言えば言うほどしたくなる！？男性に「浮気しないでね」が逆効果になる理由

あなたは彼氏に「ずっと一緒にいてね」「浮気しないでね」などと言ったことがありますか？
実は、こういうことを彼氏に言ったせいで逆に浮気心をくすぐってしまう、ということがあるようです。

ブーメラン効果

子どもの頃、親に「勉強しなさい」と言われれば言われるほど、何故か勉強したくなくなってしまった経験はありませんか？
これは、ブーメラン効果というものです。
心理学用語の1つで、誰かに説得されればされるほど反発したくなる心理のことを指します。
周りに反対されているカップルが、反対されればされるほど意地になったり燃え上がったりするのも有名な例ですね。
逆に、欲しいと思っていたものを店員にしつこく勧められると買う気がなくなってしまう、というのもブーメラン効果の作用。
押しつけじみた言い方や、決めつけたような言い方、図星だったときや嫌いな人から言われたときなどは、説得されることに反発したくなるようです。あまのじゃくとも似ていますね。

伝えるべきこと

ブーメラン効果を応用すると、「浮気しないでね」と言うと反発したくなる、と考えられます。
人は自由を奪われそうになるとさらに自由を求めるので、束縛すればするほど浮気をしたがる、ということです。
いつも彼を疑うようなことを言ったり、スマホを見せてと言ったり、不安がったりするのは逆効果だと言えますね。
嘘をつかれていることに気付いても気付かないフリをして、できれば心配しているフリをしましょう。
何でも自由にしていいよ！というのは、興味がないように見えて寂しいものなので、関心がある＆信じていると思わせることが大切です。

押して押して、引いて、押して、という言葉もあるように、たまには引くことも必要です。
毎日LINEや電話で連絡しているなら、１回も連絡しない日をつくるのも良いかもしれません。
ブーメラン効果は、恋愛だけでなく子育てにも使える心理なので、ぜひ覚えておきたいですね。