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【ニューヨーク旅】ラーメン激戦区に登場した、「シェイクシェイク・ラーメン」。

  • 2017.5.25

NEW YORK/Restaurant

ROKI Le Izakaya/六ッ木

海外版「ラーメン激戦区」となりつつあるニューヨークに、また1つ進化形ラーメンが登場した。容器に入った冷たいサラダラーメンに胡麻だれソースをかけてシェイクする、「シェイクシェイク・ラーメン」だ。
この新顔ラーメンを考案したのは、ジャパニーズ居酒屋「ROKI Le Izakaya(六ッ木)」のエグゼクティブシェフを務める萩原好司さん。萩原シェフはもともと中華が専門で、今年2月にオープンした同店では看板メニューの「鍋ラーメン」が大人気。客の目の前でアツアツのモツ鍋ラーメンを作って出したりと五感で楽しめるラーメンをプロデュースしてきた萩原さんが、夏を前に今度は客が自分でシェイクして完成させる冷製ラーメンを誕生させた。
平日ランチタイムのみ、テイクアウト限定で発売中の「シェイクシェイク・ラーメン」。容器の中に入っているのは、極太ちゃんぽん麺をベースに、トッピングとして各種野菜と黒豚ロースの冷しゃぶ、フライドオニオンとガーリック、いりごま、自家製ラー油。そこに別添えの特製胡麻だれソースをかけて蓋を閉め、30秒のシェイクタイム! 実際にやってみると(指示書に書かれた)30秒は結構長いが、頑張って振っている感じがまた楽しい。
出来上がったシェイクシェイク・ラーメンは、モチモチの太麺にソースがよく絡まって、コクがありつつさっぱり美味しい。萩原シェフによれば、普通の冷やし中華はソースが皿の下の方に落ちるが、シェイクシェイク・ラーメンは「振る」ことで空気と油分と麺が一体化する。トマトやきゅうり、ラディッシュが夏らしさを演出し、アクセントのピリ辛ラー油が暑い日の食欲を刺激してくるのもたまらない。
夏の間だけ限定発売されるこのラーメン、1つ10ドルでペットボトルのお水付き。マンハッタンを散策しながらテイクアウトし、お店の近くのマディソンスクエア・パークでランチするのにも最適だ。今年の夏は、ニューヨーカーと一緒にシェイク! シェイク!

ROKI Le Izakayaのエグゼクティブシェフを務める萩原好司さん。昨年末までニューヨークで行列のできる大人気もつ鍋店「博多トントン」で8年間料理長を務め、今年2月に鉄板焼きのベニハナの青木恵子CEOとタッグを組んで同店をオープンした。©Satoko Kogure

テイクアウトして、近くのマディソンスクエア・パークでランチ。前方にはフラットアイアンビルが。©Satoko Kogure

「シェイクシェイク・ラーメン」は、1つ10ドル。ペットボトルのお水が1本付く。©ROKI Le Izakaya

テクアウトしてそのまま外で食べるのも良し、持ち帰ってお皿に盛りつけるのも良し。©ROKI Le Izakaya

ROKI Le Izakaya/六ッ木

12 W 21st Street, New York, NY 10010
tel:1・646・383・7654
営)ランチ:12時~14時30分(月~金) ディナー : 17時~22時30分L.O.(月~土) ハッピーアワー: 17時~18時30分(月~金)
www.rokileizakaya.com

※1ドル=約111円(2017年5月現在)

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