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年3回のご褒美? “主婦休みの日”を実現するためのポイント

  • 2017.5.25
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こんにちは、佐原チハルです。

あれこれときりがない、家事や育児。主婦の毎日は非常に忙しいものです。

そんな日々の忙しさによる疲れを少しでも解消すべく、“主婦休みの日”が制定されているのですが、みなさまご存知ですか?

今回は、主婦休みの日にしっかりと休むために必要なポイントについて、ママたちの声を聞いてみました。

●主婦休みの日についてもう少し教えて!

主婦業って、なかなか休みという休みが取れないんですよね。「1年365日、休みがない!」という人も少なくないかもしれません。

主婦休みの日は、そんな忙しい主婦がリラックスしたり、自分のために時間を使えたりできるようにしようというコンセプトで生まれました。

提唱はサンケイリビング新聞社で、日本記念日協会にも登録されています。

主婦休みの日は1年に3回。1月25日 、5月25日 、9月25日 です。長めのお休みの少し後にやってくるという感じですね。

連休は特にバタバタすることが多いですから、うれしいタイミングです。

●主婦休みの日に休むためのポイントとは

休みの日があっても、実際に休めないのでは意味がありません。そんな事態に陥らないためのポイントについて、ママたちの声を聞いてみました。

●夫への宣言と打ち合わせ

『1か月前から「この日は家事も育児もしません」って宣言して、夫に伝えておくの。で、あとはただただ調整と準備』(30代/4歳の子のママ)

まずはしっかりと宣言し、夫にその日を意識してもらうのが大切なのだそう。

『最低限、これだけはやってね! っていうタスクについては、事前に紙に書いて、口頭でも確認しておく。いろいろ気になっちゃうようだと、休んだ気になれないし。あと、その日休めたとしても次の日が大変になっちゃうんじゃつらいから、必ず「片付け」と「翌日の準備」までを任せるようにする』

後片付けや準備って、すごく大切ですよね。

「ゴミは出すだけで終わり」「料理は作って食べるだけで終わり」など、準備や片付けへの意識が無い家事では、単なるお手伝い、メインディッシュだけつまみ食いするようなものです。

準備・片付けまで含めて家事を任せられるようになったら、パートナーへの信頼感も増しそう ですね。

●託児を利用する

『私は1人の時間より、ちょっと昔に戻って旦那と2人でデートとかしたいです。子どもたちと一緒に過ごす時間もすごく大切だけど、たまには2人の時間も欲しい』(30代/1歳と3歳のママ)

現在は保育園を利用しているというこちらのママさん。主婦休みの日には、自分も旦那さんも有給休暇を取って、お子さんたちは預けたままお出かけをしたいとのこと。

仕事が休みの分、もちろん早く迎えに行くとかはしますが、食事は外食にして、掃除も洗濯もお休みにする予定だそうです。

『再就職前、保育園を利用していなかったころも、1回だけ旦那とデートする日を作ったことがあります。うちは私も旦那も両親を頼れないので、そのときはファミリーサポートセンターの託児を利用しました。専業主婦でも、子どもを安心して預けられる場所って絶対必要ですよ』

保育園利用ができない場合、ファミリーサポートセンターやシッターなどのサービスを利用するかと思いますが、筆者からは“預ける練習をすること”をオススメしたいと思います。

信頼できる預け先かどうか 、確認するための日を設けるのです。預けたお子さんのことが心配では、休みを満喫するなんてできませんよね。

お子さんも、全く知らない場所・人よりも安心できるかもしれません。

●「主婦休みの日なんかいらない」という声も

「主婦休みなんかいらない!」というママもいました。「せっかくの休みなのに?」と不思議に思ってしまいそうですが、そのママの言葉は、こう続いたのです。

『1年に3回じゃ足りない。週休2日は欲しい! それが無理なら、せめて夫と私と、公平に毎週1日ずつとか』(30代/3歳の子のママ)

たしかに、休日が年に3日しかないというのは、企業であれば酷い話。重大な労働基準法違反です。

『日頃から夫も家事をしろ! って思う。育児も。家族の一員なんだから、家族のためにいろいろするのが当たり前のはずでしょう』

こちらのママさん、今回の会話をきっかけに、今後は最低でも月に1度程度、自主的に主婦休みの日を持ち、旦那さんに家事・育児をまかせることに決めたそうです。

筆者の家は夫の家事分担比率が高いのですが、そのせいもあってか、食器洗い乾燥機などの便利家電の導入率も低くありません。

旦那さんも家事をするようになると、便利家電の導入にも積極的になってくれる かもしれません。いいことづくめですね!

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以上、いかがでしたでしょうか。年に3回の主婦休みの日では、たしかにまだまだ不足です。

しかし、まずは“完全休み”を実施する、第一歩を踏み出してみることが大切なのかもしれません。

みなさまもぜひ、主婦休みの日にはしっかりと休み、リフレッシュできる休日を楽しんでみてくださいね。

【参考リンク】
・一般社団法人 日本記念日協会(http://www.kinenbi.gr.jp/)

●ライター/佐原チハル(フリーライター)
●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)

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