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お重に盛りつけられたダンクバーガーが人気。江ノ電沿いの古民家ハンバーガーショップ

  • 2017.5.29

江ノ電の腰越駅から徒歩約1分。「SLAMs BURGER HOUSE(スラムス バーガーハウス)」は、のどかな雰囲気の商店街の一角にある、“つけダレ”で味わうハンバーガーが評判のお店です。気になるお味を確かめに、さっそくお店へ行ってみました。

築100年の古民家で味わう本格ハンバーガー

鎌倉と藤沢を結ぶ江ノ電の腰越駅〜江ノ島駅間は、電車が道路をガタゴトと走る路面区間になります。この一帯は昔ながらの商店や、古い佇まいの家が点在する昭和レトロな雰囲気。ほっとするような懐かしい街並みに溶け込んでいるのが、築100年ほどの古民家を改装した「スラムスバーガーハウス」です。

スタッフが宮大工と一緒にリノベーションしたという店は、どっしりした屋根、夏には全面開放されるガラス戸、手すりの造作が美しい縁側といった外観で目を引きます。

店内は板張りのお座敷で、高い天井や太い柱、立派な梁は古民家ならでは。お座敷には卓袱台と座布団が置かれ、時間の流れがゆるやかになるような、落ち着く空間が広がっています。

つけダレは3種類、トッピングは13種類

お店のメインメニューは和風つけダレで食べる「ダンクバーガー」(ドリンク付き1480円〜)です。注文が入ってから成形し焼きあげるパテは、肉汁がジュワっとあふれる和牛100%。カラッと揚がったフレンチフライと、自家製ピクルスがセットになっています。

トッピングはトマトやオニオン、チーズ、目玉焼き、アボガドなど13種類(各プラス50〜150円)から選ぶことができ、パテを2枚にするダブルバーガー(プラス400円)もチョイス可能。好みの味にカスタマイズできるのが楽しいですね。

つけダレは「わさび」「ジンジャー」「だしレモン」の3種類。このタレにハンバーガーを“ダンク(浸す)”していただくのがこちらのスタイルです。

日本食の伝統を取り入れた新しい形

ところで、ハンバーガーをタレに漬けるというユニークな食べ方の発想はどこからきたのでしょう。

店長の山名 諒さんに聞いてみると「日本には昔から食材をタレに漬けて食べる文化がありますよね。お刺身をお醤油につけたり、お蕎麦をつゆに浸して食べたり。それでハンバーガーはどうだろうと思いついたんです。最後までバンズがふやけずおいしくいただけますよ」という答え。

お重で提供されるのも和食を意識したから。和と洋の食文化が融合した注目のダンクバーガー、ぜひ食べてみてくださいね。地元で採れた新鮮な魚のフィッシュバーガーや、おつまみにぴったりな夜のアラカルトメニューもおすすめです。

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