ、女性のまなざしや意志を明確かつ魅力的に見せてくれるアイメイク法。ですが、一歩間違えると昔っぽさや、濃すぎるメイクに見えてしまうという懸念点もあります。そこで、昔の囲みアイメイクと今年の囲みアイメイクの違いを知ることで、あなたのメイクはグッと垢抜けます。

これまでのトレンドである”ナチュラル”、”抜け”、”血色”というキーワードはそのままに、ほんの少し、目元にボリュームがもどったと考えてあげるとイメージがしやすいのでは?

目元には、色味やスマッジの効果で抜け感を。そして、リップメイクはナチュラルな血色感を。これさえ意識をすれば、2017年版の囲みアイメイクは攻略可能です。このトレンドは、秋冬まで継続すると言われているので、ぜひ、今からテクニックの習得を目指してみてはいかがでしょうか。

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